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ホームページの追加料金とは何のこと?見積書の他に制作途中で発生する費用があるの?

ホームページの制作費用は、制作途中で見積書にある金額より増えることがあります。

この追加費用の可能性を知らずに、ギリギリの予算を組んでると、制作が完了したときの精算で泣くことになります。

気をつけましょうね。

そんな失敗を避けるため、今回の記事では、ホームページの追加費用について説明していきます。

追加費用が発生する理由とタイミング、ホームページの制作費の決まり方。

こういうことがわかります。ぜひ最後まで読んでいってください。

見積はあくまでその時点でわかる制作費の金額

「なんで見積書の金額と違うんだ?」

ホームページ完成後に届けられた請求書を見たお客様の怒りの声です。予算をはるかに超えた請求額に怒ってます。

見積り時には判明していなかった作業が制作途中に発生したからですが、見積もりの金額で予算を組んでいたお客様には理解されません。

普通は、どんな制作会社のいかなる場合でも、お客様に無断で追加費用が発生することはありません。

この例でもそうです。

制作途中で、お客様から求められる新しいご要望へお応えするため、その都度追加で見積もりを行い、納得していただいた上で費用が追加されていきます。

せっかく取り掛かった制作案件ですから、お客様の方でも中途半端には終わりたくありません。納得の形にしたいので、費用が発生するのは仕方ないと、次々に追加要件を承諾し、最終的には予算を大きく越える制作費になってしまいました。

実によくある予算と追加費用がらみの失敗例です。

ホームページの制作費の予算は、制作途中に発生する追加費用、そしてできれば、制作後の集客費用も含めて立てておくのが鉄則です。

金額が増えるなら見積の意味はない?

変わる可能性があるなら見積書の金額なんて信じられないし、それを発行する制作会社も信じられない。

こうしたお客様の声があります。確かに見積もりを決め手に業者を選ぶお客様の立場としては、こういう声がでるのも理解できます。

予算内で満足のいくホームページを制作できるかどうかを見極めるのが見積もりですものね。

相見積りを取った人もいるでしょう。

複数の業者から得た見積もりを比較して、もっともリーズナブルで質の良いホームページを作ってくれると思ったからアンタのところに依頼したんだ。それなのに値段が変わるなんて。だったら他の業者へ依頼したほうが良かったよ。

なるほどな意見です。

ただご理解していただきたいのは、制作会社がわざと法外に料金をふっかけているわけではないということです。

ホームページの制作費用が決まるルールを知っていただけると、見積もり後に発生する追加費用にご納得いただけると思います。

ホームページ制作費用のからくり

だいたいこれくらいの値段で作れる。

こういう相場がないといわれるのがホームページの制作費用です。

その理由は、お客様のご要望によってホームページの作り方、作る人、作るための時間と技術が変わるからです。

ウェブ制作会社を検索すると、安ければ1万円以下でも作ってくれる業者が見つかります。そういう業者ばかりを見てきた人にとっては、10万円のホームページでも高く感じるはずです。

一方では100万円でも足りない制作会社の存在もあります。

ホームページ制作費が業者によってまちまちなのは、以下の理由があるからです。

ホームページ制作費は技術料

ホームページを制作するのにかかるのは、ほぼほぼ人件費です。

ウェブ制作の技術を持つ専門家が時間と手間をかけることでホームページは完成します。

言い換えれば、「時間 x 技術 = ホームページ」なわけです。

この公式に沿って考えてみましょう。

難しい作業に長い時間をかけるほど、制作費が高くなることはわかりますよね。

難しく専門的な作業を行える人材には、会社としてそれなりのお給料を支払わなければいけません。その分をホームページの制作費としてお客様から回収しなければ利益が出ません。ビジネスの存続が不可能になります。

つまり、高い技術力で作られたホームページほど高くなる。そういうことです。

逆にいうと、簡単に時間をかけずに作るホームページは、安く済みます。高い給料を払ってハイスキルの人材を雇わなくて済みますし、働いてもらう時間も少なく済むからです。

ただ、「作業時間が短ければ安い。簡単な作業ならタダでできる」というふうに勘違いされると、困ってしまいます。

例えば、制作中のお客様から生じる追加のご要望で代表的なものがあります。

「この画像一枚くらい差し替えるのは簡単でしょ。ついでにやっておいてよ(=無料で)」

もちろん、それで食べてるプロのウェブデザイナーにとっては簡単な作業です。ものの5分でできる作業かもしれません。

しかし、それが簡単にできるのは、ウェブデザイナーになるまでの間、万単位の時間を技術習得へ注いできたからです。

簡単なのは、スキルを持つプロにとって。一般の人には、プロのウェブデザイナーが辿ったように何万時間の学習の末できる作業なわけです。

こうして考えると単に作業時間に比例して費用が決まるわけではないこともわかってもらえるのではないでしょうか。

つまりホームページの作成費用は技術料なわけです。

ホームページを作るには、特別な作業が必要です。作業をこなすには技術を持つ人への報酬が必要です。

見積もり以外に制作途中で追加費用が発生するのは、見積書に書かれていない作業があとで出てきたからです。その作業を行う人材への「技術料=追加費用」ということです。

見積時には、判明していない作業なのです。新しく対応する必要が出た作業に対しては、その作業に対しての技術料が発生します。

わかっていただけましたでしょうか。

いや、それでも追加費用なんて認めたくない。

そんなあなたにとっておきの案があります。

最初から最後まで費用が変わらない定額制のホームページ制作プランを利用してみてはいかがでしょうか。

あらかじめ料金が決まっており、その中で対応可能なサービスの種類と数も決まってます。例えばページ数。修正の回数。こういうホームページを作っていくための条件がパッケージになっているのですね。

参考:追加料金なしの格安ポッキリ価格!初期費用だけのビジネスパック

5ページを修正3回まで10万円で作る。具体的にいうとこういうことです。

ただ注意したいのは、パッケージプランにも追加費用がありえます。

例えば、上のパッケージプランで申し込み、その後、7ページを修正5回で作り終えたなら、2ページの追加費用と2回分の修正費用は最初の費用に含まれてないので、追加されます。

ホームページの追加料金の種類

ホームページの制作費=技術料です。

見積り時には含まれていない作業になので、追加で費用が発生するわけです。

それでは、今度は具体的に追加費用ってどんなものに発生するの? ということを具体的に説明していきますね。

画像編集

ホームページへ載せる内容として写真やイラストのような画像は不可欠です。

文章だけでは見た目に窮屈ですし、画像があったほうが読みやすく理解しやすいですものね。

ホームページに掲載する画像は、サイズの調整やトリミングなど事前に画像編集が必要です。簡単な画像編集なら初期の制作費用に含まれていることが多いです。

でも、

女性モデルの画像を髪の毛一本一本まで繊細に切り抜かなければいけない。
極端に写りの悪い風景写真を観光したくなるような美しいレベルにまで補正しなければいけない。

このような複雑な画像編集には、特殊な技術が必要です。そのため別途費用で対応ということの方が多いでしょう。

バナー作成

バナーは、ホームページへ掲載する特殊なデザインの画像です。

クリックさせることを目的としているため、見映えの良さはもちろん重要ですが、さらにキャッチコピーのセンスもデザイナーに求められます。

ホームページ全体のデザインと馴染ませながらも、注目させなければいけないので、なかなか難しい工夫がいるのですね。

バナーは、制作中のホームページ以外にも広告のための利用もできます。

バナー1枚に対していくら、というように追加で費用が発生するのが一般的です。

バナーについては以下の記事でまとめています。弊社で対応できるバナー制作の料金も掲載してます。もし、あなたがバナー制作を依頼する業者を探しているなら、ぜひ弊社を検討してみてください。

バナー画像の作成依頼と料金について

イラスト作成

オリジナルのイラストを制作する際には、費用が発生します。

最近はフリーでダウンロードできるイラストでもクオリティの高いものがたくさん見つかりますよね。

インターネット上に多く公開されているので、イラストを利用したい場合は、まずチェックしてみるといいですよ。

以下では、ネットでイラストと写真を検索してダウンロードできるサイトを紹介してます。ぜひ見てみてください。
ホームページ用の画像の集め方と探し方がわからない?

スキャン

紙の資料をホームページに掲載する場合に発生します。

おいおい、スキャンくらい無料でしてくれてもいいじゃないか。

そんな愚痴が聞こえてきそうですが、中には何百ページにも及ぶ商品カタログをスキャンしなければいけない場合もあるんです。

公平を期すため一律にスキャン〇〇Pあたり〇〇円というように値段を決めているところが多いです。

データ抽出

CDから音楽データやDVDの映像データを抽出する場合も作業料が発生しますよ。

スキャン同様、CD1枚くらいなら無料で対応してくれる制作会社もあります。

でも、データをネット上で閲覧できる形式にするには特殊な変換作業が必要になることもあります。容量が多いDVDからデータを取り出す場合は、別途費用での対応になることが多いです。

原稿作成

ホームページに掲載する内容を業者に準備してもらう場合は、費用がかかります。

文章を作成する費用=ライティング料。文字数や各文章の専門性の高さによって料金が決まります。

写真撮影が必要な場合は撮影代もかかってきますね。

原稿の作り方は以下の記事で特集してます。苦手な人、やり方がわからない人はぜひ読んでみてください。助けになるはずです。
ホームページに載せる画像と文章のまとめかた。ワイヤーフレームという配置図を作ってみよう
ホームページの原稿の作り方が難しいので簡単な方法を教えてほしい

アクセス解析

ホームページを作ったら、必ずアクセスを数える機能が必要です。

何人来てるかわからないホームページなら、効果を測れませんよね。

よく使われるアクセスカウンターが「Googleアナリティクス」です。

Googleサーチコンソールという検索エンジンからのホームページの見え方を確認できるサービスとよく併用されます。

Googleアナリティクスとサーチコンソール自体は、無料で提供されていますが、自力で設定ができない人は、制作会社に代行費用を払って設定してもらいます。

動作と表示保証の対象ブラウザ

ブラウザとは、ホームページを見るためのアプリです。Internet Explorer、Google Chrome、SafariなどPC用、スマホ用にいろいろあります。

ブラウザごとに仕組みが微妙に変わるので、対応させるブラウザが多いほど動作と表示を確認する作業が制作側に増えます。

ほとんどの業者が「Internet Explorer」や「Google Chrome」といった一般的なブラウザへの対応はしてくれますが、特殊なブラウザにも表示対応させたい場合は、費用がかかります。

スマホでもiPhoneや一般的に普及されてる最新のAndroidブラウザ以外は別料金でという対応の制作会社が多いですよ。

難しい技術が必要な特殊機能

ショッピングカート、更新システム、会員制の仕組みなど、ホームページに特殊な機能を付け加える場合です。

こうした機能は、普通のホームページを作るのとはまるで異なる高度な技術を要します。

技術的に難度があがるほど制作費が高くなる法則は上の方で説明しましたね。

ドメイン、サーバー設定費用

ホームページをインターネット上で公開するための設定費用です。

インターネット上の住所である「ドメイン」、ホームページのデータを置く場所になる「サーバー」を設定します。

最近は一般の人でも簡単に使いやすいドメイン/サーバーの業者が増えてきました。まずは自分でやってみてもいいでしょう。

難しければ制作業者へお願いします。その場合は設定代行費用が発生します。

SEO対策

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」となります。

ホームページを検索結果の上位に表示させるための対策のことです。上位になればなるほど、アクセス数のアップが見込めるので、商用ホームページには必須ですね。

SEOでは「どのキーワードで順位を高くするか」という点が重要になります。競合するライバルのホームページを分析する必要もあり、どんな方法でどの程度のSEOを行うかによって費用が決まります。

修正費用

ホームページは、修正しながら完成させていくのが基本です。

制作案件で修正回数が決められている場合がほとんどで、その数を超えてしまった場合は、修正作業の難易度と量によって別途費用が発生します。

予想を超える追加費用への対策は事前準備と業者とのコミュニケーション

追加費用は、見積もりのときに判明していない作業へ発生します。

違う見方をすれば、見積もりのときに、作りたいホームページの方向性が全部明らかになっていれば、あとで別途発生する費用はないわけですね。

今回が初めてのホームページという人にはかなり難しいですが、最初の見積もりの時点でなるべく方向性を固めておく。もし追加料金がかかる場合は、どんな内容でどれぐらいの量になるのか、見当をつけておくと、全体的な予算を組みやすいです。

制作業者とのコミュニケーションも適正な予算を組むためには大切ですね。

見積もりのときに、こういうホームページを作りたいのだけど、初期費用の予算とあとで増えそうな費用を教えてほしいと頼んでみましょう。

最初の見積もりの時点ですべての要件を固め、確実な費用を出すのは制作会社の方でも難しいので、先に追加費用の可能性を話し合えるのは制作会社にとっても嬉しいことです。

見積時の費用はあくまで目安と考えて、制作業者と相談しながら最終的な費用を固めていくのがいいですね。

以上、ホームページを制作する上でトラブルになりやすい追加費用に関してまとめてきました。予算の組み立てに役立てば幸いです。

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