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独自ドメインを取得する必要性とメリットとは?

独自ドメイン、必要? イエス。その理由とは?

独自ドメイン、取ったほうがいいの?
ーー今回は「独自ドメインの必要性」についてお伝えします。

独自ドメインを取るかどうか悩んでいる人へ。

結論から言えば、取ったほうがいいです。
アクセスアップやセキュリティに大きな効果があるからです。

デメリットといえば、ランニングコストくらい。
でも、その額は年間で1,000円程度。あまり高くないですよね。

「いやいや、それでももったいない」と財布の紐が固い人は、裏技として、「エックスサーバー」のようなドメインの無料キャンペーンを行っているレンタルサーバーを利用してタダにする方法もあります。

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ラビット小田原
ラビット小田原
こんにちはラビット小田原です。
年間で100件ほどのサイト制作業務に関わってます。

「たくさんの人に安全にHPを見てもらいたい」

すべてのHPオーナーの願いのはずですよね。そのために有利な独自ドメインについて。「なぜ、必要なの?」ということをじっくりお話していきたいと思います。

この記事では以下の3つについて詳しく解説しています。

  • 復習! 独自ドメインとは?
  • 取るべき? 独自ドメインのメリット・デメリット
  • おすすめ! 信頼できる独自ドメインの専門業者

独自ドメインの取得について検討中の人はぜひ最後までお付き合いください。

ドメインとは?

ドメインとは、インターネット上の住所。
ホームページを閲覧中、ブラウザのここに現れる「ホームページのアドレス」のことです。URLと呼ばれることもありますね。

アドレスバー

ホームページを開設するとき、ドメインと一緒に必要になるのが「レンタルサーバー」。
レンタルサーバーへホームページのデータを保存することで、一般にホームページを公開することが可能になります。

ドメインはレンタルサーバーを契約すると自動的に与えられます。
でも、そのドメインは以下のようにレンタルサーバー社の名称やランダムな英数字が並ぶ形。

無料ドメイン

これだと以下の点で不利です。

  • 覚えにくい
  • どこの会社(お店)のホームページかわからない

最近はホームページを悪用した詐欺が増えているので、よくわからないドメインだと「怪しい」と思われることも。

そこで、独自ドメインが必要になるわけです。

独自ドメインとは?

独自という言葉が表すとおり、オリジナルのドメインのこと。
レンタルサーバーに与えられたランダムなドメインとは違い、自分でドメインに並ぶ文字列を決められます。

独自ドメイン

自分で名付けた独自ドメインは世界にひとつだけ。
自分専用のアドレスでホームページを運営できるので、なおさらマイホームページへ愛着がわきます。
たくさんの人に見てもらうためのアクセスアップへもさらに意欲があふれるはずです。

独自ドメインを取得するには、専門の業者を利用します。
手続きはいとも簡単。あとで信頼できる専門業者と一緒に説明しますね。

独自ドメインの取得費用は、「com」や「net」など種類によって変わります。
業者によっても若干変わるので、安いところを見つけたほうがお得ですが、信頼できる業者でないと突然ホームページが見えなくなったり、契約情報が漏洩したり、リスクがあるので気をつけましょう。

独自ドメインを取得するメリット

冒頭に挙げた無料ドメインのデメリット。
それをくつがえすことができるのが独自ドメインのメリットです。
まとめると以下の2つ。

  • SEOに有利 → アクセスアップ
  • セキュリティ効果 → 信頼感アップ

独自ドメインを取ればアクセスが増えるの?

SEOに(少し)有利

残念なことに、そういうわけではないのですが、独自ドメインはSEOに取り組む上で有利な点があります。

SEOとは検索結果の上位表示対策のこと。
取り組むほど、検索結果の目立つ位置に出るので検索経由のアクセスが増えます。

独自ドメインを取っただけで、突然、順位アップやアクセスアップが起きるわけではありません。
独自ドメインを使ってホームページを育てられることにSEOの効果を期待できるのです。

独自ドメインは持ち続けることができます。
無料ドメインはレンタルサーバーの閉鎖や移転によって失うリスクがありますが、独自ドメインは解約しない限り、レンタルサーバーを乗り換えても同じまま。

SEOの効果はドメイン単位で育つので、独自ドメインの長く持ち続けられるメリットはSEOへの取り組みを有利にするというわけです。

独自ドメインを取れば安全性が増すの?

セキュリティ効果 アップ

これも独自ドメイン自体にセキュリティ効果があるわけではありません。
独自ドメインを取得すると利用できるSSLにホームページの安全性を向上できる効果を期待できます。

SSLは、最近一般化しているセキュリティ機能です。
ホームページを閲覧時の盗聴や情報漏えいのリスクを下げる効果があり、多くのレンタルサーバーでは独自ドメイン利用者が無料での利用が可能です。

また、実際にセキュリティ効果を上げることにはつながりませんが、会社名やお店の名前が入った覚えやすい独自ドメインはお客さんを安心させます。
よくわからない文字列が並んだアドレスのホームページでお問い合わせしたり、商品を買ったりする気にはあまりならないですからね。
この点でも独自ドメインは信頼感を得ることに有利だといえるでしょう。

独自ドメインを取得する場合のデメリット

デメリットといえるほど、不利な点はないと思います。

確かに費用はかかりますが、年間で1,000円くらい。
1,000円でアクセスアップとセキュリティの効果が買えるなら高くないですよね。

例)年30円から見つかる「エックスドメイン」。
ドメインが超激安

公式)エックスドメイン 料金チェック

結局、独自ドメインは必要?

必要だといえるはず。
これまで説明してきたメリット・デメリットから明らかです。

多くのアクセスを望んでいない趣味のホームページなら無料ドメインでひっそり運営していくのもいいでしょう。
でも、本気のホームページならアクセスアップとセキュリティで有利な独自ドメインを取得して損はないはず。

独自ドメインの取得に「難しそう」と不安のある人もいるかと思います。
ご安心を。
ネット経由で申込みを済ませるだけです。

取得後の設定作業が若干手間取るかもしれませんが、レンタルサーバーと一緒に独自ドメインも提供している業者を利用すればまとめて設定できます。

独自ドメイン 注意点

注意したいのは以下の3点。

  • 早めに取る
  • 契約更新を忘れない
  • whois情報

早めに取る

独自ドメインは早い物勝ちです。
欲しいドメインが他に取られる前におさえておきましょう。

加えてSEOの面でも早めに取っておいたほうが有利です。
SEOの効果はドメインに紐づくので、アドレスが変わると効果がリセット。
早めに取って、早くからSEOに取り組める体制を整えておくのがベストです。

契約更新を忘れない

独自ドメインを取得後の更新を忘れる人がいます。
ドメインの契約更新を忘れると、独自ドメインが失効してしまいます。

ホームページへのアクセスが不能に。
たとえ一時的だったとしても、お客様からの信頼を失うきっかけになってしまうかもしれません。
ビジネス用のホームページであれば、売上という現実的な損害も招いてしまうので、契約時に更新期間をチェックし、期間満了日が近づいてくると送られてくる契約更新をお知らせするメールも見落とさないよう注意です。

whois情報

whois情報とはドメイン所有者に関する情報。
インターネット上で公開されるので、匿名でドメインやサイトを運営したい人は要注意です。

例)「エックスサーバー」のwhois情報設定画面。
whois情報

個人情報の公開を避けたい人は、代理の情報で置き換えることができます。
契約時、あるいは、ドメインの細かな設定をするときに、「whois情報をドメイン業者の情報で代用する」を選びましょう。

独自ドメイン取得の手順

独自ドメインの取り方は以下の2つ。おすすめの独自ドメイン業者と一緒に説明します。

  • レンタルサーバーと一緒に取る
  • 独自ドメインだけ取る

レンタルサーバーと一緒に取る

レンタルサーバーと一緒に取るパターンは、楽ですね。
独自ドメインも提供しているレンタルサーバー社を選べば、独自ドメインとレンタルサーバーの管理を一本化できるからです。

例えば「エックスサーバー」。
厳密にはレンタルサーバーは「エックスサーバー」、独自ドメインは「エックスドメイン」とサービス体系は別れていますが、同一会社の運営です。
でも、取得から設定まで「エックスサーバー」の管理画面でひとまとめにできます。
初心者さんでもとまどうことはないでしょう。

特に「エックスサーバー」は、レンタルサーバーを新規契約するときによく無料のドメインキャンペーンを開催しています。
その期間を狙って契約するのがおすすめです。

以下のようなキャンペーンをよくやってます。運良くタイミングが合えば逃せません。

キャンペーン

エックスサーバー 独自ドメイン無料キャンペーン中?

独自ドメインだけ取る

独自ドメインを提供する業者はたくさん存在します。

前出した「エックスドメイン」もそうです。

ロリポップ!」と相性が良い「ムームードメイン」も人気のドメイン業者としてよく名前があがります。

結論。独自ドメインは必要

費用の負担くらいが独自ドメインのデメリット。
といっても年間1,000円くらい。

月にすれば100円ほどで、アクセスアップやセキュリティ効果の向上につながる機能が利用できるようになります。
独自ドメインを取得しない手はありません。

設定方法に不安な人もいるかもしれませんが、独自ドメインの取得サイトには詳しいマニュアルが必ず用意されています。
マニュアルに沿って進めれば、それほど難しいことはないでしょう。

独自ドメイン取得後のHP作成につまづいたら?

ぜひ弊社の【ビジネスパック】をご利用ください。
月額無料、9万円〜。
料金には以下の機能とサービスがまるごと含まれています。

早わかり!ホームページを公開するまでの手順とは?

ホームページを公開したいと思っても、実際どこからはじめて、どういった手順を踏めばいいのかわからない、と頭を抱える人は多いようです。

まさか、あなたもでしょうか?

あてはまるアナタもどうかご安心ください。今回の記事では以下の3つを詳しく説明していくからです。

  • ホームページを公開するまでの手順
  • 公開に必要なスキルと道具
  • 制作会社へ依頼した場合の公開の流れ

これだけ抑えておけば、もう何をすればいいのか迷いません。しかし、さらにお得な情報が。専門スキルなしでもホームページが簡単に作れる方法もご紹介します。

ぜひ最後まで読んで、ホームページを簡単に公開するための手順を覚えていってください。

ホームページ作成の初心者によくみられる悩み

ホームページを作ると決めたら、まずやるべきはホームページの制作から公開までの手順を知ることです。

しかし、ホームページの制作に関する専門書やインターネット上の情報に目を通すと、読む気力をくじかれるほど長い文章ばかりで。なじみのない専門用語に頭が痛くなり、なかなか実践的な知識が身につきません。

そこで、まずはホームページ公開までに最低限必要なものとスキルを簡単に見ていくことにします。

ホームページ公開までに必要なものとは?

ホームページを公開する前には以下の3つが必要です。

  • ホームページのデータ
  • ホームページを公開する場所
  • ホームページの住所

逆にいえば、この3つさえ準備できればホームページを公開できます。

ホームページのデータとは?

ホームページは、以下のデータで成り立ちます。

  • HTMLという特殊な技術で作られた言語ファイル
  • ページに埋め込む画像・音声・映像などのメディアファイル
  • ページに視覚的な装飾を加えるCSSファイル
  • HPへ動きや便利な機能を追加するJavaScriptなどのプログラミングファイル

ホームページを公開するためには、まずはこれらを一式準備する必要があります。

ホームページを公開する場所とは?

インターネット上でホームページを公開する場所をサーバーといいます。

サーバーは、月々や年間で契約して利用するため、一般的にレンタルサーバーと呼ばれています。

ネットを検索すると数多くのレンタルサーバー会社がみつかります。レンタルサーバーは、使える容量や機能によって数々の料金プランが用意されています。

レンタルサーバーの選び方は以下で詳しく説明してます。また読んでおいてください。

初心者もこれでわかる!レンタルサーバーの選び方

ホームページの住所とは?

ホームページのアドレスを見てみましょう。会社名やサービス名が込められた独自性のアドレスがあることに気づきます。

例えば、このホームページは「office-totalit.com」です。このアドレスの部分をドメインといいます。

レンタルサーバーを借りると、ドメインは自動で提供されます。でも、そのドメインにはレンタルサーバーの会社名が入っていたり、不要な文字列がたくさん含まれていたり、あまり見映えのよいものではありません。

そこで利用したいのが独自ドメインです。独自ドメインは、自分でホームページのアドレスを決められる仕組みです。お気に入りの文字列をアドレスにできるので、より一層自分のホームページに愛着がわきます。

自分だけでなく、お客さまにとっても会社名やサービス名が入るアドレスの方が信頼感がありますよね。

独自ドメインには、検索経由でのアクセスを向上させる副作用も期待できます。

ビジネスでホームページを利用したい場合は、必ず独自ドメインを取得しましょう。

ホームページを公開するのに必要となるスキルは?

ホームページを公開するのに準備が必要なものは、理解できました。今度はそれをどうやって準備するのか、技術的に求められるスキルについて説明します。

ホームページを公開するには以下の3つのスキルが必要です。

  1. デザイン
  2. コーディング
  3. マーケティング

デザインスキルとは?

デザインと聞くと、何かを美しく形作るための技術と思われがちです。

ホームページを作る場合には違います。

ホームページを作成するときのデザインスキルは、情報を視覚的に伝わりやすい形にまとめる技術、また、利用者が使いやすいと感じる形を作るための技術のことをいいます。

単におしゃれに文字や画像を配置するだけでも難しいのに、上記のように「わかりやすさ・使いやすさ」にも重点を置こうとすると、さらに難易度が高まります。

ホームページをデザインする専門家をウェブデザイナーと呼びます。

ウェブデザイナーは、色の組み合わせから文字体(=フォント)のチョイス、また文章と画像の配置関係など、ホームページを訪問するターゲットの心理的な部分まで考慮し、決定します。

コーディングとは?

ホームページのデザインを、ネット上でホームページとして見られる形に変換するための作業。それがコーディングです。

コーディングには、HTMLとCSSと呼ばれるスキルを基本として、さらに高度な技術であるJavaScriptやPHPのようなプログラミング言語の技術も求められます。

コーディングの作業は、専門的な規則に従った正しい方法で行われる必要があり、わずかでも過程に間違いがあると、思い通りにホームページが表示できない失敗を招きます。

コーディングを行う人をコーダーと呼び、規模の大きなホームページの制作プロジェクトでは、デザインを担当するウェブデザイナーとは別にコーダーが存在することもあります。

ホームページを制作会社に依頼する場合

ホームページを公開するのに必要なものとスキル。知ってしまったがためにゾッとした人も多いと思います。だって、難しそうですものね。

自分ではさすがに手に負えない。そういう場合に役立つのが制作会社の存在です。

ホームページの作成をプロの業者に任せた場合の手順も把握しておきましょう。主な手順は下記のようになります。

  • ヒアリングにてホームページを見せたいターゲットやホームページを作る目的を明確化
  • ホームページ名、キャッチコピーの決定
  • 独自ドメイン、サーバーの手配
  • デザイン制作
  • コーディング
  • データをサーバーにアップロードして公開
  • 点検・更新

あなたが関わるのは最初のヒアリングくらい。あとは業者へお任せしておけます。楽なのでいいですが、もちろん高額な制作費がかかります。いくらくらいなのでしょうか?

業者へ依頼した場合の制作費用

制作費用は、作りたいホームページの規模や機能によって様々です。

ビジネスに役立てるホームページなら、少なく見積もっても30〜40万円くらいは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。もし名刺の代わりになるくらいでよいホームページなら10万円以下でも可能です。

ホームページの制作費についてはいくつか記事にしています。予算の参考にぜひ読んでみてください。

ホームページ制作費用の予算の決め方。ホームページに相場なんてない?

ホームページの相場をタイプ別に教えてくれませんか?

ホームページを維持していくためのランニングコストの予算は?

制作会社へ依頼できるほど予算がないときの解決策

ホームページに必要なものを全て準備する時間とスキルもない。専門知識の勉強は難しそう。

そうかといって制作会社に依頼する予算もない……

そんなときの救世主が、ブラウザから利用できるホームページ作成サービスです。

以下が特に利用者の多いサービス。タイプ別に3つを紹介します。

会社向けのホームページ作成 WIX

WIXは世界中で1億人を超える人たちに利用されているホームページ作成サービスです。

専門知識なしで、誰でも簡単にホームページを作ることができます。

WIXの大きな魅力は、PC、スマホ、タブレットに完全対応した500以上にもおよぶデザインテンプレート。用途別に分けられているので、自分に適したテンプレートが探しやすいです。特にビジネス向けのテンプレートが多く、会社のホームページ制作に適しています。

使い方は簡単です。メールアドレスを登録して無料アカウントを作成したら、ホームページの用途別カテゴリーを選択します。

次に使用したいデザインテンプレートを選択したら、テキストや画像などのパソコン上にあるデータを、ブラウザ上のテンプレートにドロップ&ドラッグで配置していくだけです。

お問い合わせフォーム、SNSボタン、ブログページなど、250種類を超える豊富な機能を追加し自分だけのホームページを作れます。

WIXの詳細はこちら

店舗向けのホームページ作成 グーペ

グーペ(Goope)は店舗のホームページ作成に最適なホームページ作成サービスです。老舗のインターネット関連サービス会社である株式会社GMPパペポが運営しています。

お店のオーナーのニーズに答えた機能が充実しています。お店からの最新情報・求人情報を掲載したり、お店の予約をホームページ経由で受け付けられたり、かなり本格的なお店のホームページが作れます。

集客用の機能も満載です。メールマガジンやクーポンを積極的に発行して、たくさんのお客さんにお店に足を運んでもらいましょう。

副管理者を決めておけば、忙しいオーナーに代わって他のスタッフが更新できます。お店のメンバーが一丸となってホームページを作り上げていくことができます。

実際の使い方はとても簡単。まるでWordに打ち込む感覚で簡単にページを作成できます。

最初は登録画面にて必要事項を記入します。そのあとデザインテンプレートを選択するだけ。無料・有料のテンプレートが合わせて約50種類、カラーバリエーションを含めれば約4,000種類の中から選択できます。

こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」はこちら

ネットショップの作成なら カラーミーショップ

カラーミーショップは日本最大のネットショップ(ECサイト)作成サービスです。グーペと同じ株式会社GMPパペポが母体となって運営しています。

初期・運営コストが共にかさみがちなネットショップを低価格で運営できるのが特徴です。

初期費用は3,240円、月々900円から初められ、販売手数料は0円。固定費が変動しないのは大きなメリットですね。

また、豊富に用意されたカスタマイズ可能なデザインテンプレートや、ネットショップの運営を支える350を超える機能。電話・メールによる無料サポートもついていて、ネットショップ初心者には至れり尽くせりのサービスです。

使い方も簡単に説明しておきます。

まずはアカウントの登録。それからネットショップのテンプレートを選択します。

商品の登録は専用の管理画面から行います。トップページを作成し、ひとまず売りたい商品を登録したら、特定商取引法に基づく表記、決済方法、配送方法などショップの基本設定を登録していきましょう。

ひとつひとつの設定ごとに詳しいマニュアルが用意されているので、初心者さんでも迷うことなくじっくりとネットショップの構築に取り組むことができます。

ホームページの公開手順 まずは試してみよう!

WIXは基本無料、グーペは15日間、カラーミーショップは30日間の無料お試し期間が設けられています。

期間内はそれぞれのサービスの基本機能が使い放題になり、実際の使い心地を試すことができます。使ったことのないサービスにいきなり大金を投資するのは気が引けますよね。でも大丈夫。試用期間を利用しましょう。

ホームページを公開するまでに必要なことを全部自分だけでこなすそうとすると、長い制作時間と多くの専門知識が必要です。しかし、上記にあげたホームページ作成サービスを利用すれば、誰でも短期間で簡単にホームページを作成できるはずです。

ホームページの公開に必要な手順を頭だけで勉強しようとするより、実際にやってみたほうが理解が深まります。今後、業者へおまかせする予定の人も、一度くらいは簡単なホームページを自分で作ってみてはいかがでしょうか。

以下では、今回紹介したものも含めホームページの作成に役立つサービスを紹介してます。

ホームページビルダーが難しい?もっと簡単なホームページの作り方5つ

もう買う必要なし?初心者向けのホームページ作成ソフトの選び方

お店や会社を運営している経営者なら、一度はホームページの作成を考えたことがありますよね。

自社のホームページが欲しいとはいえ、インターネットは検索に使う程度で、パソコンの操作は苦手…。お金もかけたくない。

今回の記事では、そんな社長さんや店長さんの悩みを一挙に解決できるホームページ作成用のソフトを紹介します。

特に名刺代わりのシンプルなホームページを作ることを想定し、以下の2点について詳しく説明します。

  • いろいろあるホームページ作成ソフトの違い
  • ホームページ作成ソフトの選び方

ぜひ最後まで読んで、自社の信用度をアップさせ、業績拡大も狙えるホームページの作成に挑戦してみましょう!

ホームページを制作会社へ依頼するときの悩み

ホームページを作るきっかけは、あちこちに潜んでいます。

たまたま見かけた同業者のホームページ。ふと気づいたアドレスの記載がない自社の名刺。

いまだホームページを持たない自分の状況に焦り、ホームページを作ることにした、という人もいるようです。

いざホームページの作成に着手するとき、最初に浮かぶのはやっぱりプロの制作業者の存在です。

本当ならお金を払ってプロの業者に作ってもらうのが安心。でも、初めて業者を利用する人は、きっと以下のような悩みを抱くことになるでしょう。

  • 制作費が思っていたよりも高い
  • 制作費の相場がわからない
  • 相場がわからないので予算も立てられない
  • 業者の選び方がわからない
  • 何にどれだけお金と時間をかかるのが適正なのかわからない

これらの悩みを解決するために浮かんでくるのが別の選択肢、「ホームページの自作」です。

ホームページを自分で作れば、当然、お金はかかりません。

でも、難しそうですよね。いくらシンプルなものでいいとはいっても、ダサすぎるホームページでは逆効果。会社やお店のブランドに傷を付けてしまいます。

しかし、ご安心ください。いまは便利なソフトのおかげで、初心者でも簡単にプロっぽいホームページが作れるからです。

確かに、売上や集客に貢献させたいホームページなら、プロのノウハウを頼りながら作ることを勧めます。

でも、名刺の代わりになればいい程度のシンプルなホームページなら、今は業者へ依頼せずとも素人が簡単に作れる時代です。

「安く! 簡単に! 自社ホームページを作りたい」を叶えるソフトの力

ホームページを自分で作るときに、もっとも重要なのは「やってみる」ことです。

書籍やネットで情報装備をする前に、まずは一つホームページを作ってみましょう。頭に情報を詰め込むよりも、実際に形にしてしまう方が「できること/できないこと」がわかるため、学習の近道になります。

どのホームページ作成ソフトも無料の試用期間が付いています。試しながら、どんなホームページが作れるのかを目で見て確かめてみましょう。

ホームページ作成ソフトの選び方 メリット・デメリットを比較!

ホームページを作成するためのソフトは、たくさん存在します。以下の3つに分けると違いがわかりやすいです。

  1. PCへインストールするソフト
  2. サーバーへインストールするソフト
  3. インストール不要。ブラウザから使えるソフト

結論からいえば、3つめのインストールの手間がいらず、普段使い慣れているブラウザから利用できるソフトがもっともおすすめです。

中にはこれからホームページビルダーやWordPressへ挑戦しようとしている方もいるでしょう。それらとブラウザから利用できるソフトは、どこが違うのでしょうか。メリットとデメリットを比較してみます。

1. PCへインストールするソフト

自分のパソコンにソフトをインストールして使うソフトです。

ホームページビルダーやドリームウィーバーがこのタイプに該当します。

ソフトの難易度は、ソフトごとに違います。

例えば、よく耳にするホームページビルダーは、初心者向けです。すでにデザインされたテンプレートからひとつを選択し、写真や文章を差し替える方法でオリジナルのホームページを作っていけます。

ドリームウィーバーは、プロの制作現場でもよく使われているソフトです。それだけに細かなところにまで手を加えてホームページを作っていけますが、使い方を覚える点では苦労するでしょう。

PCへインストールするタイプのソフトでは、ホームページを作る過程は手元のPCで行います。しかし、公開する段階では、ネット上に存在するサーバーとPCで、データのやり取りが必要になります。

「サーバー?」、「データ?」と頭に疑問符が浮かぶ人は、このタイプのソフトは避けておいたほうが無難です。

ページ数が多いホームページを作る場合には、中の構成を調整していくための作業が必要になります。ここも初心者さんにとって、このタイプのソフトの難所になるところです。

手元でソフトを使うだけなら簡単なのは事実ですが、最終的にHPを公開するに至るまでは専門性の高い作業が求められることも多く、複数のページから成り立つホームページをひとつ完全に作り上げようとするには苦労が堪えないでしょう。

こうした理由で特にホームページビルダーの方は初心者向けだと言われてますが、この記事ではあまりおすすめできません。

2. サーバーへインストールするソフト

WordPressに代表される、サーバーへインストールして使うソフトです。

WordPressは最近特に流行っていますね。ホームページを自分好みに構築できるところが受けています。

専門的にCMSと呼ばれることもあります。「Contents Management System(=コンテンツマネージメントシステム」のそれぞれ語の頭文字をつなぎ合わせた言葉です。

WordPressは、無料でダウンロードできます。手軽に入手できるのは嬉しいのですが、その一方で、いざ使い始めようとするとインストールの作業が若干ややこしく、初心者さんは手こずってしまうでしょう。

ただ、機能性が豊富でデザインの自由度も高く、使いこなすための学習が必要になるという前提ではありますが、どんなホームページでも作成可能です。

本当は、長く自社でホームページを運営していくということであれば、ぜひともWordPressを勧めたいのですが、今回の手早く名刺代わりのホームページを作るという目的にはWordPressは手に余るといえます。

WordPressを使うには、セキュリティやメンテナンスの知識も不可欠です。中級以上の知識をお持ちで、運営途中に生じる困難を自力で乗り越える覚悟のある方は、ぜひWordPressに挑戦してください。このブログ内にもWordPressに関連する記事はたくさんあります。

3. インストール不要。ブラウザから使えるソフト

ソフトというよりサービスと呼んだ方がしっくりとくる、このホームページ作り方。手っ取り早くネットにホームページを持ちたいなら、大本命の方法です。

ブラウザ上でサイトのデザインと公開までの作業がすべて完結できます。

ブラウザというのは、普段ネットサーフィンに使っているアプリのことです。Internet ExplorerやChrome、Safari、Firefoxが一般的ですね。

ブラウザから使えるので、インストールの手間はもちろん不要。5分で終わる登録作業のあと、ホームページをガシガシ作っていけます。

ブラウザから利用できるホームページ作成サービスとして以下の3つを選出しました。

飲食店や美容室のような店舗系のホームページに特化した機能が豊富なグーペ。
ホームページ作成サービス「グーペ」の詳細はこちら

企業や個人事業向けのデザインテンプレートが揃っているWIX。
Wixの詳細はこちら

カード決済の付いたネットショップを簡単に持てるカラーミーショップというものもあります。
カラーミーショップの詳細はこちら

向いているビジネスが違うだけで、使い方はほぼ共通してます。

最初は、用意されたテンプレートから好きなデザインを選びます。次に、写真や文章を自分用に入れ替えれば、もう完成。オリジナルのホームページがネット上で公開されています。

ホームページ作成ソフト選び方 まとめ

ホームページを自作するのがまったく難しくない時代になりました。

予算にあまり余裕がなく、ウェブ制作の知識もなければ、ブラウザから使えるソフトがおすすめです。

どれも試用期間が付いてます。まずは何ができるか試してみることをおすすめします。

初心者もこれでわかる!レンタルサーバーの選び方

ホームページを作るとき、やっぱり気になる「ランニングコスト」。

制作会社にサーバーの管理を任せておける保守サービスは、特に初心者さんにとっては心強いもの。

でも、維持費のことを考えると、レンタルサーバーを借りて自分で管理運営していくほうが安く済みますよね。

そこで知りたいのが、レンタルサーバーの種類や費用の違い。どの程度のグレードのものを借りればいいのでしょうか?

この記事では、初心者さんが悩みがちな以下の3つを詳しく丁寧に説明していきます。

  • そもそもレンタルサーバって何のために必要なの?
  • レンタルサーバの選び方
  • 初心者におすすめのレンタルサーバー

レンタルサーバー代は安いに越したことはありません。でも、安さだけで選んでしまうと、トラブルが絶えない失敗を招きます。

ぜひ最後まで読んで、正しいレンタルサーバーの選び方を覚えていってください。

サーバーとは?

サーバーは簡単に言うと、ホームページに使用されているデータを保存しておく場所のことです。

サーバーはインターネット上に存在するスペースです。ネット経由で一般の人がサーバーへアクセスすることで、サーバー内のデータ、つまりホームページの閲覧が可能になります。

サーバーは、ホームページを世間に公開するために絶対に必要なものというわけです。

サーバーを用意する方法としては2つあります。

  • 制作会社の保守サービスを利用する
  • レンタルサーバーを自前で用意する

費用と手間に着目して、2つの方法を簡単に比較します。

制作会社の保守サービスを利用する

制作会社の保守サービスとは、ホームページの閲覧状態を正常に保ってくれるものです。ホームページのデータが入っているサーバーの管理もサービスに含まれています。

サーバーは時に機嫌が悪くなります。動作が不安定になったり、悪質な攻撃にあったりして、ホームページページの公開状態を妨げるトラブルが生じるのですね。

制作会社の保守サービスを利用すれば、こうしたトラブルへの対処を任せておけます。初心者さんにとっては心強いですね。

しかし、安心できる一方で保守サービスには料金が発生します。月額管理費という名目で請求されることが多いです。

小さな規模のホームページであれば1万円。ネットショップやポータルサイトのような大規模で複雑な機能を持つホームページの場合は何十万円もします。

この月額の維持費のためサーバーを自前で用意する人が多いです。

サーバーの設定や対応などすべての保守作業を行ってくれるので安心です。

レンタルサーバーを利用する場合

レンタルサーバーは文字通り、サーバーをレンタルすることを指します。

ネットを検索するとたくさんのレンタルサーバーが見つかります。

料金は安いところで月額100〜300円。制作会社の月額管理費の100分の1程度に済ませることもできるわけです。

しかし注意したいのが、サーバーの維持です。

確かにお金の面でのコストは、制作会社の月額保守を利用するよりも抑えられます。ただ、管理はすべて自己責任が求められます。

すでに説明したとおり、サーバーを管理していく途中では様々なトラブルが生じます。そのトラブルへ対処し解決を求められるのはあなたです。

最近は、ますます低価格化が進むレンタルサーバですが、安定化のための技術的な躍進もあって、それほど頻繁にトラブルが発生するレンタルサーバーは少なくなってきています。

そうはいっても、トラブルのリスクがゼロになったわけではありません。レンタルサーバーでホームページを自己運営していく場合は、予期せぬトラブルにも自分で対応していくという覚悟が必要です。

共用/専用 どっちがいいの? レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーのサイトを見てみると、契約できるプランの違いにまず頭を抱えます。

レンタルできるサーバーにも種類があって、ホームページの規模や仕様に最適な種類を選ばなければいけないのですね。

選択できる候補としてよく見かけるのが次のものです。

  • 共用サーバー
  • ルートフリーの専用サーバー
  • マネージドレンタルサーバー
  • VPS
  • クラウドサーバー

聞きなれない用語が並ぶので、混乱しますが選び方としては簡単です。

普通に会社用や店舗用のホームページで、多くても月間50万アクセス程度なら迷わず「共用サーバー」で構いません。

共用サーバー以外のサーバーは、より多くのアクセスを目標にしている場合や、会員制のサービスのような特殊な利用方法を提供するサイトを作りたい場合に選択するものです。

使い始める前にも特殊な設定が必要になったり、初心者さんにとってはハードルが高すぎますし、実際、普通のホームページ用にレンタルしても機能を持て余してしまいます。

共用サーバーは、1台のサーバーを複数のユーザーで共有して使うサービスのことです。大規模なサイトの場合は処理がもたつき表示が遅くなったりすることもありますが、月間100万のアクセスくらいまでなら余裕で耐えきってくれます。

何か特別な意図がない限りは共用サーバーを選んでおけば間違いありません。

レンタルサーバーを選ぶポイント

レンタルサーバーを選ぶ大枠の方法はわかりました。共有サーバーを選べばいいわけです。

しかし、どのレンタルサーバー社を選ぶのがベストなのでしょうか。

実際にレンタルサーバーを選ぶときに、比較すべきポイントは以下のものです。

  • 費用
  • 容量
  • バックアップ機能
  • セキュリティ
  • 独自SSL
  • 安定性

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

費用

レンタルサーバーの料金は、月額100円という安いものもあれば、中には10,000円を超えるものもあります。

安いほうがいいように思えますが、料金には機能の充実度や安定性が反映されています。

値段だけを比較して選ぶことは難しいのですが、弊社が普段承っている、ページ数100ページまで、月間のアクセスが100万PV以下であれば、高くても月額3,000円。平均的には月額1,500円くらいで十分です。

容量

レンタルサーバーの容量は、「どれぐらいサーバーにデータをアップできるか」という上限のことを指します。

容量は数MBから数GBとレンタルサーバー社によって違いますし、同じレンタルサーバー社でも料金プランで変わります。料金を出すほど容量が増えます。パソコンや外付けのハードディスクと同じですね。

名刺代わりの小さなホームページであれば、3GBを使い切るのもやっとです。画像が多くなったとしても5GBから10GB程度で事足りることがほとんどです。

ただブログのように画像付きの記事を何年もかけて更新していく予定がある、最近流行っている動画をたくさん載せたいというような場合は、最大限容量に余裕を持っておいたほうがいいでしょう。

バックアップ機能

バックアップとはデータの写しを取って保存しておくことです。

レンタルサーバーに保存されたデータは、破損やウィルス感染などに遭う危険があります。そういうトラブルに備え、あらかじめ別の場所にデータのコピーを保存しておくことを指します。

バックアップがあれば、もしものことがあってもすぐにデータを復旧できます。最近はこのバックアップ機能が無料でついているレンタルサーバーも増えてきています。

セキュリティ

レンタルサーバーを借りる場合、一番重要なポイントと言っても過言ではないのがセキュリティです。

ハッカーによって攻撃が仕掛けられることで、データが破損したり、情報が盗まれたりする危険があります。

被害を未然に防ぐためセキュリティ対策がしっかり行われたレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。

レンタルサーバーに付属するセキュリティー機能としては、「WAF」、「IPS」、「IDS」などがあげられます。技術的にそれぞれを深く理解することは初心者さんにとって難しいと思います。

それぞれ働きは微妙に異なりますが、悪質な攻撃からホームページの身を守るという目的は一致しています。

レンタルサーバーの多くは、使用のためのマニュアルを用意しています。セキュリティ機能について詳しく説明してくれているところほど、セキュリティへの意識が高いといえます。そういうレンタルサーバーを選び、必ずセキュリティに関するマニュアルも読んでおきましょう。

独自SSL

SSLは、ホームページのセキュリティ効果を向上させるための接続方法です。レンタルサーバーで設定しておくことで、ホームページを閲覧するときの盗聴や情報の漏洩を防ぎます。

最近、GoogleがSSL設定されたホームページを検索ランキングで優遇することを発表しました。それによってSSLの必要性が今後ますます高まっていきます。

SSLには共有と独自の二種類があり、いままでは共有SSLに関しては無料で設定できるレンタルサーバーが多くありました。

ただ共有SSLでは、独自ドメインが利用できません。共有SSLで接続するページのURLが変わってしまうわけで、セキュリティ効果を高めるはずが、逆に閲覧者に対して不信感を与えてしまいます。いまいち使いにくい機能だったのですね。

それに対して独自SSLは、独自ドメインでの利用が可能です。閲覧者は感覚的にも安心できますし、実際、セキュリティ効果も得られるので、ぜひとも独自SSLの方でホームページの設定を済ませておくべきでしょう。

無料で独自SSLの設定ができるレンタルサーバーも増えています。これからSSLがさらに重要になっていくので、今のうちに無料で独自SSLを提供するレンタルサーバーを選んでおくほうがいいですね。

安定性

ホームページを24時間休みなく見られる状態に保つためには、サーバーの安定性が重要です。

安定性が悪いと、急にサーバーの動きを止める障害が起きたりします。

レンタルサーバーの物理的な動きを表す数字で「稼働率」というものがあります。高いほど安定して動いています。

稼働率は、以下の数式で計算することができます。

稼働率=(稼働時間×障害時間)÷稼働時間×100

ほとんどのレンタルサーバーでは、「99.9%」「99.99%」「99.999%」のいずれかの数値が掲載されています。

この数字を稼働率の計算式に当てはめてみましょう。「99.9%」は1年間で約9時間、「99.99%」では約1時間、「99.999%」では約5分の間、サーバーが停止していることになります。

稼働率だけを見るとさほど違いはないような印象を受けますよね。でも、実際に時間として算出してみると大きな違いがあります。

サーバーの停止時間が長ければ長いほど、閲覧できない状態が増えるというわけですから、最終的にいえば、サイト経由の売上に関わってきます。

もちろん稼働率が高いレンタルサーバーを選ぶほど、ビジネスチャンスを失うリスクも減るわけです。

サポートの種類とレスポンス

自分でレンタルサーバーを借りる場合、制作会社の保守サービスは頼れません。

何かサーバーに不具合が生じたとき頼るのは、レンタルサーバーのサポートです。

サポートには、メールや電話、チャットなどがあり、レンタルサーバーごとに対応の方法が違います。

特にサーバーの扱いに自身がない初心者さんは、必ず電話サポートが付いているレンタルサーバーを選びましょう。

また、レスポンスがよいかどうかも重要です。サーバーの不具合は、解決を急に要します。メールで問い合わせて、返事に3日も4日もかかるようでは、困ってしまいますよね。

コントロールパネルの使用感

コントロールパネルは、レンタルサーバーの設定を行う管理画面のことです。

レンタルサーバーによっては、コントロール画面の使い方が分かりにくかったり、動きが重かったりします。できるだけ直感的に、どの設定がどこに隠れているのかわかるデザインのほうがいいでしょう。

WordPress用のレンタルサーバーの選び方

最近はWordPressを利用したホームページが主流になってきています。

WordPressを利用したい場合には、上記のポイントに加えて以下のような点もチェックするようにしましょう。

自動インストール機能の有無

自動インストール機能とは、WordPressをコントロールパネルから簡単にインストールできる仕組みのことです。

WordPressを使うにはレンタルサーバーへインストールの作業が必要です。

普通に公式サイトからWordPressをダウンロードして、手動でインストールするには、初心者さんではハードルが高い作業があります。

しかし、自動インストール機能がレンタルサーバーに搭載されていれば、数回のクリックでインストールは済ませられます。

MySQLの数

MySQLは、WordPressで使用するデータを保管しておく場所です。

レンタルサーバー自体がホームページで使うデータを保存する場所なので、混乱する人もいるかと思います。

MySQLは、レンタルサーバーの中にある、さらにデータを保存しておく場所で、WordPress用のデータを特別に保管しておくスペースです。データベース、という言い方もされます。

MySQLがひとつでもWordPressによるサイトは複数運営できます。ただ、WordPressの数だけMySQLの数があったほうが、管理の面で得することが多いので、もし将来的に複数のサイトをWordPressで運営していく場合は、MySQLを複数使えるレンタルサーバーを選んでおきましょう。

おすすめのレンタルサーバー

弊社では制作案件の8割でエックスサーバーを利用しています。

理由はコストパフォーマンスの良さです。これまでにあげたレンタルサーバーの比較ポイントはすべてクリアしています。

料金も1500円からで、ときどき実施されているキャンペーンも見逃せません。初期費用半額や独自ドメイン無料が期間限定で提供されています。

どこのレンタルサーバーかを決めかねている人は、試用期間中に試してみるといいでしょう。管理画面を実際に触ってみながら、機能性や使い勝手をテストしてみましょう。

エックスサーバーの詳細はこちら

ホームページの制作をフリーランスへ依頼するときのコツ

ホームページ制作の依頼先を制作会社かフリーランスかで迷っている方はいませんか?

金銭のやり取りが発生するお仕事を発注する先ですからね。

会社として組織的に運営されている制作会社の方がフリーランスよりも、なんとなく安心できる。こうした声があります。

技術力の面でもフリーランスに対して不安を抱く人は多いですね。

極端なことをいえば、フリーランスは手を挙げれば誰でもなれます。

制作物のクオリティチェックも進行管理も全部自分ひとりで行います。技術的に未熟で自省が下手なフリーランスに当ってしまうと、質の悪いホームページをだらだら時間をかけて納品されるという恐れがあります。

しかし、当然、フリーランスの中にもきめ細かいフォローアップと確かな技術力で期待以上のサービスをしてくれる人もいます。

費用的にも制作会社へ依頼するときよりお得なことが多いので、良いフリーランスと出会えれば、安く質に優れたホームページを作ってもらえます。

う〜む。そうするとどうやって信頼できるフリーランスを見つければいいのか?

そんな疑問への回答として、今回の記事を書きました。
この記事を読めば以下の3点がわかります。

  • フリーランスの実態
  • 上手にフリーランスを選ぶ方法
  • 低価格で質の高いホームページを制作してもらうコツ

ぜひ最後まで読んで、フリーランスへウェブ制作を依頼するときに役立ててください。

フリーランスのウェブデザイナー 実態は?

ホームページを制作するスキルを持つ人をウェブデザイナーと呼びます。

制作会社で働くウェブデザイナーもいれば、個人の名前で看板を掲げ事業主として働くウェブデザイナーもいます。

フリーランスは後者ですね。個人事業主の方です。

フリーランスといっても実力や経験は様々です。

制作会社でみっちりと働いたあと実力と人脈をつけて独立。

ウェブ制作のスクールで1年間学び、卒業後に開業。

この二人が同じ土俵に立つわけです。

中には趣味の延長でいつのまにか、徐々にウェブ系の仕事を受けるようになっていた、というフリーランスもいます。

実はウェブ制作のスキルは、独学でも身に付けられます。独立するのにも免許や資格は不要です。だから、フリーランスと一括りでいっても、その実力はピンきりなのです。

だから、依頼前にしっかりと、そのフリーランスの実績を確かめておかなければいけません。

フリーランスへ依頼する前は必ず実績を見せてもらう

フリーランスのスキルを見極めるためには、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか?

この答えは簡単です。

実績を見せてもらえばいいのです。

できれば、これから作るホームページのテーマに合った実績を豊富に持つフリーランスへ依頼するのがベストです。

  • 会社の名刺やパンフレット代わりになるコーポレートサイト
  • ひとつの商材を縦長のページで訴求するランディングページ
  • WordPressを利用した情報発信型のブログサイト

この3つ以外にもホームページのジャンルはたくさんあります。また、美容業や不動産業などビジネスのジャンルも様々ですよね。

もし、あなたが不動産業を営んでいて、これから物件情報を定期的に更新していくサイトを作るとしましょう。

その場合は、WordPressの経験が豊富で不動産関係のサイトをたくさん作ったことのあるフリーランスへ依頼できればベストマッチなわけです。

フリーランスのスキルと経験を見極めるのはなかなか難しいものですが、これまでの実績をあてにすれば、どの程度の実力があるのか判断することができます。

できれば複数のフリーランスへ見積もりを依頼し、実績と実績に基づく提案力を比較しましょう。そうすることで、「こんなはずじゃなかった!」とホームページの完成後に後悔する失敗を避けられます。

情報発信を積極的にしているフリーランスを選ぼう

フリーランスの実力を見極めるため、過去の実績と一緒に参考にしたい経験がもう一つあります。

それは「サイトの運営経験」です。自分でホームページやブログを運営し、積極的に情報発信をしているフリーランスをなるべく選びましょう。

自分でもブログやSNSを活用し、アクセスアップを成功しているフリーランスなら、ただ作って終わるだけではなく、その後ホームページの運営方法についても提案してくれるはずです。

ホームページ完成後、どんなことが必要なのかは以下の記事で特集してます。参考に読んでみてくださいね。
なぜ、ホームページの更新が必要なの?アクセスアップと低予算でも効果的なホームページを作れるから。

ホームページを制作するときは、どうしても表面ばかりに目がいきます。

おしゃれな。インパクトがある。

ホームページをデザインするときに、本当によくお客さまから寄せられる要望です。以下の記事でも詳しく書いていますよ。
おしゃれ、差別化、インパクト、ホームページのデザイン失敗あるある。参考デザインの探し方。

しかし、どんな美しいデザインのホームページでも見に来る人がいなければ、その美しさは伝わりません。

つまり、ホームページをデザインするときは、見映えを美しくするということと一緒に「どんな方法でホームページへ集客するか」ということも考えておかなければいけないのですね。

集客方法。じつは、これに長けたフリーランスのウェブデザイナーはあまり多くありません。なぜなら、サイトの運営実績がないからです。

効果的な集客方法は、実際自分でサイトを運営してみないかぎり、学べません。

積極的に情報を発信しているフリーランスなら、サイトのアクセスを気にして、集客方法について知見を深めていることが期待できます。また、情報に対してアンテナが高いということは、新しい技術も前向きに取り入れているはずです。

できるなら、こうした集客方法や新しい技術に詳しいフリーランスに任せてみたいものです。

フリーランスによって得意なスキルに差がある

すでにフリーランスによって実績に偏りがあることは説明しました。極端にいうと、不動産業のランディングページばかり作っているフリーランスというのも存在します。

もうひとつ、フリーランスの偏りについて知っておくと依頼先に失敗しません。

フリーランスによって得意な業務が異なるのですね。

例として、ホームページの制作に関わる業務を以下の4つに分けてみました。

  • 企画:ホームページの構成やデザインの方向性を決める
  • デザイン:ホームページの見た目を美しく形作
  • コーディング:プログラミングの技術でホームページをインターネットに公開できるようにする
  • SEO:ホームページのアクセスアップ対策をする

制作会社は組織的に働くため、それぞれを専門に担当する部署があります。一方でフリーランスはひとりですべての業務を担当します。

あらゆる技術に精通している凄腕のフリーランスもいることは事実ですが、ほとんどのフリーランスは、どれかひとつ得意な業務があるだけです。

だから、依頼先を選ぶときは、完成したホームページへ期待する効果と得意分野が一致しているフリーランスを選びましょう。

「美しいデザイン」を重要視しているのならデザインが得意なフリーランス。

「アクセスアップを通して売り上げを伸ばしたい」のであればSEOやリスティング広告など、マーケティングが得意なフリーランス。

フリーランスの過去の実績をヒントに、フリーランスのプロフィールを深く掘れば、何が得意なのかおおよそ把握できるはずです。

長く付き合っていけるフリーランスを選ぼう

組織的な営利を追求する制作会社と違い、フリーランスは人対人の付き合いになるのがポイントです。

フリーランスは事業主です。費用や制作の方針・方法など、すべて個人の裁量で決定できます。そのため、予算や納期の相談など柔軟に対応してもらえることが多く、融通が利きやすいのですね。これがフリーランスを頼るときの大きなメリットのひとつです。

それに加え、てフリーランスは退職がありません。廃業するまでの長い付き合いを期待することができます。

長い付き合いになればなるほど、お互いの好みや癖がわかります。

ホームページでいえば、デザインの好みやホームページの活用方法が多くの言葉を語らずともと理解しあえるようになります。

ホームページは、一度作ったら終わりではありません。完成後運営に入る修正や更新作業が発生します。さらに長く運営が続くと、リニューアルする機会も訪れます。この間、親身にサポートしてくれるフリーランスの存在は心強いはずです。

フリーランスだからといって、上から目線の依頼方法は止めよう

フリーランスへホームページを依頼するときのメリット。費用が安く済む、柔軟な対応をしてもらえる。これらは確かに事実です。

しかし、相手が個人事業だからといって、足元を見た交渉の仕方は絶対にやめるべきです。

しつこく交渉すれば、親身なフリーランスは断りきれず値引きをしてくれるかもしれません。しかし、一時的に安くしてもらったとしても、長い目で見ると損を招く場合が多いのです。

もう何度もいいましたが、ホームページは作ったら終わりではありません。

完成後に予期せぬ不具合が生じることもあります。更新時のちょっとしたミスでホームページ全体が表示不可能になってしまった。そういうことが珍しくなく起こるのですね。

ホームページを作ったはいいが、ぜんぜんアクセスが増えない。このままじゃビジネスが致命的な危機を迎える。こういう場合もあります。

こうしたときに一番頼りになるのが、ホームページの制作者です。

長く信頼できる関係を気づくためには、お互いにメリットがあることが重要です。

目先の利益ばかりを求めた交渉の仕方は、フリーランスとの関係にヒビを入れます。下請け扱いは止めて、お互いに長く気持ちよく続けられる関係を目指して、思いやりを持った条件で取引を行うようにしましょう。

ホームページの制作を依頼するのなら、フリーランス?それとも制作会社?

そもそも、フリーランスと制作会社という業態だけ比較することに、あまり意味はありません。

フリーランスの中にも技術や人間性に差があるように制作会社もまちまちです。

オールイットにもよく、「今の制作会社から移行したい」という相談が寄せられます。対応が遅い、維持費が高いと契約中の業者に対しての不満は様々です。制作会社なら安心と言い切ることができない証拠です。

制作会社の数も多くなり、競争が激化。突然潰れてしまう制作会社もあります。

ここまでフリーランスを選ぶときのコツとしてポイントを説明してきました。実はぜんぶ制作会社を比較するときのポイントとしても応用できます。

重要なのは、過去の実績が豊富で自身でもサイトの運営経験を持っている相手に依頼することです。

依頼先を選択するときは、とにかく値段だけに目が行きがちですが、実績や経験、またメール・電話への対応方法などもしっかりと比較することが大切ですね。

最低限これだけは!ホームページ制作業者へ外注するときのチェックリスト

見積もりを依頼するとき業者に何を伝えるべきかわからない。
何を比較して外注先の業者を決めればいいの?

特に初めて業者へ外注する方からよく聞く悩みです。

あなたも同じような悩みに頭を痛めてはいませんか?

今回は、そんな悩みを解決します。

ホームページの制作を業者へ外注するときの注意点について書きました。

正しい見積依頼の方法だけでなく、信頼できる制作会社を見つける探し方も身につけられます。

これから初のホームページ外注へ挑戦しようとしている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

制作会社へ見積を依頼するときに最低限決めておくこと5つ

どんなホームページでも制作を外注するときは、まず見積です。

事前に以下のポイントを決めておけば、制作会社はかなり具体的に見積もってくれるはずです。

  • 予算
  • 納期
  • 目的
  • ターゲット
  • 参考のホームページ

以上の5点が明らかになっていると、業者は見積しやすくなります。あなたの作りたいホームページがどんなものなのか正確に把握してもらえます。

発注側と受注側で、目指すホームページが正確に共有できていないのは危険です。

制作が進むにつれ徐々に新しい決め事が出てきて、その度追加で費用も発生します。最終的な費用は見積時よりもだいぶ大きくなってしまいます。

見積のときに明確になっていないものに、あとあと追加で費用がかかってしまうのは、実は仕方のないことです。

ホームページの制作費は、作業の質と量によってきまるからです。当初予定されていない作業が増えれば、その分のお金も増えてしまうのは、避けられません。

ただ、それが当然だとはいっても、見積のときとぜんぜん違う金額になってしまうと、お客さまの立場ではやっぱり不審に思ってしまいますよね。

こうしたお金のトラブルを避けるためにも5つのポイントは役立ちます。制作会社があなたの作りたいホームページをできるだけ理解できるよう、見積時に伝えるのがおすすめです。

予算。いくらまでお金をかけられる?

ホームページの制作にかかるお金は、「初期費用」と「ランニングコスト」に分かれます。

はじめて制作を外注する場合は、初期費用もランニングコストもどの程度がいいか見当つきませんよね。

でも、「安ければ安いほどいい」は、ホームページ制作会社からすると、一番困ってしまう予算の告げ方です。

安さを求めるならば、ホームページは無料でも制作できるからです。

以下には無料でホームページを作れるサービスがまとまっています。とにかく安く作りたい人は、一度覗いてみてください。

嘘みたいだけど本当!ホームページビルダーより簡単なホームページの作り方5つ

つまり、できるだけ安くと希望されれば、極端な話、「タダ」でも可能なわけなのですね。

だから、ベストな予算の伝え方はこうなります。「この予算の範囲内でこういうホームページが欲しい」という言い方です。

もし適正な予算が分からなければ、ホームページを経由した売り上げの月間目標を考えてみるといいでしょう。月間目標にもとづき、制作にかけたお金をどのくらいの期間で回収したいのかを計算すれば、適切な予算を求められます。

例えば、売り上げの月間目標が10万円。3カ月程度で制作費を回収したい。

この場合は、「初期費用は30万円、ランニングコストは1万円」という予算になります。

ホームページの予算や相場については、以下の記事も読んでみてください。ここでは書ききれなかったことが丁寧に説明されています。

ホームページを維持していくためのランニングコストの予算は?
ホームページ制作費用の予算の決め方。ホームページに相場なんてない?
ホームページの追加料金とは何のこと?見積書の他に制作途中で発生する費用があるの?

納期。ホームページをいつまでに公開したい?

制作期間は完成するホームページの質に影響します。

テンプレートを利用すれば1週間程度での完成も可能です。

一方で、お客さまと制作会社が対面でヒアリングを行い、一歩ずつ双方で確認しあいながら制作していく方法の場合、1~2か月くらいの制作期間は当たり前です。

実績が豊富で人気のある制作会社は、多数の依頼が殺到します。申し込み直後に着手が難しいこともあるので、納期に余裕をもって、制作スケジュールを組んでおくことが大切です。

目的。なぜホームページを作りたいの?

「何を当たり前のことを?」と思うかもしれません。

しかし、ホームページを作る目的が明確になっていないまま制作へ入ってしまう失敗は多いのですね。

あなたははっきり、〇〇のためにホームページを作りたい、といい切れますか?

例えば。

積極的に新規顧客や見込み客を獲得したい。

あるいは、

名刺代わりに会社名で検索にヒットできるようにしたい。

こうした目的がはっきりしているほど、どんなデザインが適切なのか、またどんな情報をホームページへ掲載すればいいのか、制作会社は計画しやすくなります。

ホームページを作る目的は、ホームページの質を左右する重要なポイントですので、必ず最初に明確化しておくようにしておきましょう。以下の記事なんて参考になるかと思います。

なぜホームページが必要なの?うちの会社も作るべきメリットがあるの?

ターゲット。ホームページを誰に見せたい?

ターゲットとは、「ホームページを見せたい相手」のことを指します。

できるだけたくさんの人に見てもらいたいのはもちろんです。

しかし、ターゲットの範囲を広げすぎてしまうと、結局どのお客さまにも印象が残らないホームページになってしまう恐れがあります。

ホームページのターゲットの考え方は以下でも詳しく説明しています。また読んでみてください。

ホームページのターゲットを決める方法。決めないとデザインもSEOも失敗する理由
初めてのホームページはターゲットと目的、ホームページの種類から考えると進めやすい

集客方法。アクセスアップはどうするの?

ターゲットを決めたら、次はどんな方法でそのターゲットをホームページへ集客するかを考えます。

集客方法として代表的なものをあげてみます。

  • SEO
  • リスティング広告
  • ブログ
  • SNS

それぞれの集客方法にメリットもあればデメリットがあり、会社の色や商材の特徴によっても利用できる方法が変わってきます。

アクセスがないホームページは存在していないのと同じです。

どんな集客方法があなたのホームページにマッチしているか、判断が難しい場合は、外注先の業者に相談してみてください。専門的な視点でアドバイスがもらえるはずです。

集客方法については以前も書きました。以下の記事が詳しいです。

ホームページのアクセスアップ。集客方法はどれを選ぶ?

参考のHPはどれ?

同業他社でライバルになりそうなホームページ。

作りたいイメージに近いデザイン。

ホームページを作る前にいろいろとピックアップしておきましょう。

参考のホームページを探すとき、ぜひ注意したいのが、「使いやすさ」です。

美しいデザインや、あっとおどろくような動きを見せるホームページを見ると、「私もこんなホームページが欲しい」と思ってしまいます。

しかし見た目が美しくても、使いにくければお客さまはアクセスしてもすぐに離脱してしまいます。

特に最近はスマホからのアクセスが増えています。スマホの小さな画面でも、訴えたいことがわかりやすく伝わるようなデザインがベストです。

参考ホームページを探す時は、お客さまの目線に立ち、利用しやすいホームページを選びましょう。

具体的な参考デザインの探し方は以下でまとめています。

おしゃれ、差別化、インパクト、ホームページのデザイン失敗あるある。参考デザインの探し方。

見積はかならず複数社へ依頼する

これまで説明してきた5つのポイントを用意できたら、いざ外注先を探します。

見積もりを依頼するのはなかなか手間のかかる作業なので、「1社だけでいいや」と思う人が多いのですよね。

しかし見積もりは、必ず複数社へ依頼しましょう。

なぜなら、同じ条件でも制作会社によって費用と作り方が全然違ってくるからです。

複数の業者を比較することで、より条件に合った業者を選ぶことができます。

比較するときには金額にばかり目が行きがちです。見積額と一緒に以下の点にも注意してくらべてみましょう。

  • デザイン・構成など提案の具体性
  • メールや電話など担当者の対応方法
  • 返事の早さと質などサポート体制

こうしたことを比較すると金額には現れない制作会社の質が見えてきます。

見積を複数社へ依頼することを「相見積」といいます。相見積について以下で詳しく書いているので、また読んでおいてください。

ホームページの業者で失敗しない方法。相見積を依頼して提案内容を比較する

見積を依頼するホームページ制作業者の探し方

見積もりを依頼する際のポイントは分かった。

でも、見積もりを依頼するホームページ作成業者はどうやって見つけたらいいの?

まずは、検索エンジンで探しましょう。Yahoo!やGoogleのような検索できるサイトのことです。

検索でしっかりヒットするというのは、ネットでの集客方法に詳しいことの証拠です。検索エンジンでヒットする制作会社であれば、アクセスアップの具体的な方法もアドバイスがもらえるはずです。

また、検索でヒットする制作会社は、自らネット上で積極的に情報を発信しているところが多いです。新しい技術の取り入れにも前向きに取り組んでいるので、スマホへの対応方法やSEOのテクニックなど、今の時代に合うノウハウを持っています。

一方で電話営業をベースにした制作会社もいます。間違っても、選ばないように注意しましょう。

電話で営業が必要だということは、ネットで集客できていないことを表しています。ネット集客が苦手な制作会社へ外注したら、どんなホームページができあがるのか? 答えは言わずとも……おわかりいただけるはずです。

信頼できるウェブ制作業者を見つける方法は以下でも特集しています。続けて読んでみるといいですよ。

評判の良いホームページ制作会社の選び方ってあるの?

個人事業の形態でウェブ制作を請け負うフリーランスも、利用方法を工夫すると質の高いホームページを安く作ることが可能です。

例えば、ウェブデザインだけでなく、ライターや翻訳家などが集う「Lancers」というサイトがあります。

フリーランスに様々な仕事を依頼できるポータルサイトです。

ホームページの制作を個人で請け負うフリーランスデザイナーがたくさん登録しています。プロフィールを覗くと実績を公開しているデザイナーもいます。

自分の案件に合いそうな実績を豊富に持つフリーランスが見つかったら、声をかけてみるといいですよ。

事業主でもあるフリーランスは、すべての業務に関して裁量権を持ってます。費用やスケジュールなど融通を効かせて相談に乗ってくれることが期待できます。

費用的にもお得な場合が多いです。

どっしりとした事務所を構え、スタッフも多く抱える制作会社と比較すると、家賃や人件費などフリーランスの場合は、営業コストが安く済みます。その分、良心的な値段設定で対応してくれます。

注意したいのが、できあがるホームページのクオリティです。

フリーランスといってもスキルのある人もいれば、実績のないまま独立開業する人もいます。

lancersのようなお仕事受注サイトは、匿名でも取引できるので、突然連絡が取れなくなるということもありえます。

実際、制作会社にも悪質な業者がいるので、フリーランスだから、技術や対応が不安とはいい切れません。

制作会社、フリーランス、ともに過去の実績をしっかり見て、信頼できる外注先なのか慎重に判断するべきです。

ホームページを外注するときのチェックリスト まとめ

外注先の業者を見極めるのは、特に今回が初めてのホームページという方には、難しいでしょう。

まずは、今回挙げた5つのポイントに絞って、目指すホームページの要件をまとめます。

それから、ネット検索で目星を付けた業者へ伝えてみましょう。

見積の金額と一緒に提案された内容、また、対応方法や過去の実績を比較すれば、信頼に値する業者を見つけられるはずです。

起業するのにホームページは必要なのか?

起業するときはいろいろとお金も手間もかかりますよね。

登記代、事務所の保証金、雇用にかかるお金。予算不足を理由にホームページの制作を諦めようとする気持ち理解できます。

でも、今の時代、ネットで検索して出てこない会社はお客様からの信頼を得られません。

名刺の代わりになる程度のホームページなら、実はそれほどお金はかかりませんよ。無料でも作れるくらいです。

この記事でその低価格でクオリティの高いホームページを制作する方法を紹介します。

特に予算を理由にホームページの制作に迷う方はぜひ最後まで読んでみてください。

起業時になぜホームページが必要なのかを理解し、起業したての会社にふさわしいホームページの作り方がマスターできます。

なぜ、起業にホームページが必要なのか?

冒頭ですでにお伝えしたとおりです。

起業にホームページが必要な理由は、「ネットで情報の出てこない会社は信用されない」からです。

スマホの普及でネットがさらに身近なものになりました。テレビを見ていても、ベットで寝転んでいても、電車に揺られていても、いつでもどこでもインターネットに接続できます。気になったことはすぐに手元で調べられるのです。

一般のお客様であっても、取引先であっても、新しい会社名や商品名を知るとまずはネットで検索してみるのが普通の行動となっています。

検索してみたけど、ぜんぜん情報が出てこなかった。

そんな会社だとお客様に怪しく思われてしまいます。

逆におうかがいしたいくらいです。あえて、ホームページを作らない理由はなんでしょうか?

起業となると、事業そのものの準備はもちろん、オフィスの準備や税金対策など、「やることが多くて精一杯!とてもホームページの作成まで手が回らない!」という方も多いと思います。

しかし、ホームページがなければ、起業後のビジネスチャンスを大きく失ってしまうリスクがあります。

これは、ネットを利用した集客を考えていないビジネスでもあてはまります。

お客様はまず検索します。検索してホームページを見ると、会社の事業内容やどんな取引をしているかがわかりますし、そうした情報を見て初めて会社の存在を信用してもらえるようになります。

つまりホームページを持っていないということは、「新しいお客様や取引先に信頼してもらうチャンスを逃している」ということ。

起業後はいかに新規のお客様を獲得していくかが勝負です。だからこそ起業と同時にホームページを作っておくべきなのです。

信用照会ができるだけのホームページであれば、大掛かりな制作準備は不要です。会社の事業内容や所在地が明らかに伝わる内容であれば十分です。

それくらいのホームページなら予算的にも少なく済みます。

ホームページを持たないあなただけの特別な意図があれば無理強いはしませんが、同業他社の多くが独自にホームページを持っている業界のビジネスを起すのであれば、あなたも漏れずにホームページを作るべきです。

起業用のHPならお任せください。月額無料で10万円以下のHPとは?

素人が手作りしたようなHPも信用できない

会社の事業内容と所在がわかればいいだけなら、手作りしたホームページでもいいの?

いえいえ、いかにも素人が作ったような印象のホームページではかえって逆効果を生みます。

最近はITの技術が日進月歩の勢いで進んでいます。一昔前は専門知識が必須のホームページ制作でしたが、いまは誰でも美しく見やすいホームページを簡単に作れる時代です。

そんな中、一目で「これは素人が作ったな」と思われてしまうようなホームページを作ったらどうなるでしょうか。

インターネット状は比較の世界です。

検索すれば、一発で比較が可能です。ネット上の看板ともいえるホームページが素人臭さ全開ならお客様はがっかりします。「この会社はホームページ制作に回すお金がないのかもしれない」と思われてしまうかもしれません。

名刺代わりのホームページに何十万、何百万円の制作費は必要ない

単に名刺代わりのホームページであれば、美しいデザインと使いやすさがあれば十分です。

そんなホームページは今の時代無料から、高くても10万円あれば作れます。

ホームページの制作費用に何十万、何百万かかっていた時代は過ぎ去りました。いまでも、ホームページ作成業者に依頼するとホームページの規模によっては何百万と費用が掛かることもあります。

ホームページを制作することについてあまり事情を知らない方の中には、なぜかこういう高額な制作会社へ名刺代わりのホームページを依頼していることもありますが。

以下のようなサービスを利用してみましょう。

起業前の忙しい状況下でもさくっと独自のホームページを開設できます。デザインも、そのへんの格安業者へ依頼するくらいなら、よっぽどクオリティの高いものを作れますよ。

飲食店ならグーペがおすすめ

グーペは特に飲食店や美容室・エステサロンなど店舗ビジネスに向けたホームページ作成サービスです。

PCが苦手でも、専用の管理画面から、お店の基本情報を入力していけば、あっという間にホームページを公開できます。

デザインはテンプレートから選べます。お店の雰囲気に合わせて選びましょう。デザインの専門的な知識がなくても、見やすくておしゃれなホームページにできるのがポイントです。

また店舗系のビジネスに欠かせない以下のような機能も付いてきます。

  • 営業カレンダー
  • お知らせ
  • クーポン
  • ブログ

単にお店の所在地を伝えるだけでなく、本格的な集客用にも利用できるわけです。

こんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」

一般企業ならWIX

Wixもグーペと同じような方法でホームページを作成できます。

HTMLやCSSといった専門知識は不要です。デザインテンプレートの数は500以上も選択肢があるので、様々なビジネスに対応できます。

初心者でも簡単HP作成!無料のWIX

物販事業ならネットショップの開業も考えてみては?

物販事業で起業を予定している場合は、企業と同時にネットショップを始めてみるのはいかがでしょうか。

オフラインと合わせてネット上に販路を確立できるので、売上に良い影響を与える可能性があります。

すでに紹介したグーペやWIXでもオプション機能としてネットショップを作成できますが、やっぱり専用のサービスのほうが痒いところに手が届きます。

ネットショップ初心者の方は練習がてら無料のBASEを使ってみるといいでしょう。ネットショップへの集客から購入済みのお客様へのアフターフォローまで一貫した機能を利用できます。

無料でネットショップ開設 BASEはこちら

WordPress

最初の設定が少しハードルが高いのですが、WordPressもおすすめしたいホームページ制作方法の一つです。

WordPressのメリットはなんといっても更新のしやすさです。

ネット上で影響力を確立させるには、積極的な情報発信が求められます。

WIXやグーペでも更新機能は付いているので、情報発信は可能ですが、大規模なホームページの運営には向いていません。

WordPressであれば、仮にページが何百ページと増えても、管理しやすい仕組みが備わっています。

起業の初期からどんどんホームページを更新して情報を発信していくことで、ネット上での企業価値を育てていくことができます。地道な取り組みにはなりますが、検索経由のアクセスを増やすSEOの効果を付けていくことにもつながります。

WordPressを使ったホームページの作成方法は以下で詳しく特集しました。

本当に初心者でも簡単?WordPressでホームページを作りたいときの作り方

独自ドメインは必ず早めに取得しておこう

いずれの方法であっても、必ず早めに「独自ドメイン」を取得しておくようにしましょう。

なぜなら独自ドメインはネット上でブランドを築いていくために欠かせないアイテムだからです。

独自ドメインはインターネット上の住所のようなものです。独自ドメインを取得しておくことで、自分専用の住所を確保しつづけることができます。

例えばWIXで作ったホームページに嫌気が指して、制作会社へ新しくホームページを作ってもらうことになったとします。

独自ドメインを取得しておけば、アドレスを変えずに済みます。

お客様はアドレスを信じてホームページを訪問します。アドレスが変わらなければ、継続してリピートしてもらえます。

また、SEOの効果も継続できます。SEOは検索結果の上位表示へつながる取り組みのことです。

SEOの効果はアドレスが変わってしまうと、失ってしまいますが、独自ドメインをとっておくことでそのリスクはなくなります。

また独自ドメインを取っておけば、「info@」などの公式メールアドレスを作れるところもメリットですね。

これからビジネスを展開していくことを考えると、ホームページのアドレスもメールアドレスも固定で事業専用のものを持っていたほうが便利です。

独自ドメインは早い者勝ちです。自分の好きなアドレスを奪われる前にできるだけ早い段階で取得しておきましょう。

予算がない。でも本格的なHPを作りたいなら助成金・補助金を利用

「ホームページが必要なのは分かったけれど、なかなかその費用が捻出できない…」という場合は、助成金や補助金を利用してみてはいかがでしょうか。

補助金・助成金とは、国や地方公共団体から受け取ることができる返済不要なお金のことです。ホームページを作成するために利用できる助成金や補助金の制度も見つかりますよ。

小規模事業者持続化補助金 販路開拓などの取り組みに対し50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出ます。
ホームページ作成助成金(足立区) 足立区内に主な事業所がある中小企業者を対象に助成対象経費の半額で上限7万円まで助成金が出る制度です。
中小企業ホームページ作成費補助金(中央区) 中央区内の中小企業や個人事業主の方が新しくホームページを作成する場合、補助金を出す制度です。

上記は検索してみて、ぱっと見つかったものだけです。事業所が所在する地区行政のホームページを探してみるといいですよ。

結局、起業にホームページは必要なのか?

これまで説明してきたように、起業する場合、やっぱりホームページは必要です。他に優先事項の高い手続きやお金の工面がある場合、どうしても後回しになりがちですが、お客様や取引先からの信頼を得ていくという点では、かなり重要な役割を果たします。

予算がなければ、安価なサービスや行政の助成制度を利用したり工夫の余地はあります。ぜひ上記で紹介した方法をチェックして、一番適した方法を検討してみてくださいね。

HTML/CSSだけじゃない!「ホームページの作り方」の選び方とは?

実は、ホームページの作り方はひとつだけじゃありません。

自分で作る場合はスキルに合わせて、制作会社に依頼する場合は予算に合わせて、ホームページの作り方を選びましょう。

作り方が変わると、できあがるホームページのデザインや機能にも差が出ます。

例えば、最近よくいわれるのが、「ホームページのアクセスアップを成功させるには更新の質と数が重要だ」ということです。

積極的にホームページの内容を更新し、検索者へ役立つ情報を発信することが、検索エンジンからの評価を高め検索上位を実現するからです。

しかし、もしホームページが更新できない仕組みで作られていたら、どうしましょう?

更新によるアクセスアップの効果は期待できませんよね。

逆に、アクセスアップを求めていないホームページであれば、更新できない作り方でも全然問題はないわけです。

このように作り方が変わると、「ホームページでできること/できないこと」も変わってきます。

そこで今回の記事の内容が役立ちます。

一般的によく使われるホームページの作り方を4種類取り上げてみました。

  • HTML/CSS
  • HTMLテンプレート
  • WordPress
  • レンタルホームページ

あなたが求めているホームページに最適な制作方法はどれでしょうか?

それが、今回の記事を読むとわかります。以下を読んで、それぞれのメリットとデメリットを比較してみてください。

作り方からご相談ください!月額無料のHP作成とは?

HTML/CSS

HTML/CSSはもっとも基本的なホームページの作り方です。

ホームページの細かな部分からひとつずつ手作りしていく作り方で、自由なデザインが可能です。構成や内容も思った通りに作っていくことができます。

家を作る場合の、大工さんが柱から内装まで自分の腕ひとつで手がけていくことをイメージしてみてください。

HTML/CSSを駆使すれば、自由にホームページを設計し構築していくことはできますが、どんなデザインになるかは制作者の腕しだい。

初心者の場合は、最初から人前に出せるクオリティのホームページを作るのは難しく、特にビジネス目的のクオリティを実現するには、かなりのスキルアップが求められます。

HTML/CSSを使いこなすためには、数多くの特殊なルールを覚えなければいけません。やりたいことが出てくるたびに、その方法を調べマスターする時間と手間が必要になってしまいます。

さらに注意したいのは更新方法です。

制作会社へ作ってもらったHTML/CSSのホームページに手を加えるには、それを作った制作会社と同等のHTML/CSSのスキルがいります。

名刺代わりとして固定的な情報を提供するホームページであれば更新できなくても問題ありません。

しかし、積極的に更新する予定がある場合は、以下で紹介するWordPressを使ったホームページやレンタルホームページの方を検討したほうがよいでしょう。

更新しやすいHPならお任せください!月額無料のHP作成とは?

HTMLテンプレート

HTMLテンプレートとは、あらかじめ必要なHTMLとCSSのデータがセットになったものです。

HTMLテンプレートのメリットはなんといっても時短です。

すでにデザインと各ページに掲載する情報のレイアウトが決まっており、写真と文章を入れ替えるだけでホームページを完成できます。

デザインの選択肢が多いところもHTMLテンプレートの利点です。

会社用、飲食店用、フリーランス用など様々なデザインの中から自分の好きなものを選べます。

時間をかけずに質の高いデザインでホームページを公開することが可能なわけです。

一方で、もちろんデメリットもありますよ。

HTMLテンプレートはネット上で一般に配布されています。利用者が手を加えやすいデザインが多いので、同じテンプレートを使っていると、どうしても似通ったデザインになってしまいます。

そうかといって、HTMLを使いながらオリジナリティを出そうとするのは止めておいたほうが良いでしょう。すでにセット化されたテンプレートは、第三者が大きく改変するのには不向きです。普通にHTMLとCSSで最初から作るよりも時間がかかってしまうことのほうが多いです。

更新のしやすさは、いちからHTMLとCSSを使う場合に比べて、ましです。

ベースのページがすでにありますよね。それを複製し、写真とテキストを入れ替えれば、新たなページの誕生です。

しかし、更新の度にホームページの中を調整することを考えると、やっぱり手間です。新しいページが増えれば、すでに存在しているページとリンクを張り合わせ、ホームページ内の構成を整える必要があります。

5〜10ページ程度の小規模なホームページなら、初心者さんでもなんとかこなせそうですが、10ページを越える場合でさらに更新していく予定なら、WordPressやレンタルホームページを選んだほうが無難です。

無料でWordPressに対応します!月額無料のHP作成とは?

WordPress

WordPressはブログ形式でホームページを構築していける方法です。

HTML/CSSでひとつずつホームページの中身を作っていくよりも、手早く見映えのよいホームページを完成させられます。

更新のしやすさはWordPressの最大のメリットです。

専用の管理画面から、Wordで書類を作成するくらいの難易度で新たなページを更新していけます。

デザインの選択肢の多いところも魅力です。テーマと呼ばれるWordPress用のテンプレートを着せ替えることで、自由にデザインを変えられます。

また、機能の拡張性が高いところも魅力です。
例えば、お問い合わせフォームやSEO用の細々とした設定。普通はプログラミングのスキルや専門知識が必要ですが、WordPressならプラグインと呼ばれる追加機能を利用することで簡単に取り入れられます。

ただ、WordPressでホームページを作る場合は、必ずセキュリティ管理が求められます。

WordPressはハッキングやウイルスの被害に遭うことが多いのですね。テーマやプラグインなど自分好みにホームページのデザインと機能をいじくれる反面、誤った操作で不具合を起こすリスクも高いです。

挙動に異変が生じたWordPressを初心者さんの力で復旧させることはかなり難しいでしょう。

初心者さんでも試しやすいのは事実ですが、必ずWordPress特有のリスクを事前に確かめておくことをおすすめします。

無料でWordPressに対応します!月額無料のHP作成とは?

レンタルホームページ

レンタルホームページとは、ネット上のスペースを借りてホームページを作っていく方法のことです。

日本語に対応してい使いやすいもので、WIXやグーペが挙げられます。

WIXは一般企業用、グーペは飲食店用におすすめです。

以下のページでレンタルホームページの特集をしているので、さらに興味のある方はぜひ覗いてみてください。

もう買う必要なし?初心者向けのホームページ作成ソフトの選び方

レンタルホームページのメリットは、なんといってもコストと簡単さです。

広告が入り、一部の機能に制限が付きますが無料で利用できる料金プランも用意されています。無料で体験できるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

ホームページの制作方法も簡単です。
普段ウェブササイトの閲覧に使っているブラウザからドラッグ&ドロップと簡単なキーボードの操作でホームページをデザインしていくことが可能です。

ただデザインの大枠はテンプレートから選ぶ形式なので、好きに自由にデザインしていけるというのとは少し違います。もとにあるレイアウトを活かして、画像と文字を入れ替えて自分のホームページとしてデザインします。

注意が必要なのは、データの移転が難しいところです。

将来的にもっと自由にホームページを作り運営していきたくなる可能性がありますよね。

しかしレンタルホームページのデータは運び出すのが難しいため、解約と同時に失うことになってしまいます。

それに加えて、レンタルホームページは、ページ数が多く構成が複雑なホームページを作りづらいという弱点もあります。

ですから、もし長い時間をかけてホームページを育てていくつもりの方は、レンタルホームページ以外の方法を検討するか、せめて独自ドメインを取得しておいたほうがいいでしょう。

独自ドメインがあれば、レンタルホームページを解約してもアドレスを継続して使えます。

SEOの効果はアドレス単位で蓄積されます。独自ドメインを持っていれば、アドレスが変わらないので、解約後もSEOの効果を持続できます。

また、アドレスに変更が生じなければ、過去にアクセスしてくれたお客様から継続して新たなホームページへ来てもらえます。

レンタルホームページのカスタマイズも対応!月額無料のHP作成とは?

ホームページの制作を業者へ依頼する

ここまではホームページを自作するときの方法について説明してきました。

自分で作れば費用の負担は減るかもしれませんが、学習のための時間と作る手間というお金とは別のコストが発生します。

趣味としてホームページ作成を楽しみたいなら、思う存分時間をかけられます。

しかし、本業を別に抱え、その事業用に役立てるためのホームページを作りたいというなら話は別です。

お金を払って業者へさくっと作ってもらったほうが、早く大きく利益をあげられます。

業者へ依頼した場合も、これまで紹介してきたように制作案件ごとに作り方が変わります。

前もって業者へ、できあがるホームページで何がしたいかを明確に伝えておきましょう。要望に応じて最適な作り方を選んでくれるはずです。

制作会社へ依頼するか、それともフリーランスか

業者へホームページの制作を依頼する場合は制作会社かフリーランスかの選択肢があります。

最近は働き方の多様化が目立っています。

会社勤めの人ばかりではなく在宅で特技を活かしてお金を稼ぐプロフェッショナルが増えてきました。

ホームページの制作にもフリーランスが存在します。制作会社と比較して、技術や対応方法にどんな違いがあるのでしょうか。

フリーランスは言い換えれば個人事業主です。価格の決定や制作案件の進行などをすべて一人でコントロールしているため、依頼主の要望に柔軟に対応してくれることが多いです。

個人営業として、少なくとも自分一人が食べていけるだけのお金を稼げばいいので、制作会社よりも制作費が安く収まることも珍しくありません。

フリーランスへ依頼するときの注意点は、技術や対応方法の質です。免許もいらず手を挙げればフリーランスとして活動できます。

もちろん悪質で技術力の低い制作会社もたくさん存在します。その一方で、素人に毛が生えたくらいのスキルで営業活動をしているフリーランスがたくさんいることも事実です。

たまたま目についたフリーランスへ発注したら、要望とはまるでかけ離れたクオリティの制作物を納品されたという失敗例は珍しくありません。

ただ制作会社の場合でも、闇雲に根拠がなく信頼すると裏切られます。

悪質な制作会社がたくさん存在するからです。

制作会社もフリーランスも実際の制作スキルと対応の方法はピンきりです。

信頼できる業者かどうかを見極めるのはなかなか難しいのですが以下の点をチェックしてみましょう。

  • 自社で運営しているサイトの作り方
  • 過去の制作実績

制作会社でもフリーランスでも営業用として自社で運営しているサイトには、制作者のセンスとスキルが反映されています。特に慎重に見極めたいのは「使いやすさ」と「わかりやすさ」です。

使いにくく、わかりにくいサイトの業者は、お客さまのホームページも同じように使いづらく、わかりにくく作ります。

最近はスマホからのアクセスが主流となってきています。手元の小さな画面で情報収集するには、ホームページの使いやすさ、わかりやすさが最も評価されます。

また、公開されている過去の制作事例の質と数も必ずチェックしましょう。過去の実例があまり見られない業者は避けたほうが安心です。

逆に、わかりやすく作られたサイトで数多くクオリティの高い制作実績を公開している業者は信頼できることが多いです。お問い合わせをしてみて、要望を伝えてみましょう。

返事が速く、プロの視点からの提案がひとつでも込められていたら当たりの業者です。

実績10年目です!月額無料のHP作成とは?

おすすめのホームページの作り方

これまで紹介してきたようにホームページを作成するのには様々な方法があります。

予算的にあまり余裕がない。でも売上に効果的なホームページが欲しいという人。

一番おすすめなのは「ベースだけを制作会社に作ってもらい、完成後、自分で更新していく方法」です。

初心者が無理にホームページを作っても、ダサくて使いにくいホームページができあがるだけです。

そうかといって制作会社へまるごとホームページの作成を依頼すると制作費の負担が大きくなりすぎますよね。

それに、作っただけのホームページが売上に効果を上げることはありません。完成後、実際にお客様の反応を見ながら、ホームページの中身を改善し更新していく取り組みが必要になります。

そこで、「小さく作って大きく育てる方法」をおすすめします。

業者に更新できる仕組みで最小限必要な部分だけを作ってもらう方法です。

ホームページのデザインや使いやすさはプロに設計してもらいます。この部分は素人さんには真似できない高度なスキルが必要だからです。

ホームページのデザインは単に見た目を美しくするだけではないのですね。利用者にとっての使いやすさ、わかりやすさも形づくることが求められます。

ベースさえしっかりしていれば、あとはアクセスアップを目指して自分でコツコツ更新していきます。定期的に更新することで、ホームページの情報価値が高まり、検索経由でのアクセスが増えます。

「小さく作って大きく育てる」は、本当に地道な取り組みで多くの人が途中で断念していまうのですが、この方法が最も着実に効果を挙げられます。

本当に初心者でも簡単?WordPressでホームページを作りたいときの作り方

本当にWordPressは初心者でも簡単?

ホームページをWordPressで作りたいと考えながら、使い方に不安を感じてはいませんか?

あてはまるアナタは、ぜひ今回の記事を最後まで読んでみてください。

WordPressのメリットとデメリットを取り上げながら、ホームページを公開するまでの流れを詳しく説明していきます。

いま、ホームページを作ろうとすると「WordPressで」という選択肢が出てきてしまうのは、仕方のないことですよね。

なぜなら、やっぱりよく目につきますもの。ホームページの作り方を調べていると、必ず「WordPress」という言葉を見聞きします。

「WordPressは便利」、「WordPressは初心者に簡単」、「WordPressはSEOに強い」。

あなたもこれらの言葉を目に耳にしたことがあるはずです。だからWordPressを使ってみたい。そう思ったのではありませんか?

でも、はたしてこれらの言葉は真実なのでしょうか?

その答えをこの記事で一緒に解き明かしていきましょう。

WordPressのメリットとデメリット 一覧

WordPressでホームページを作る場合、こうしたメリットとデメリットがあります。

メリット デメリット
WordPress自体は無料
ホームページの公開が簡単
ホームページの中身を管理しやすい
更新しやすい
SEOの効果を出しやすい
デザインを簡単に変更できる
プログラミングの知識がなくても機能を拡張できる
アクセスを集めにくい
セキュリティ管理が必要
システム・プラグインのアップデートが必要
学習に時間がかかる
不具合が生じたら初心者には直せない

それぞれに今ピンと来ていなくても、大丈夫ですよ。

WordPressを使ってホームページを制作していく流れを説明する途中で詳しく取り上げますね。

初心者も安心!WordPressを使ったホームページ作成の相談はこちらへ

WordPressでホームページを作る流れ

  1. WordPressをダウンロードする
  2. WordPressをレンタルサーバーへインストールする
  3. テーマを決める
  4. プラグインをインストールする
  5. 中身を作る
  6. 更新する

上記は、WordPressでホームページを作るときの基本的な流れです。

会社やお店のホームページでも日記型のブログでも基本的に作り方は一緒です。

それではWordPressを使ったホームページの作り方と注意点を流れに沿って説明していきます。

1. WordPressをダウンロードする

WordPress自体は無料で配布されています。

すごいですね、こんなに高機能なソフトがただで使えるなんて! いい時代に生まれたものです(大げさ?)。

ダウンロードはこちらからできます。WordPress 日本語版

WordPressは、「オープンソースソフトウェア」と呼ばれるソフトウェアの一種です。

パソコンにインストールして使うソフトは、使用権が決まっています。使用権のことを「ライセンス」といったりもします。

WordPressのライセンスは「オープンソース」。ソフトの仕組みの部分が「一般に公開されている(=オープン)」のですね。

オープンソースは無料でダウンロードできるだけではありません。仕組みの部分を覗き見して、プログラミングの学習用にも利用ができるんです。

そんなWordPressのオープンで自由な気質が、ユーザーを増やすのにも一役買ってます。個人や商用に限らず、学習用にも利用できるWordPressは日々たくさんのユーザーを獲得し続けています。

2. WordPressをレンタルサーバーへインストールする

ダウンロードしたWordPressは、レンタルサーバーへインストールして使います。

普通のパソコンソフトはパソコンへインストールします。スマホアプリは、ダウンロード直後にスマホへ自動的にインストールされますよね。

WordPressの場合は、インストール先がサーバーです。サーバーは、ネットで公開されるホームページのデータを置いておくところです。

サーバーを自前で用意することもできますが、技術的に難しいので、一般的にはレンタル業者を利用します。それがレンタルサーバーですね。

WordPressをレンタルサーバーへインストールする基本的な手順はこうです。

  1. WordPressを手元のPCからレンタルサーバーへ転送する
  2. レンタルサーバーでデータベースを設定する
  3. WordPressをインストールする

WordPressをレンタルサーバーへ転送するにはFTPクライアントソフトと呼ばれるアプリがいります。

また、インストール前にはレンタルサーバーの方でデータベースと呼ばれるデータの格納庫を準備しておかなければいけません。

どちらの作業も慣れた方にはあたりまえのもの。10分もかかりませんが、初心者さんにとっては、FTP? データベース? ちんぷんかんぷんな用語にすでに嫌気が指している初心者さんもいるかもしれません。

でもご安心ください。

最近のレンタルサーバーには、WordPressの自動インストール機能が付いています。

レンタルサーバーを契約すると、会員専用の管理画面へログインできるようになります。その管理画面に付いてる自動インストールボタンをクリックしたあと、画面に現れる指示に従えば、簡単にWordPressをインストールできます。

この自動インストール機能を利用する場合は、もちろんWordPressをダウンロードしておく必要はありません。また、FTPの操作やデータベースの設定も不要です。

しかし、WordPressでホームページを作り運営していくつもりの方には、一度くらい自動ではなく手動でインストールしてみることをおすすめします。

FTPを使いデータベースを用意して。たった1回でも、それを経験しておけば、なんとなくWordPressの仕組みが理解できるからです。

WordPressでのホームページ運営には、トラブルがつきものです。WordPressの仕組みを少しでも知っておくと、トラブルを解決するとき有利に働きます。

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WordPress用のレンタルサーバーの選び方

自動インストール機能が付いているレンタルサーバーは、間違いなく初心者さんにおすすめです。

あとは自動でバックアップを取ってくれるレンタルサーバー、また、セキュリティ管理がしっかりしているレンタルサーバーを選びましょう。

利用者が多いWordPressは悪質な攻撃のターゲットにされる機会も増えます。ハッカーやウイルスの被害に遭っても、バックアップがあればWordPressを元通りに復旧できます。

また、そもそもセキュリティ管理の機能があるレンタルサーバーを選んでおけば、そんな被害のリスクをおさえられます。

WordPressユーザーに人気の高いのはエックスサーバーです。下のリンク先で詳細を確認できます。

エックスサーバーの詳細を確認する

自動インストール機能付き、バックアップも定期的に行ってくれますし、安定性やセキュリティ性にも定評があります。

サーバーの知識がない人は、何も考えずエックスサーバーにしておけばいい、といえるくらい質の良いレンタルサーバーですよ。

3. テーマを決める

インストールが終われば、もうすでにホームページを見られる状態です。

以前はホームページを制作するには、HTMLやCSSといった専門的なスキルが必要でした。

先ほども挙げましたが、レンタルサーバーへデータの転送が必要になったり、特殊なソフトの使用方法も覚えなければいけませんでした。

しかし、WordPressの場合はインストールした後、管理画面から必要最低限の情報を入力。すぐにホームページを公開することができます。

WordPressのインストール直後は、仮のトップページが表示されています。デザインはWordPressのデフォルト状態になっています。

このままではオリジナリティに欠けますし、仮のトップページもあなたの会社やお店の正式な内容と差し替えなければいけません。

まずは、デザインから変えてみましょう。

WordPressのデザインはテーマと呼ばれます。

着せ替え人形の洋服をイメージするとよく理解できます。テーマはWordPressに着せ替えられるデザインのテンプレートです。

テーマを変更すれば、中身はそのままにホームページのデザインだけが変わるのですね。

テーマは無料のものから有料のもの、日本製から海外製のものまで、たくさんネット上で配布されています。

  • 企業のコーポレートサイト用のテーマ
  • 日記型のブログテーマ
  • SEOの効果が強いテーマ
  • ランキング機能付きのアフィリエイトテーマ

このように作りたいホームページに合わせてテーマを決めます。

テーマを決めるときは、注意が必要です。

テーマを悪質な目的で開発し配布している例も過去に報告がありました。ウイルスを仕込んでレンタルサーバーやWordPress内の個人情報を盗み取ったり、ホームページに危害を与えたりするのが目的です。

WordPress公式として配布されているテーマか、サポートが積極的に行われているテーマを選んでおけば安心です。脆弱性やバグも少なく、安心して利用できるでしょう。

公式テーマ、また、積極的なサポートが付くテーマは定期的に改良バージョンが配布されます。改良バージョンの目的は、脆弱性やバグの改善が主なので、古いバージョンを使い続けることは避けて、必ず最新バージョンへアップデートしましょう。

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4. プラグインをインストールする

WordPressには「プラグイン」という仕組みがあります。

プラグインは、もし日本語らしく訳すなら「追加プログラム」といえます。WordPressにプラグを挿すような感覚で、機能を追加できるんですね。

プラグインのおかげで、プログラミングの知識がなくても、WordPressの機能の拡張が可能になります。

例えば企業のホームページを考えてみます。

企業のホームページに必ずあるものといえば「お問い合わせフォーム」です。お客様がホームページ上で直接企業へお問い合わせができる機能です。

美容室や整骨院のホームページでは、どんな機能が定番のものでしょうか。予約機能なんてよく見かけると思います。

ホームページを作りたい人の中には、会社やお店の紹介と一緒に商品をネット販売したい人もいるでしょう。

  • お問い合わせフォーム
  • 予約カレンダー
  • 買い物かご機能

こうした特別な機能をホームページへ実装するには、高度なプログラミングのスキルが必要です。当然、一般の方には難しすぎる技術なので専門業者へ依頼が必要です。そのための費用もかなり高額なものになってしまいます。

しかし、WordPressなら、プラグインの仕組みがあります。

プラグインは、機能ごとに見つかります。お問い合わせフォームが欲しければ、それ用のプラグインを見つけて、WordPressへインストールします。その結果、お問い合わせフォームがホームページで利用できるようになります。

便利なプラグインですが、注意が2つあります。

  • プラグインの数は必要最小限にしておく
  • プラグインのアップデートは必ず実行する

どういうことか、一つずつ説明します。

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プラグインの数は必要最小限にしておく

WordPressの初心者さんほど、いろいろなプラグインを試したくなるようです。

たくさんのプラグインをインストールすると、WordPressの動きが遅くなるので気をつけましょう。

プラグイン同士の相性もときどき問題になります。あるプラグインをインストールした途端に、WordPressが動かなくなった、ホームページが表示されなくなったということが起こりえます。

プラグインを試したいときは、本番とは別にテスト用のWordPressを用意して、そこで試してみましょう。

そして本番のサイトでは、テストで動きに問題のなかった必要最低限のプラグインだけを使います。

プラグインのアップデートは必ず実行する

プラグインのアップデートは、テーマのときと同じ目的です。セキュリティ効果と安定性の向上ですね。

プラグインもハッキングやウイルスの被害に遭うことがあります。また、ウェブの技術は日々進歩しています。その進歩に合わせてプラグインの仕組みも改善が必要になります。

プラグインの最新版が配布されたら、必ずアップデートします。それによって、悪質な攻撃に合うリスクを軽減し、プラグインの効果を安定して得られます。

5. ホームページの中身を作る

これまででWordPressのデザインと機能が準備できました。

これからはホームページの中身を作っていきます。

ホームページは複数のページで構成されるのが普通ですね。

WordPressでは、2種類のページを作れます。

  • 固定ページ
  • 投稿ページ

固定ページは、その名の通り、固定的な情報を掲載するためのページです。

会社や店舗のホームページを例にするなら、トップページや料金メニューのページですね。

投稿ページは、ブログのように日々新しい情報を発信していくためのページです。「投稿ページ=記事」と言い換えることもできます。

「固定ページ」と「投稿ページ」をうまく使い分けて、ホームページの中身を充実させていきます。

固定ページは、ページごとに親子関係を付けることができます。例えば、会社案内のページの下に会社の沿革、アクセスというページを配置するとしましょう。

ホームページの中ではこうした配置になりますね。「会社案内>沿革」、「会社案内>アクセス」。どちらも会社案内を親ページとして配置し、その子ページとして沿革とアクセスのページを置きました。

投稿ページも記事ごとに関連性を設定できます。カテゴリーで記事を分類できるのですね。

例えば、レシピばかりを投稿していくホームページがあったとしましょう。カテゴリーを以下のように分けました。

  • 肉料理
  • スープ
  • スイーツ

このようなカテゴリーに分類しながら、投稿ページを作っていくことができるのです。

分類された投稿ページは、ホームページ上で一覧表示ができます。ホームページの訪問者にとって、カテゴリーごとにページが見られるのは便利ですよね。

ホームページの中をいかに構成するかが、アクセスしてくれるお客様にとっての使いやすさへ直結します。わかりやすく使いやすい構成にしておかなければいけないのですね。

普通にHTML/CSSでホームページを作っていく場合に、このようなページ同士の関係性を構築しようとすると、本当に骨が折れるんです。

それが、WordPressの場合は、半自動で任せられるので超楽です。ページ同士を関連付けるための作業に手間を奪われず、中身を作っていく作業だけに集中できます。

こうしたページの親子関係、また、カテゴリーの分類ができるWordPressの機能は、特に大規模なホームページを作りたいとき、強力なメリットとして感じられます。

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6. 積極的に更新していく

WordPressのページ作成機能で、ひととおり必要なページが作成できたら、ホームページの公開作業は完了です。

これからはホームページの運営が始まります。

運営中のメインの作業は、ホームページの更新です。

ホームページは作ったまま、放っておいてもアクセスがなかなか増えません。

特にWordPressで作ったホームページの場合は、最初のアクセスアップが非常に難しいです。

なぜなら、開設直後のホームページの認知度はゼロですし、SEOの効果もまったくないからです。

例えば、アメブロでブログを開設すれば、同じアメブロユーザーからのアクセスが期待できますよね。足跡を残して、コメントを付け合えば、一日のアクセスがゼロということはないでしょう。

しかしWordPressの場合は、普通にアクセスゼロが続きます。誰もあなたのホームページのアドレスを知りませんし、検索経由で人が集まるほどの情報価値があなたのホームページにはないからです。

アクセスを増やすには、積極的にホームページを更新していくことが求められます。

検索結果のランキングを決めているのはGoogleです。Yahoo!を使っている方もいるかもしれませんが、実はYahoo!の検索結果もGoogleによって決められています。

Googleは、積極的に価値のある情報を発信しているホームページを高く評価します。検索結果の上の方に出してくれるのですね。

開設直後のホームページは、ページ数も少なく情報価値も薄いはずです。そこに質の高さを加えていくための作業が更新なのです。

SEOという用語をご存知ですか? SEOとは検索上位を実現するための対策やテクニックのことをいいます。

WordPressはSEOに強いとよく言われます。WordPress自体にSEOの効果があると勘違いしないでくださいね。単にWordPressを使っているだけで、検索上位へ表示されるというわけではないですよ。

WordPressは更新しやすい仕組みを持ってます。管理画面から、少しの入力で情報を発信できます。その情報を、固定ページと投稿ページ、目的によって異なるタイプのページで発信できます。さらに、ページ同士の関連性も簡単に設定できます。

こうしたWordPressが持つ情報発信しやすい仕組みがSEOに取り組む上で有利なのですね。

せっかくSEOに有利な仕組みがあるわけなので、積極的に更新して検索結果の上位を目指しましょう。

更新作業自体は、本当に簡単です。

WordやExcelを使ったことはありますか?

WordPressの更新画面は、WordやExcelのような、画面を見ながらの操作が可能です。もちろん最初は使い方に慣れる必要がありますが、初心者さんでもすぐに更新作業を楽しめるようになるはずです。

ただ、更新できるエリアが決まっていることには注意が必要です。

「WordPressを使えば簡単に更新できる」という言葉は、「なんでもできる」ことを意味しているわけではありません。

ページ上でロゴやメニューの場所に手を加える場合は、HTMLやCSSというホームページ制作の基本技術に加えて、PHPのような高度なスキルが必要になることもあります。

もし、制作会社へWordPressのホームページを依頼する場合は、事前に必ずどの部分を自分で更新できるかを確認しておきましょう。

でないと、ホームページが完成したあと、「ここをいじくれると思ったのに」と更新できない部分を知って、制作会社と揉めることになりますよ。

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WordPressのセキュリティ対策

WordPressのセキュリティについては、途中でも少し触れましたね。

WordPressでホームページを作り運営していくとき、セキュリティについては最重要で注意すべきことなので、もう一度、声を大にして説明しておきます。

WordPressのメリットは初心者さんでも導入しやすいところにあります。

しかし、セキュリティについてしっかり理解できている初心者さんは少ないので、ハッキングやウイルスの被害があとを絶ちません。

WordPressで、定番の被害が「ブルートフォースアタック」です。管理画面へ侵入しようとするハッカーによる攻撃のことです。

詳しく言うと、管理画面のURLへアクセスし、考えられるIDとパスワードの組み合わせを全て入力することで、強引にログインしようとする攻撃のことです。

ログインまで及ばなくても、何度も何度もログインを試されることによって、サーバの負荷が大きくなります。

大きくなりすぎた負荷のせいで、サーバーが停止してしまうことがあります。もちろん、ホームページの閲覧はできません。

自分のホームページが見られないだけなら、まだましです。レンタルサーバーの多くは、他のユーザーと共有されているので、あなたのサーバーが停止すると、他のユーザーのホームページも見られなくなってしまいます。

ブルートフォースアタックの被害者だったはずなのに、加害者にもなってしまうわけです。あなたのホームページのせいで、他のホームページも閲覧不可になってしまうわけですから。

そして、最悪の事態として管理画面へ侵入されてしまうと、ホームページの中身をぐちゃぐちゃにされてしまいます。ウィルスを仕込まれることもあり、初心者さんには、手に負えないトラブルに発展します。

ブルートフォースアタックを防ぐには以下の2つの対策が効果的です。

  • パスワードを難しくする
  • セキュリティ機能付きのレンタルサーバーを選ぶ

パスワードを難しくする

WordPressの初期設定をするとき、必ずパスワードを強固で推測されにくいものにしておきます。

「admin」や「info」のようなわかりやすいパスワードは絶対にだめです。ドメイン(ホームページのアドレス)の一部をパスワードにする人もいますが、これも止めておきましょう。

セキュリティ機能付きのレンタルサーバーを選ぶ

安さ第一でレンタルサーバーを選ぶ人がいますが、セキュリティ面をしっかり検討してください。

「ファイアウォール」や「Web改ざん検知」などセキュリティ機能が豊富なレンタルサーバーがあります。

ブルートフォースアタックは、海外からの攻撃が主なので、管理画面への海外からのアクセスを防ぐ機能がついているだけでもかなり安心できます。

セキュリティ機能が付くレンタルサーバーと一緒にセキュリティ目的のプラグインも併用するとさらに安全性が高まります。

上記の2種類は、WordPressのセキュリティ機能を向上させる定番のプラグインです。

WordPressでホームページを作るときの注意

これまでもところどころで、WordPressの使い方の注意点を説明してきました。

システム・プラグインのアップデートについてもすでに説明しましたが、初心者さんは通知をチェックしていなかったり、通知を見たとしてもアップデートをさぼりがちだったりするので、もう一度取り上げます。

アップデートとは、最新のバージョンへ更新することをいいます。アップデートの対象は以下の3つあります。

  • WordPress本体
  • テーマ
  • プラグイン

上記3つとも、安定性とセキュリティ効果の向上を目的に常に改良バージョンが開発されています。

新しいバージョンができあがると、WordPressの管理画面上に通知が現れます。必ずアップデートするようにしましょう。

アップデートをサボるとウィルスへの感染やハッキングのリスクが高まってしまうからです。

アップデートの前には必ずWordPress全体のバックアップを行ってください。アップデートの最中に不具合が生じる恐れがあります。

バックアップは、自動的に取ってくれるレンタルサーバーもありますし、プラグインも活用できます。バックアップ用の有名なプラグインを以下に紹介しておきます。

WordPressでホームページを作る方法 まとめ

WordPressは初心者でも簡単だとよくいわれます。

確かにそれは事実です。

ホームページをぱっと公開し、ブログ感覚で記事を更新するところまでなら、多くの初心者さんが問題なく成功しています。

しかし、さらに突っ込んだ使い方をしようとすると、それ相応の学習時間が必要です。

素のままのWordPressで満足できる人は少ないです。やっぱり「もっとデザインをよくしたい」、「ほかのホームページにはない機能を付けたい」と求めてしまいますよね。

そうしたオリジナリティのあるホームページにするためには、新しいスキルを身に付けなければいけません。スキルの習得には当然学習コストがかかります。

学習の途中では予期せぬ不具合も起こります。不具合の代表例を挙げておきます。

  • 突然画面が真っ白になる
  • レイアウトが大きく崩れる
  • アップデート中に固まってしまう

こうした不具合の原因は、ほとんどがシステムに関わる部分の破損です。専門知識があれば、難なく復旧できることも多いですが、多くの初心者さんにとっては超えられないハードルとなるでしょう。

それまで長い月日をかけコツコツと育ててきたホームページが、一瞬で使えなくなるリスクがWordPressにはあります。

ネット上で、WordPressによるホームページは最近特にたくさん見られます。「うちのホームページもぜひWordPressで」と考えている方は多いと思います。

今まで説明してきたように、たしかにホームページの公開までは簡単ですが、デメリットやリスクもあります。

WordPressの導入を決心してしまった方にとって、今さら難しいかもしれませんが、使い始める前に一度はメリットとデメリットの両方をしっかり比較してみることをおすすめします。

ホームページのアクセスアップ。集客方法はどれを選ぶ?

アクセスが来なければ、せっかく作ったホームページも意味がありませんよね。

ホームページが完成したそのときは、これでお問い合わせがバンバン来るぞと期待に胸を膨らませた人も多いはずです。

しかし、実際にフタを開けてみると、お問い合わせどころかアクセスさえない。そんな悲しい現実に直面し涙している人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はホームページの集客方法についてご説明します。

ホームページの集客方法といえば、やっぱりSEOが有名ですよね。GoogleやYahoo!の検索結果への露出を高める方法です。検索ユーザーからのアクセスアップを期待できます。

実は、そんなSEOだけが、ホームページの集客方法ではありません。無料、有料で様々なアクセスアップの方法があります。

以下の表を見てみましょう。無料と有料とで宣伝方法を分類してます。

無料 有料
  • SEO
  • SNSへの投稿
  • メルマガ
  • プレスリリース
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • アフィリエイト広告
  • 純広告
  • 記事広告

え、ホームページを作る以外にまた集客にお金がかかるの?

確かに、ホームページを制作しただけでもかなりの出費です。

ホームページの制作費以上に予算はない。そういう声も理解できますが、一番もったいないのは、せっかく作ったホームページがまったく売上に役立っていないという状況です。

仮に10万円を集客に使ったとしても、売上が20万円あれば利益は出ますよね。

それでもやっぱり、成果が約束されていないのにお金を出すのは博打だよ。リスクが恐い。

そういう意見もありますね。

でしたら、やっぱり手間をかけるしかありません。

ホームページの集客方法は、2つに大別できます。

  • お金をかける
  • 手間をかける

この二択です。

予算に余裕がないなら、自分で汗をかくしかないのです!

そんなわけで今回は、無料と有料に分けて、アクセスアップに繋がるホームページの集客方法を紹介します。

どの方法が、今のホームページの状況に合っているか、予算も考慮して、もっとも効果的な方法を選択しましょう!

SEO(検索エンジン最適化)は基本の集客方法

SEOは、検索結果の上位を目指す取り組みのことです。

今は昔と違って、細々としたテクニックを駆使するだけでは、上位表示が難しくなってきてます。

ホームページの初心者さんには、なかなか理解してもらえないこのこと。

「検索ランキングの上に出すには、コンテンツの質が一番重要なのです。」

コンテンツとは「中身」を表す言葉です。ホームページの中身が検索順位を決めているのですね。

ホームページの制作業務に関わっていると、お客様からよく、「〇〇というキーワードで検索にヒットさせてほしい」という要望があります。

ホームページの仕組みの中で何か検索キーワードを設定できる場所でもあるかのように思われています。残念なことに、ホームページにはそういう検索キーワードを設定できる機能はありません。

検索へヒットさせたいキーワードがあるなら、そのキーワードに関連する情報がホームページ内に必要です。

こう言うと今度は、「〇〇」と「△△」いうキーワードをそのままページ内に列挙しておけばいいのではと思われてしまうんですね。

そうではないです。

その「〇〇」というキーワードを検索する人が満足して、もう再び「〇〇」というキーワードを検索する必要がないくらいの情報を、ホームページの中に掲載することが必要なんです。

こうした検索者を心底満足させられるホームページ作りは、非常に労力がかかります。

まず、検索者が検索にいたった動機を理解しなければいけません。そして、なぜこのようなキーワードを検索したのかを想像し、検索者の納得のいく形で情報を提供する必要があるのです。

こうした検索者を満足させるための情報発信が、いま一番主流の「SEO」のやり方です。

情報発信型のSEOは、地道な取り組みです。一晩二晩で検索者を完璧に満足させられるホームページは作れませんから。

効果が現れるまで、コツコツと時間をかけて情報を発信していきます。あまりに効果が出ないことに脱落してしまう人が多いのです。

脱落者が多い一方で、地道な情報発信がついに実を結び、上位表示を叶えるパターンもあります。検索ランキングの1ページ目に現れるのは、わずか10個のホームページです。

一度上位を獲得できれば、継続して安定したアクセスを得られます。検索経由のアクセスは、売上に結びつきやすい特徴があります。

なぜなら、そもそも自ら検索するくらいですから、その先のページで行動を起こす可能性が高いのです。行動とは、商品を買ったり、サービスへのお問い合わせをしたり、そういう売上に転換する「ホームページ上でのユーザー(=利用者)の動き」のことです。

SEOの効果は持続しやすいですよ。特定のキーワードで上位をつかめたことを土台に、別のキーワードでもランキング入りを果たせば、アクセスが倍々に増えていきます。

しかし、順位の変動がないと言えば、嘘になります。検索結果の並びを決めているのはGoogleです。Googleが開発した独自の評価システムが、ネット上のホームページにランキングを付けて並べているのですね。

このGoogleの評価システム自体が、ときに大きく変更されることがあります。評価システムそのものが変わるので、ランキングへも影響します。いままで一位に座り続けていたページが突然圏外に飛ぶこともあるのですから恐いですね。

SEOの効果は持続しやすいといった言葉に矛盾しますが、こうした突然の大変動も起こりえます。ですので、SEOだけに集客を頼っているのはリスクです。

これから紹介する別の集客方法でもアクセスを得られている状態が安心です。

SNSへの投稿でホームページもアクセスアップ

facebookやtwitterは、やってますか?

最近はinstagramが流行ってますね。

こうしたSNSは、口コミ効果で投稿が拡散されやすい特徴を持ってます。

ホームページのリンク付きで投稿をすれば、そのリンクからSNSユーザーがアクセスしてくれることを期待できます。

もし、うまく口コミの波に乗れば、1回の投稿で何千、何万ものアクセスをホームページに呼び込むチャンスもあります。

ただ気をつけたいのは炎上です。SNSの口コミ効果は、悪い話題も拡散してしまいます。

最初は知人の中だけでの悪評がSNSという場で不特定多数と共有され、終いには、全国、全世界へと拡散されることになってしまった例もあります。

SNSと一口にいっても、冒頭で出したように日本だとfacebook、twitter、instagramの3つが有名ですね。

それぞれ利用方法と利用者に微妙な違いがあります。その違いを意識すると、アクセスアップのための投稿の仕方も変わってきますよ。

Facebookは、基本的に実名登録です。シェアされた投稿には、友達や知人からの紹介という信頼性がついて回ります。企業が広報用のアカウントを取得して企業ページを運用することも可能です。個人アカウント同様に「友達(ファン・フォロワー)」とつながり、共通の話題で盛り上がることができます。

Twitterは、匿名利用が可能です。実名だと意見を言いにくい話題でも匿名なら遠慮なく突っ込んでいけるという人は多いでしょう。リアルな知人の前では話題にするのが恥ずかしい悩みでも匿名ならシェアしやすいですよね。

Instagramは、写真で繋がるSNSです。とにかく見た目。視覚的に印象に残らない投稿は、ガン無視されます。

それぞれユーザーの好みも微妙に変わってくるので、その辺を意識して投稿内容を工夫すると、アクセスアップにより効果が出ます。

メルマガも昔ながらの手法ですがアクセスアップに有効です

メルマガとは「メールマガジン」の略で、ホームページ運営者からユーザーに継続的に送りつけるメールのことです。

「送りつける」は、言葉が悪いですね。でも実際、不要なメールの配信に困るを超えて怒っている人は多いでしょう。

メルマガのデメリットはまさにその嫌われやすさです。よほど内容を濃く、読者に利益を与える内容でない限り、すぐに解除されてしまいます。スパム扱いされて悪評の元になるリスクもあります。

メリットとしては、好きなタイミングで受信登録者へアプローチできるところですね。誠実に質の高いメルマガを配信し続けることで、読者との信頼関係を築くこともできます。

ただ、質の高いメルマガを執筆するのは、大変な労力がかかります。最初の読者数の少ない頃は、その労力と効果が見合いません。集客効果がゼロに近いうちから全力をかけて取り組まなければいけないところにメルマガのハードルの高さを感じます。

あまり知られていない集客方法 プレスリリース

プレスリリースは、報道機関・マスコミといった情報発信の媒体向けに告知を流す方法です。

情報サイトやニュースサイトに、自社のホームページの情報が掲載されれば、不特定多数の人に見てもらえるチャンスです。

また、影響力の高いメディアから紹介してもらうことは質の高い被リンクを獲得する効果もあります。

被リンクはSEOの効果を向上させる要因の一つです。

他から自分のホームページへ張られたリンクを「被リンク」と呼びます。被リンクを多く獲得しているホームページをGoogleは優遇して検索ランキングの上の方へ出してくれます。

ただ自社の商品やサービスとまるで関連性のないメディアへの露出はそれほど効果がありません。極端な話になりますが、例えば、釣りをテーマにしたメディアのプレスリリースでヨガのホームページを告知しても、興味のある人へのアプローチは少ないでしょう。

被リンクにしても、関連性のないホームページからのリンクはSEO的な効果がないという意見があります。

他のメディアで自分のホームページが取り上げられるのはもちろん嬉しいことですが、実益としては、一時的なアクセスに終わってしまうことも多いです。

プレスリリースでアクセスを効果的に集めたいなら、関連性の強いメディアを利用するべきですね。

リスティング広告は費用対効果の高いアクセスを集められる

ここからは有料での集客方法になります。お金を使ってアクセスアップをする方法ですね。

その最初を飾る方法が「リスティング広告」です。

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果へお金を払って広告を出す集客方法です。

検索者が入力する検索キーワードと連動して、あなたが出稿する広告が画面内に出るわけですね。

広告費はクリックごとに発生する「クリック課金制」です。1クリックあたりの支払金額はオークション方式で決まります。広告を出したい人が多いキーワードほど広告費が高くなる仕組みです。

リスティング広告のメリットは、やっぱりキーワードを指定できることですね。

検索者は自分が興味を持つキーワードを入力します。自社商品やサービスに興味を持っている人にだけ広告を見てもらえるので、広告効果に優れています。

広告費を払ったら即日で広告を出せるところもいいですね。

特にホームページを開設したばかりの頃は、普通に待っててもアクセスは来ません。作ったホームページの質は、結局のところお客様の反応を見てみるまで判断できませんよね。

ホームページの質を測るために、リスティング広告を使うのは制作現場でもよくあります。

予算の設定も簡単で「一日いくら」というように決めて広告を出せます。予算に対してクリック数がはっきり出て、アクセスからお問い合わせに成約した数も数えておけば、完璧に費用対効果を算出できます。

デメリットとしては、専門知識が必要になることですね。

広告と検索キーワードの最適化、適切な予算配分などある程度のマーケティングの知識が必要になるでしょう。広告の出稿や編集を管理するシステムも初心者の方にとってはとっつきにくく感じることが多いようです。

アフィリエイト広告は広告費のムダが出にくい

アフィリエイト広告は「成果報酬型広告」のことです。

広告といえば、普通は広告枠というスペースに広告料が発生しますよね。

アフィリエイトは広告表示だけでは料金の発生はありません。広告を見た人が、広告をクリックし、最終的に商品やサービスを購入したところで、広告主に広告料が課せられます。

成功報酬なので、成果が発生するまで広告費を払わなくて済みます。

広告を宣伝してもらうのは、一般のブロガーやアフィリエイターです。

ブロガー・アフィリエイターともに、個人でも強い影響力を持っている人たちがたくさんいますからね。大手のメディアに引けをとらない宣伝効果を持つブロガー・アフィリエイターがいます。

彼らの広くて深い販売網を利用できるのは、特に新しくホームページを作った人にとっては大きなメリットですね。ネットでの影響力や信用を築き上げるのには、めちゃくちゃ時間がかかるからです。

しかし、広告を宣伝してもらうには、アフィリエイターを引き付けるメリットが報酬として必要です。また、アフィリエイターの目は厳しく、売れない商材は扱ってくれません。

そうかといって、宣伝してくれるなら誰でもといいよというわけにはいきません。信頼性の低いアフィリエイターによって悪質な方法で宣伝されると、会社や商品の信頼性を損なうリスクがあるからです。

アフィリエイト広告で成功するなら、まずは磨き抜かれた商材があることが前提です。そして、信頼できるアフィリエイターを見極める目力が求められます。

純広告

純広告とは、特定のメディアから買い取った広告スペースを利用した宣伝方法のことです。

広告を出す媒体を工夫すれば、露出が増えるのはもちろん、今まで接触したことがない層のターゲットにもアプローチできるというメリットがあります。

極端にいえば、ベビー用品の広告をメンズファッションのサイトへ出してみます。いままで狙っていたお母さん層とは異なる、イクメン層を新たに囲い込めることが期待できます。

純広告のデメリットは、いかにも「広告」だとわかってしまうところです。広告費が高いくせにクリック率が低いのです。

クリックされなくても広告費が発生する場合が多い純広告は、うまく効果を出せないと無駄な固定費が発生し続けることになります。

純広告は表示だけでも費用が発生するので、効果を測定しづらいという弱点もありますね。

記事広告

記事広告とは、特定のサイトやブログに自社あるいは自社で扱う商品についてオリジナルの記事を書いてもらう方法のことです。

PR記事と呼ばれたりもします。

影響力の強い媒体に掲載できれば、その信頼性を利用することができます。

自社が自社の商品をアピールするのは、どこか「わざとらしさ」があります。

別のメディアに掲載してもらえば、客観的な視点から商品をアピールしてもらうことが可能で、また、広告を見る側にとっても客観性を印象づけられます。

「記事」の特長を生かした、ストーリー性のある方法で商品やサービスの紹介をできるところがいいですね。ストーリーを展開させることで、広告の受け手から、深い理解を得やすくなります。

記事広告のデメリットは、お金と手間です。

記事にするまでの取材、写真撮影、文章化、校正、編集など、記事広告が世に出るまでには、様々な工程を経て、いろいろなプロフェッショナルが絡みます。当然、お金も時間もかかるわけです。

また、記事の演出方法や伝え方しだいでは、炎上やステマ疑惑など、悪い結果になることもあります。じゅうぶんな費用対効果を得るには、記事広告を作る側に高度なセンスとスキルが必要です。

ホームページの集客方法。アクセスアップにどれを選ぶ? をまとめてきて

どれが最善の集客方法だ、と言い切ることはできません。どの方法にもメリットとデメリットがあるからです。

中には規模の小さなホームページだと利用しづらいアクセスアップの方法もありました。予算的にも例えば記事広告は、個人事業の店舗には利用するためのハードルが高いかもしれません。

予算がなければ?

やっぱり自分で手を動かし、頭を働かせるしかありません。

リスティング広告にじゃぶじゃぶとお金を投じれるだけの余裕がある企業は、実は大手でも少ないんです。決められた予算内でやりくりし、お金が足りない部分は自社内で黙々とSEOに取り組み、補っていたりします。

SEOの手法は刻一刻と変化しており、いままで通用していたテクニックが悪質なスパムとして評価されることになってしまったものもあります。

リスティングの広告費も年々上がってますね。利益が出ていたキーワードなのに、予算の都合でもう広告を出せなくなってしまったということも増えてきました。

どれか一つの集客経路だけを太くするのは、リスクなわけです。

広告費が高くなっても利益が出るよう商材自体の値段を見直したり、検索へヒットさせるキーワードの量を増やしたり、多方面から集客効果を向上させる方法を検討してみることが重要ですね。