評判の良いホームページ制作会社の選び方ってあるの?
今回も、かわいいイラストと共にホームページの作成に関する悩みを解決していきます。
さて!
ホームページの業者選び、難しいですよね?
ホームページが成功するか失敗するかは、業者選びにかかってます。
でも、ホームページの制作会社についての評判はあまり表に出てきません。料金の差が何かもよくわからず、何を基準に選べばいいのか困ってしまいますよね。
そこで、今回お伝えするのが以下の3つ。
- 業者を比較する前に準備しておくこと
- 評判の良い業者を見分ける方法
- 業者へお問い合わせするときのコツ
この3つをおさえておけば、もう業者選びで困ることはないでしょう。
最後まで読めば、あなたにビッタリのホームページ制作業者を見つけるための極意が身についているはずです。
本業はウェブデザイナー。
ホームページの業者選びに頭を抱えている人のためにこの記事を書きました。
いつもは選ばれる業者側に立ってますが、その立場だからこそ知る業者の裏側にも触れつつ、今回は選ぶほうの目線でアドバイスを送ります。
目次
業者を比較する前に準備しておくこと
まずは、なんとなくでも構いません。
最初にホームページを作るための、
- 予算
- 目的
この2つを考えておきましょう。
なぜなら、予算と目的が一致してないと適切な業者を選ぶことができないからです。
予算
予算は、個人事業や中小企業のホームページですと、だいたい以下の3つの範囲で考えておくといいです。
- 10万円以下(格安)
- 30万円〜50万円くらい(平均的、一番多い価格帯)
- 50万円以上(高級)
目的
ホームページを作る目的は大きく分けるとこの2つがあります。
- 売上げアップ
- 名刺代わりになればいい
もし、売上アップが目的なら目標の売上も考えておきましょう。
「月30万円の増収」や「月間でお問い合わせの数を10件増やしたい」のようにおよそでいいです。
予算と目的は矛盾していませんか?
予算と目的が決まれば、その2つが矛盾していないのかを確認してみましょう。
目的に対して予算が少なすぎはしませんか?
例えば、目標は月100万円の売上、なのに予算は10万円以下。これを実現できる業者はいません。
月100万の売上なら年間で1200万円です。10万円の投資で年間1200万円を回収できるビジネスなんて、ありますか?
ホームページの制作費は投資です。投じたお金が大きいほどリターンも大きくなります。もし目標の売上が大きいなら、予算もそれなりに用意した上で、しっかりとホームページを作ってくれる業者を選ぶべきです。
一方で、名刺代わりのホームページに100万円をかけてしまう人もいます。
売上を生まないホームページに100万円!? 馬鹿げた話だと思うかもしれませんが、わりと気づかずに大きな金額を業者へ払ってしまっている人が多いので注意してください。
その例がリース契約です。初期費用が仮にただ(無料)でも、リース契約で結んでしまった月額費用が3万円なら、3年で100万円を突破します。
リース契約は途中での解約が不可能。つまり契約したと同時に100万円を失ったことになってしまいます。(ちなみにホームページ作成のリース契約事態が実は違法です。騙されないように注意)
このように、予算と目的が一致していないと必ず業者選びに失敗します。
正しく業者を選びための準備として、少なくとも予算と目的くらいは具体的にしておきましょう。
失敗しないホームページ制作会社の選び方
予算と目的が決まれば、業者探しに移りましょう。
評判の良い業者を見分けるポイントは以下の10個。この10個をおさえておけば、まず後悔はしません。
- 1. まずは知人に聞いてみる
- 2. 電話営業の制作会社には注意
- 3. ネットで検索、上位表示の制作会社は信頼できる
- 4. 制作会社のサイトのデザインと構成をチェックする
- 5. 料金システムがわかりやすいところを選ぶ
- 6. 実績を確認する。お客様の声があればベター
- 7. 電話サポートがあるところは安心
- 8. 接見での打ち合わせはそれほど重要ではない
- 9. 少なくとも3社は問い合わせる
- 10. オールイットも検討してみよう
1. まずは知人に聞いてみる
もし私自身があなたの立場で、これからホームページを依頼するための業者を探さなければいけないとしたら……
やっぱり最初はまわりのビジネス仲間やプライベートの友人に聞くところから始めると思います。
「評判の良い業者、知らない?」
知人・友人をあたり、そのなかに「ホームページを作った結果、お客さんや売上が増えた」という経験を持つ人がいれば、積極的に話をうかがい、業者を紹介してもらいましょう。
ホームページの制作業界は、わりと人づてに仕事を紹介しあっています。評判の良い制作会社に仕事が集まりやすい構造を持っているので、人気の制作会社ほど良い仕事を期待できます。
2. 電話で営業をかけてくる制作会社には注意しよう
残念なことに、知人・友人から評判の良い業者の情報を得られない場合もあります。
なかなか業者が見つからないと焦ってしまい、電話や飛び込みの訪問で営業をかけてくる業者とつい契約してしまったりします。
これには本当に注意しましょう。
そもそも、ネットが得意なはずのホームページ制作会社であれば、電話や足に頼った営業なんてしないからです。
ちなみに弊社では100%ネットで集客できてます。検索経由のお客様やこの記事のようなブログを見ていただいたお客様からのお問い合わせだけで十分なので、電話や訪問による営業が必要ありません。
つまり、電話や訪問で営業をかけてくる業者は自ら、ネットでの集客に失敗していると言っているようなものなのです。
これからネット集客に励んでいくつもりでホームページを作るのに、それがうまくいっていない業者へ依頼する理由はありますか?
なかなか評判の良い業者が見つからない状況にあっても、安易に電話、あるいは訪問で営業をかけてくる業者を選んでしまわないよう注意しましょう。
3. ネットで検索、上位表示の制作会社は信頼できる
まわりを探しても、信頼できそうな業者が見つからなければ、やっぱり頼る先は「ネット検索」です。
今はYahooもGoogleも同じ検索結果を表示します。わざわざ二通りの検索結果を試す必要はありません。どちらか一方で検索すれば十分良さそうな業者を見つけられます。
検索するキーワードは、「ホームページ + 条件」のようなものがいいでしょう。
例えば、「ホームページ 月額無料」や「ホームページ 10万円以下」のような形です。「自分で更新できるホームページ」というのも、最近の傾向として求めている人が多いですね。
検索を重ねているとよく見かける業者やなんとなく雰囲気の良さそうな業者に出会います。最初から一つに決めることはせず、いくつか候補をピックアップしておきましょう。
4. 制作会社のサイトのデザインと構成をチェックする
ホームページ制作会社のサイトを訪れ、最初にチェックしたいのは、サイト全体の作り方です。
サイトのデザインや構成には、それを作った制作会社の性格がよく現れているからです。
見た目がごちゃごちゃしていて、なおかつ専門用語ばかりが並んでいるようなサイトの制作会社は止めておいたほうが無難です。
お客様目線が足りてないからです。
ホームページの制作過程は専門的な作業ばかり。選ぶべきなのは、分かりやすく使いやすいサイトの業者。やさしくわかりやすく完成まで導いてくれそうな業者を選んでおいたほうが、のちのストレスを避けられます。
5. 料金システムがわかりやすいところを選ぶ
業者選びで特に心配なのが制作費についてです。
制作費の大小は業者によってまちまちです。何を基準に料金が決まるのかいまいちわからないという声も多く、実際あなたもそう思っているかもしれません。
ホームページの制作費は、基本的に制作作業の量と質で決まります。難しい作業が多いほど、また、作業時間が長いほど、制作費は高くなります。
だから、最初から作るものが決まっているレストランのメニューのように固定の値段を見せるのが難しいんですね。
それでも、目安になる料金表をサイトへ掲載したり、サービスをパッケージ化し料金体系をわかりやすくしたり、お客様の費用に対する不安を取り除くための努力をしている業者も多いです。
こうした業者は信頼してもいいでしょう。
なかには、費用の概算だけしか伝えてないのに契約を取り急ごうとする業者もいます。申込時の見積とは異なる料金を納品時に請求されたら困りますよね。こうした明瞭会計でない業者は避けるべきです。
6. 実績を確認する。お客様の声があればベター
制作会社のサイトには必ず、過去の実績をまとめたページがあります。実績のない業者は候補さえにも入れるべきではありません。
実績を見れば、「不動産業のホームページを作るのが得意」や「女性的なデザインをするのが得意」のような業者の得意分野が見えてきます。
できれば、実績と一緒にお客様の声も確かめたいです。お客様の声には、業者のサポートの質が現れていることが多いです。
悪評を広めたい業者はいないので、掲載されているお客様の声は良い評価ばかりになるのが普通だとは思いますが、それでも、参考になる意見は見つかります。
実績から制作会社のスキル、お客様の声からサポートの質を判断し、信頼できそうな業者を絞っていきましょう。
7. 電話サポートがあるところは安心
ネットの環境が充実するにしたがって、今までは会って直接話すのが普通だった商取引きがメールだけで済まされることも普通になりました。
ホームページの制作業界でも、特に低価格の業者はメールだけで申し込みから制作完了まで進めるところも多いです。
すでに何度かホームページの依頼経験がある人で、制作会社への要望の伝え方に慣れているような人なら、このようなメールだけで進める業者を選んだほうが、費用も安く抑えられますし、無駄なやり取りによる時間のロスも避けられるのでいいでしょう。
でも、今回が初めての依頼という初心者さんなら、やっぱり電話でのサポートがついている業者をおすすめします。
ホームページを作ると途中では、サーバーの設定やデータの送受信などお客様が負担する専門作業も多いです。なかにはメールだけでは、解決できない作業もあるかもしれません。
パソコンが苦手な人は電話サポート付きの業者を選んでおきましょう。
8. 接見での打ち合わせはそれほど重要ではない
これまでは打ち合わせといえば「会う」のが普通でした。
ホームページの制作も打ち合わせは、会ってするのが一般的でしたが、接見での打ち合わせには様々なコストがかかります。
担当者の人件費、移動費など。こうしたコストを最終的に負担するのは、お客様のほうです。簡単に言えば、会える業者ほど制作費が高くなるということです。
実は、会わなくても電話さえできれば、ホームページが完成していく様子をリアルタイムに確認できます。ホームページはネット上でどこでも見られるものだからです。
電話越しに同じ画面を見ながら意見を交わしあえるのは、会う打ち合わせと全く同じです。
最近はコロナウイルスの感染拡大の影響もあり、遠隔での打ち合わせがさらに一般化してきました。「ZOOM」という動画チャットアプリを使ったオンライン飲み会も広がってますよね。
顔を会わさない商取引に不安を覚えるお気持ちはわかります。しかし、離れていても信頼関係を築くための方法が充実してきています。
余計なコストを削減し、制作作業にすべてのコストを集中させられる点は「会わない打ち合わせ」のメリットです。
9. 少なくとも3社は問い合わせる
これまでのポイントを抑えていけば、かなり候補は絞られてきたかと思います。
その中から、少なくとも3社は実際に問い合わせ、見積もりををしてもらいましょう。
どんなふうに問い合わせればびいかわからないという人は、せめて下記の3点だけでも伝えてください。
- 予算
- 目的
- 参考サイト
どれも、最初はだいたいで構いません。
見積もりに不足の情報があれば、業者の方から質問が返ってきます。
そのあと、質問と返事を繰り返す途中で、業者のサポートの質もわかります。サポートが上手な業者は、漠然としていたスタート地点から物事をスムーズに具体化させていってくれます。
選びたいのは単に安いだけでなく、こうした「やり取りが上手」な業者です。このポイントについては実際にお問い合わせしてみないとわかりません。
単に、見積書の金額を比較するだけではなく、漠然とした内容でもいいので質問や相談を投げかけてみて、上手に反応してくれる業者を選びたいものです。
以上、ホームページの制作会社を選ぶコツ、比較のポイントについて書いてきましたが……
番外編. オールイットも検討してみてください
月額無料、10万円以下の「ビジネスパック」は、低価格ではありますが質の高いデザインとサポートで、特に個人事業主さん、中小企業主さんから公表を得ています。
パソコンが苦手な初心者様も大歓迎です。
ホームページにお困りのことがあれば、まずはお気軽にご相談くださいませ。