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予算 10万円!美容室のホームページの作り方を具体的に考えてくれませんか?

面白そうだね。20年くらい前かな、最初のカリスマ美容師のブーム以降、美容室は増える一方だからね。
そうなんですよ。全国で計算すると3時間で1軒の美容室が新規オープンしているらしいです。
美容師になるまでの修行も大変だけど、やっと独立開業してからも競争が激しくて、生き残りが難しい業界だね。
それで少しでもホームページが集客に役立てばいいなと思って。
よし! それじゃ少ない10万円の予算を最大限に活かすホームページの作成法を考えてみよう。
参考にします!

美容室のHP作成方法
詳しく解説しましょう!

10万円以下、美容室のホームページの作り方はこちら

【ビジネスパック】

詳しく見てみる

美容室のホームページでよくある失敗

最初に本当によくある美容室のホームページの失敗についてお話します。失敗の原因は「オシャレ過ぎる」という一言につきます。

美容師の方は本当におしゃれですよね。一般の方と比べて髪型はもちろん、服装も個性的でファッション全体にこだわりが見えます。だから、ホームページを作成するときも、とにかくデザインを重視したくなるようです。

しかし、闇雲にデザイン性だけを強調すると、アクセスも少なくなりがちで、また、本当に大切にしている営業ポリシーや技術力も伝わらない、まさに「格好だけ」のホームページになってしまいます。

美容室へ訪れるお客様の理由は様々です。信頼できる技術を頼りリピートするお客様もいますし、口コミで耳に入ったスタッフの人柄の良さを味わいたくて初めて来店するお客様もいます。

このような店舗としての「売り」を個性として正しく伝えることが重要です。それによって、大きな広告宣伝費をかけている大手の美容室とも差別化し対抗してくことができるのです。

今回はその方法について具体的に考えてみましょう。

予算は10万円以下

まずは予算を含めホームページを作ろうとしている美容室がどのようなお店なのかを明らかにします。

決して、東京青山の一等地にあるような、すでに名声を得ている有名美容室ではありません。市街地から少し外れた場所で開業して間もない個人営業の美容室だと想像してください。

スタッフはアシスタントも入れて5人以下です。小さく、つい最近オープンしたばかりのお店なので、まだあまり知られてはいませんが、丁寧なカウンセリングが自慢で、お客様の髪質に合わせたカラーリングが特に好評を得ています

ホームページにかけられる予算は初期費用の10万円だけです。まだ開業したばかりなので、店舗維持にかかるランニングコストが原因で、月額費用はいまのところ捻出できません。

ターゲットを絞る

美容室に限らず、このような予算が少なく規模が小さなビジネスの場合、最初にホームページのターゲットを絞ることが重要です。

美容室のホームページといっても、極端に言えば、シャンプーや整髪料、あるいはドライヤーなど店販している美容品をネット販売したくてホームページの作成に取りかかるというパターンもあります。

今回の美容室の場合は、店舗への集客がホームページを作成する目的です。目的が変われば、ホームページを見せたい対象(=ターゲット)も変わるはずです。ターゲットに合わせたホームページを作成する方法を考えなければいけません。

ネット上の全員に媚びるような作り方を避け、優先してこういうお客様にホームページへアクセスして欲しい、と具体的に想像しておくことが求められます。

それによって、限られた予算を効率よく使うことができます。ホームページへ掲載する情報も厳選しやすくなります。

SEOの効果

SEOとは検索エンジンからのアクセスを増やすための方法をいいます。過去に一度初心者的な内容を解説しました。一度読んでみると、少しは理解が深まると思います。
検索にヒットしない。SEO対策をしてるのになぜなんですか?

さっき、ターゲットを絞ることで、ホームページへ掲載する情報を厳選しやすくなるといいましたね。情報を厳選すれば、ひとつひとつの情報がきわだつので、さらに質を上げやすくなります。これがSEOの効果を向上も招きます。

SEOがうまく働けば、より多くのターゲットにアクセスしてもらうことができます。ターゲットを絞ることが効果的なSEOへとつながり、そして再びターゲットからのアクセスを増やすという好循環を導きます。

ターゲットを絞る方法ですが、難しく考えることはありません。お店が一番得意としていることに焦点をあてて考えるとターゲットが見えてきます。接客が得意なのか、技術に自信があるのか。

今回の例の場合は、丁寧なカウンセリングにもとづいた髪質に合うカラーリングにもっとも自信があることがわかりました。実際にお客様からの評価も高く、たくさんの喜びの声が届いているそうです。

このカウンセリングとカラーリングを売りに他店との差別化を考えます。「髪のダメージに悩んでいるけど、カラーリングがしたいお客様」をターゲットとしてみてはいかがでしょうか。「痛みのないツヤのあるカラーリング」でお客様の悩みを解決します。これがホームページ全体のコンセプトへと変わり、具体的な制作作業が進みます。

デザインコンセプト

ターゲットを絞れば、デザインの方向性も見えてきます。具体的な狙いもなく、とにかくおしゃれな写真をべたべた貼っておけばいいだろうという浅はかな考えを避けられます。

ひとつの例として、メインビジュアルを作成してみました。メインビジュアルは、ホームページを開いて一番最初に目に入るものです。ひと目で「売り」を伝える役割があります。こういう画像にしてみました。

メインビジュアル

薬事法的に適切な表現かどうかのチェックはまだです。10分程度でデザインした画像なのでご容赦ください。本当は日本人モデルを使用したかったのですが、適切な素材が見つかりませんでした。実際に美容院で働く方は、美容室でいくらでもこういう写真が撮れると思います。デザインコンセプトに合う写真を自分で撮影するのも楽しいはずです。

さて、ターゲットを絞ったことで、デザインのコンセプトも決まります。今回は「髪にダメージを与えない、ツヤのあるカラーリング」ということが伝わればいいなと期待したデザインです。

メインビジュアルの近くに掲載するか、あるいは複数の写真が入れ替わるスライドショーの方法で、カウンセリングの様子を撮影した写真も見せれば、「丁寧なカウンセリング」も視覚的に訴えられます。

各ページの内容

予算は作成できるデザインの質やページ数に影響します。予算が10万円とすくないことで、頼れる制作会社は格安・激安に分類される業者になるでしょう。

恐縮ですが筆者もビジネスパックという格安のホームページ作成サービスを提供しています。5ページまでが90,000円で、6ページ目からがページごとに16,000円という料金プランです。格安業者に多いテンプレートではなく、オリジナルデザインを採用してますので、デザインコンセプトを反映させたサイトデザインも可能です。

勝手ながら、ビジネスパックの料金プランにあてはめさせていただくと、10万円以下なら7ページです。一般的な美容室のサイトを見ると、7ページ前後だと下記のようなページ構成のものが多いです。

  • トップページ
  • スタッフ紹介
  • メニュー
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • ブログ

これだけあれば、確かに最低限必要な情報は伝えられます。店舗の場所や営業日、カットやパーマの値段、店長の容姿、予約方法などです。

しかし、重要な「お店の売り」がかけています。ページ数としては1ページ余っているので、ここを今回の場合ではカラーリング専用のページにして、サービスの特色を語りつくすことになります。

使用する薬剤の種類、施術の流れ、効果と結果などを実際に現場で撮影した写真も混ぜて、カラーリングの中身をわかりやすく説明します。どうしてもページに掲載できる情報量には限りがあります。スペースの都合で掲載できない情報は、ブログを利用して更新してくのがいいでしょう

ブログで補足したいことで、おすすめはお客様の体験談です。ブログはカテゴリーに分類して記事を更新していくことができます。カラーリングの事例としてカテゴリーをひとつ作り、仕上がりのヘアスタイルとともにカウンセリングから施術後までの様子、また、施術する際に注意したポイントを紹介するとともに、お客様の感想を掲載します。

それによって生の現場の雰囲気を伝えられます。お客様のことを大切にしている姿勢も印象づけることができます。

予算が少ないと、じゅうぶんページ数を用意できません。ホームページで伝えたいことに優先順位をつけて、優先度が低い情報は、思い切って載せないことを決めたり、あるいは、ひとつのページにまとめます。そして、不足している情報は積極的に更新していけば、中身の濃いホームページへと育てられます

ブログの利用方法

ブログの利用方法について、もう少し詳しく説明してみます。

ブログを利用する方法のひとつとして「お客様の声」を掲載する方法を紹介しました。その他にもブログには活用の方法がたくさんあります。

よく見かけるのは、今日どこどこでランチをしましたのようなスタッフ日記です。残念ですが、このような内輪ネタは新規の顧客を獲得するのに全く役に立ちません。

美容室が更新するブログなら、美容について役立つ情報を配信しましょう。普段の営業の中でシャンプー台でシャンプーしているときや、鏡の前でブローしているときお客様へしている髪に関するアドバイスのような内容です。市販のカラー剤を利用して安全に美しく毛を染める方法なんて、知りたい人が多いはずです。

重要なのは、決して情報を出し惜しみしないことです。有益な情報を無償で提供することで、お客様が振り向いてくれます。有益な情報が満載のホームページは、お客様へ信頼感を与え来客へ結びつくのです。

他に美容室のホームページへ欲しいもの

ヘアスタイル ギャラリー

カラーリングのお客様をターゲットにしてはいますが、現実としてサロンにはカットだけやパーマのお客様も来店します。先にも説明したように、ブログではカテゴリーの分類ができます。ヘアスタイルごとにカテゴリーを分けて更新していけば、見応えたっぷりのスタイルギャラリーができあがります。

予約システム

お客様がネットから直接予約状況を確認し予約できる仕組みがあれば、さらに予約の数が増えそうです。ただの予約受け付け機能だけでなく、会員登録もできるシステムを利用すれば、リピーターの囲い込みにも役立てられます。

いま予算が10万円という厳しい状況では、なかなか導入が難しいと思いますが、簡単なものなら無料で利用できるものもあります。最初は無料のものを利用し、ホームページが軌道に乗ったら、本格的なオンライン予約システムへ移行すればいいですね。

スマホ対応

美容室だけでなく店舗型のビジネスにホームページのスマホ対応は重要です。すでにパソコンを所有せずにスマホだけがネットとの接触点であるという人も増えてきてます。特に美容室は若くて流行に敏感なお客様が多いので、スマホ対応は必須です。

パソコンとスマホではネットへ接続する環境や状況が違います。ホームページを見る動機も変わってきます。異なる環境、異なる動機へ対応するため、パソコンとスマホで別々のサイトを作ることもありますが、予算が10万では厳しいです。

低予算でオススメの方法がレスポンシブデザインです。パソコンとスマホ、画面の幅に合わせて自動的に見やすいデザインへ変形してくれる仕組みを持っています。例えば、外出先で美容室へのマップを見ているお客様にも、パソコンでカラーリングの技術を調べているお客様、両方へひとつのホームページで対応できます。

少ない予算でスマホ対応したいときに検討してみるといいでしょう。

以上、ホームページ作成について美容室を想定し予算10万円以下で考えてみました。ざっくりとした内容になりましたが、もっと詳しく検討したいという美容師の方、ぜひお気軽にご相談ください!

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