ホームページを維持していくためのランニングコストの予算は?
HPを維持するのに、どんなお金がどれくらいかかるのか?
ホームページの維持費について、この記事では詳しくお伝えしていこうと思います。
今回の記事でお伝えするのは以下の3点。
- ホームページにかかる維持費の種類と目的
- ホームページの維持費の相場
- 全体的なランニングコストの予算
維持費のないホームページをお探しのあなたへ
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ホームページの月額維持費を節約したいあなたは、ぜひ最初の「トップページ」からご覧ください。
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じつは、ご存知でしょうか?
今の時代、維持費をかけなくてもホームページを持てる方法があります。
その代表的な方法が下の記事でも紹介している「完全無料のホームページ作成サービス」です。
ホームページビルダーが難しい?もっと簡単なホームページの作り方5つ
ただ、維持費をかけないことが常に得とは限りません。
維持費のなかには、いろいろな目的の費用があり、ケチることで逆に「ホームページの管理」の面で大きな苦労を招くものもあるからです。
とはいえ、維持費をぼったくろうとする業者がいるのも事実。
例えば、本当は違法のリース契約を迫ってくる業者。
複数年契約でリース契約を結んでしまうと、解約できず長い間持続的に発生する高額な維持費に泣きを見ます。
こうした悪徳業者を回避するためにも、しっかり維持費について理解しておきましょう。
最後まで読めば、ほんとうの意味で損をしない維持費の知識が身につきます。
今回の記事は維持費についてもっと理解してもらいたくて書きました。
どんなビジネスでもランニングコストを下げるのは利益を最大化させるための鉄則。
ただ、売上を維持するために必要最低限にかかる経費もあります。
まずは、必ず必要な固定費についてのお話から始めていきましょう。
目次
ドメインとサーバー、
この2つの準備と管理をどうするかで維持費が10倍差
ホームページを公開するには必ず以下の2つが必要です。
- ドメイン
- サーバー
この2つがないとホームページを持てません。
だから、この2つのための費用はホームページを運営するときに欠かせない経費だといえます。
ドメインとは?
ドメインは、ホームページの住所のこと。
「URL」、「アドレス」なんて呼んだりもしますよね。
自分の好きな文字列を選んでオリジナルのアドレスを取得することもできます。
これが「独自ドメイン」です。
独自ドメインは、ビジネス用のホームページなら取っておくことをおすすめします。
その理由は、下記のリンク先で詳しくお伝えしています。
ホームページを移転するときや、検索経由のアクセスを増やすときに有利だからです。
サーバーとは
サーバーとは、ホームページのデータを保存しておく場所です。
サーバーにデータを置いておくことで、インターネットを経由して第三者にホームページを閲覧してもらえます。
よく家庭でインターネット回線を契約したときのプロバイダーをサーバーと勘違いしている人がいます。
確かにサーバー機能をサービスとして提供しているプロバイダーもいますが、趣味で小さく運営する個人のホームページとは異なり、規模が大きく機能が多くなりがちのビジネス用のサイトの場合は、専用のサーバーを用意することがほとんどです。
ドメイン・サーバーの管理方法 2つ
ホームページの公開に必ず費用なドメインとサーバー。
この2つをどうやって準備し管理していくか? その方法は下記の2種類があります。
- 業者へ任せる
- 自分で管理する
これら2つの違いを、費用面と管理の手間の面で比べてみましょう。
ドメイン・サーバーを業者へ任せる(月の維持費、約1万円)
この場合は「管理費」という名目で業者へ月額で費用を払います。
管理費を払うことによって、制作会社がドメインとサーバーを正しく準備し管理してくれます。
ドメインとサーバーの管理には、メンテンスやセキュリティ対策に必要な専門知識が求められるので、特に初心者さんはこうしたドメイン・サーバーの管理をしてくれる業者を選んだほうが安心です。
管理費の金額は、ホームページの規模や機能によって変わります。
会員機能やネットショップなど特殊な機能が付いていない一般的な会社案内用のホームページであれば、月に1万円くらいが相場です。
ドメイン・サーバーを自分で管理する(月の維持費、約1,000円)
業者によっては、お客さんのほうで用意するドメインとサーバーを利用してホームページを作ってくれるところがあります。
弊社オールイットの【ビジネスパック】もそうです。
ドメイン・サーバーともに自分で専門業者を見つけてくれば、じつは制作会社に任す10分の1くらいの費用で済みます。
- ドメイン代: 年間で約1,000円
- サーバー代: 月間で1,000円
維持費を安くできる反面、注意したいのが管理業務の負担。
ドメイン・サーバーの管理が自己負担になると、精神的、技術的な負担が重くなります。
最近はWordPressを利用したホームページを作ることが人気沸騰中。
WordPressは特にメンテナンスやセキュリティ対策が重要な仕組みなので、もしあなたがWordPressを使う予定の場合はなおさらどんな方法で管理業務を負担していくか事前に検討しておいたほうがいいでしょう。
ちなみに弊社オールイットの【ビジネスパック】では、基本的に月額無料。
ただし、サーバーの自己管理に不安な人はオプションで管理サポートを利用できます。
気になる方は【ビジネスパック】の月額費用に関するページを読んでみてください。
ドメイン・サーバー代以外のランニングコスト
ホームページに継続して発生するお金はドメイン・サーバーの維持費だけではありません。
残念なお知らせになってしまいますが、ホームページを持ってるだけでビジネスに役立ってくれる時代はもう過ぎてしまいました。
手間ひま&お金をかけて育てなければ、ホームページは期待に応えてくれないのですね。
- SEOのための費用
- 広告宣伝費
- 更新料
- 人件費
これらすべてがHPを継続的に活用していくための費用、つまり「ランニングコスト」。
それぞれどういった費用でいくらくらいが相場なのかをお伝えします。
SEOのための費用 目的と相場
SEOを外注している人もまだ多いようですね。
月5,000円で必ず上位表示します! という業者も見つかります。本当でしょうか……
SEOの業者には怪しいところが多いので気をつけましょう。
いくらホームページを作っても、そのあとアクセスがなければ、そのホームページに価値はありません。
残酷ですが、制作にかけたお金は水の泡に。
そうかといって、闇雲にアクセスアップに励むことにも意味はありません。
あなたのビジネスに興味のある見込み客だけを狙ってアクセスアップできれば最高です。
そのための一番の方法がSEO。
SEOとは、「Google、Yahooの検索結果で上位表示を実現するための取り組み」のことです。
検索後にホームページへアクセスしてくる人は、自ら積極的に欲しい商品やサービスを探している人。
だから売上に結びつきやすいのですね。
本当は自分でSEOに取り組んでいけるのがベストですが、専門知識がない場合や本業が忙しく時間的に学習している暇がない場合など、専門の業者に頼らなければならないこともあるでしょう。
そのときにかかる費用は、上位表示を狙う検索キーワードによって変わってくるので、見積もり制がほとんどです。
競合が多く上位表示が難しいキーワードほど高く、
競合が少なく上位表示が簡単なキーワードほど安くなります。
なかには成功報酬の業者もいます。
SEOがうまくいったときだけ費用が発生するので、なんとなく損しない気がしてきますが、実は注意が必要。
SEOとして行う対策のなかにはリスクが高いものもあります。
失敗すると単に順位が下がるのではなく、検索結果の圏外にはじき飛ばされ、順位が永久的に戻らないなんてこともあり得る危険な方法です。
こうしたリスクの高い方法を積極的に行う業者もいるので、成果がない場合の費用が発生しないとしても、業者がどんな方法でSEOを行うのかについては、事前にしっかりと明らかにしておくべきです。
広告宣伝費 目的と相場
SEOよりも確実なアクセスアップの方法が広告です。
検索結果へ掲載できる広告として、Yahoo!広告、Googl広告があります。
まとめてリスティング広告と呼んだりもします。
効果はSEOと同じです。
上位表示したい検索キーワードを決めて、その検索結果に自社のホームページへアクセスを集めるための広告を出します。
少ない金額から、すぐに始められるところがメリットです。
初心者さんは、だいたい月3万円くらいから始めてみたらいいと言われていますね。
効果がすぐに現れるので、うまくいけば予算を増やし、あまり期待通りにいかなかったら予算を減らす、という柔軟なやり方ができます。
最近は、どのビジネスにおいても軒並み広告費が高騰中。
僕のいるウェブ制作業界も同様です。
とはいえ、費用対効果はチラシや情報誌の広告欄よりも優れていることが多く、効果測定も他の広告より簡単なので、少額でもまずは試してみるといいでしょう。
更新料 目的と相場
最近、ますますホームページを更新することが重要だといわれてますね。
ホームページの状態を常に新鮮に保つこと。
積極的に質の高い情報を発信すること。
この二つが検索エンジンとお客様の両方から評価を得ることにつながるからです。
制作会社へ更新を依頼すれば、ミニマムでも一回の作業代は5,000円くらいかかるでしょう。
更新する内容にもよりますが、写真を1枚差し替えるだけでもそれくらいすることが多いです。
写真1枚で5,000円?
単に画像1枚を差し替えるだけですからね。
簡単な作業だと思うかもしれません。
しかし、じっさい制作会社の方では、万が一に備えデータのバックアップを行ってから更新作業に着手します。
また、作業が一度きりのやりとりで終わるとは限りません。
作業後にお客様から修正のご要望が寄せられることの方が多いです。
こうしたあとで発生するであろう作業の分も費用に含めておかなければ、制作会社は修正が発生するたびタダ働きを強いられます。
決して、ぼったくろうとしているわけではないのです。
更新料がもったいなら、自分で更新できる仕組みでホームページを作ってもらっておくといいでしょう。
頻繁に更新する予定がなくても、夏季・冬季の休業日の告知や営業時間の変更など、ホームページを書き換えなければいけないことは起こりえます。
最近はスキルがなくても簡単に更新できるWordPressが人気です。
人件費 目的と相場
これまで説明してきたように、ホームページは作って終わりではありません。
実は、作り終えたところがスタート。
その過程では、様々なスキルのレベルアップが求められます。
SEO、広告マーケティング、更新作業。
こうした場面で十分に発揮できるスキルを持っていない場合は、学習が必須。
あるいは、ホームページを専門に担当してくれる人材の確保を検討してもいいでしょう。
特定の作業だけに制限してパートで雇えば月10万円〜くらいでしょうか。
事業者は本業に没頭することが可能ですし、専門家が担当することでより生産性が高まります。
売上目的の場合の維持費&ランニングコスト 予算
これまで、どんなお金がホームページの維持と活用にかかるのかを見てきました。
各費用について、目的と注意点がわかったことだと思います。
下のリストは、各費用のざっくりとした相場です。
金額と項目の要不要は、求めるホームページの仕様やあなたのスキルによって大きく変わってくるかとも思います。
目安のひとつとしてお考えください。
- 月額管理費 5,000円〜
- 更新料 月5,000円〜
- ドメイン管理費 年1,000円
- レンタルサーバー 月500円〜1,500円
- SEO費用 月5,000円〜
- リスティング広告 月30,000円〜
- ウェブ担当者 人件費 月10万円〜
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