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上位表示の本当の必勝法。SEOに取り組む前の初心者が知っておくべきGoogleの方針とは?

SEO対策について、正しい知識を身につけていますか?

SEO対策について検索すると、細かなテクニックがたくさんあることがわかります。

しかし、初心者さんがテクニックに走るのは危険です。誤解や思い込みを抱いたままSEO対策をしてしまい、効果がでないどころか逆に、順位を下げるリスクがあるからです。

順位アップだけを意識した無理矢理のSEOは悪質な方法だと判定され、最悪な場合は検索結果から追放されてしまうこともあります。

そんな失敗を避けるため、まずは以下の3つの基本を最初に覚えておきましょう。

・検索エンジンの仕組み
・Googleの方針と順位評価の条件
・現在もっとも効果的なSEO対策

ぜひ最後まで読んで、検索上位表示へ効果のでるSEOの基本を身につけていってください。

中途半端な知識でSEOを使うのは危険!

SEO(Search Engine Optimization)は「検索エンジン最適化」と訳されます。検索経由のアクセスを増やすため、検索順位を上げてるために必要な施策や工夫のことを表しています。

SEOが順位向上のための対策だということは理解していても、その具体的な方法までを正確に知る人は少ないでしょう。

困ったことに、SEOの初心者の中には、手っ取り早く順位を高める裏技や設定方法があれば教えて欲しいという人がたくさんいます。

特にホームページをビジネスに活用していきたいと考えているなら、検索経由のアクセスは収益に結びつきやすいので、上位表示を欲しがる気持ちは当然だといえます。

しかし、残念ながら、SEOには裏技もなく、簡単に上位を獲得できる設定方法もありません。むしろSEOはコツコツ長期的に取り組むことで、徐々に検索順位があがっていく仕組みです。

それにもかかわらず、ネット上には簡単に順位があがったという情報がたくさんあります。過去に通用したテクニックもあるので全部が嘘だとはいいませんが、簡単に順位が上がるといわれている方法の多くは、いま逆に順位を下げるリスクがあります。

初心者がそのまま鵜呑みにして実践すると、検索順位を大幅に下げられたり、検索結果から除外されたりといったペナルティを課せられる危険があります。

そこで覚えておきたいのが「Googleの方針」です。検索エンジンを作っているGoogleが何をポリシーとして掲げているか、その内容を正確に理解しておけば、検索順位を上げる本当のコツが見えてきます。

ちなみに、日本で利用頻度の高い検索エンジン「Yahoo! Japan」は、Googleの検索エンジンを利用しています。つまり、Yahoo!とGoogle、両者の検索順位は同じです。検索するタイミングや広告の入り方などで、完全に一致することは少ないですが、Googleを意識しておけばYahoo!での順位も向上します。覚えておきましょう。

Googleの方針は「徹底したユーザーファースト

ユーザーの役に立っているか? ユーザーは満足しているか?

これがGoogleの一番気にしているところです。

ユーザーとは利用者のこと。Googleは検索サービスを利用してくれるユーザーに満足してもらうことを第一に考え、検索エンジンの改良を繰り返し続けています。

「ウェブマスター向けガイドライン」を見てみると、そのGoogleの方針が言葉として表現されています。

検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
ユーザーをだますようなことをしない。

検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかど
うか、などのポイントを確認してみてください。

どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

出典:ウェブマスター向けガイドライン

Googleの方針は検索ユーザーを満足させることにありました。検索を使ってみてユーザーが便利だと思う。そして、検索結果に現れたページのうち一つを訪れ、この情報が欲しかったのだと満足する。これが、Googleが求める理想です。

つまりは、検索の仕組みはユーザーのために働き、検索結果はユーザーのためにあるというわけなのですね。

検索エンジンの仕組み

検索の仕組みについて、少し詳しく説明しておきます。どのようなページ(ホームページ)を作ることが検索上位表示へつながるかのヒントになるからです。

ただホームページを公開しただけでは、検索の対象に入りません。Googleがインターネット上に放つクローラーにインデックスしてもらって初めて検索で見つけられる範囲に入るのです。

クローラーとは、自動でインターネット上を這い回るプログラムです。クローラーは各ホームページのデータを収集し、記録します。この記録を「インデックス」と呼びます。

検索の対象になるのは、インデックスされたページだけ。まだインデックスされていないページは、どんなキーワードで検索してもヒットすることはありません。

つまり、ホームページを公開して最初に必要なのは、インデックスされることです。ホームページを公開したばかりの人から全然検索に引っかからないという声をよく聞きます。そんな場合はインデックスされているかどうかをまず確かめてみましょう。

ホームページのインデックスの状況を確かめるには、サーチコンソールが役立ちます。利用は無料です。ホームページのアクセスを計測できるGoogleアナリティクスと一緒に登録しておきましょう。

サーチコンソール
Googleアナリティクス

クローラー、インデックスと一緒に覚えておきたい用語がもう一つあります。アルゴリズムです。

アルゴリズムは、Googleが検索順位を決めるためのルールのことです。Googleが独自に開発したアルゴリズム。中身は一般に公開されていません。もし公開してしまうと、だれでも検索順位を操作できるようになってしまうからです。

Googleはアルゴリズムを、Googleの方針に沿って開発・改良しています。Googleの方針。どんなものか覚えていますか? ユーザーファーストです。「ユーザーに利便性を、ユーザーに満足感を」が精神です。

この精神に基づいたアルゴリズムを攻略すれば、検索上位表示の可能性を高められます。どんなホームページを、どんなページをGoogleがユーザーにとって便利で役立つものかを理解することが必勝法のわけです。

そこでSEOに取り組むときの肝に命じておくべき基本的な考え方が浮かびます。
「ユーザーにとって価値のあるページを作る」。この考え方をベースにすることで、上位表示への具体的な方法が理解しやすくなります。

ユーザーにとって価値のあるページとは?

Googleは、検索エンジンをユーザーにとって利便性のあるものにしたいと考えています。検索結果にはユーザーにとって価値のあるページだけが並んで欲しい。そういうレベルを目標にしています。

それでは、あなたはどんなホームページを作れば検索結果へ現れるのでしょうか?

答えは、「ユーザーにとって価値のあるページを作ればよい」となりますよね。

でも、ユーザーにとって価値のあるページとはどんな内容のものなのでしょうか?

そこで使うのが、やっぱり検索エンジンです。検索にヒットさせたいキーワードを実際に検索してみましょう。検索するキーワードは、あなたのホームページを見てもらい人が検索しそうなキーワードがいいですね。

検索結果を眺めてみると、検索者がどんな情報を求めて検索したのかを推測できます。上から下へ検索結果に並ぶページのひとつひとつにアクセスし、内容をチェックしてみます。

もしあなたがこれらのページと同じように、もしくは、さらに上位へヒットしたいなら、これらと同等かそれ以上に検索者を満足させられるページでなければいけません。

最近はページの使いやすさ、わかりやすさも情報的な価値と一緒にGoogleのアルゴリズムは評価するといわれています。アルゴリズム。検索の順位を決めるルールのことでしたね。

これから検索へヒットしやすいホームページを作るなら、まずはGoogleの方針をしっかりと理解します。そして、Googleの方針と一致する、ユーザーを満足させるページとは何か? この答えを満たすページを、情報価値、使いやすさ、わかりやすさなども含めて追求していかなければいけません。

この取り組みがSEOといえます。SEOというと、小さなテクニック一つ一つのことを表していそうですが、もとを正せば、ユーザーにとって満足のいく価値のあるページを作る、ということなのですね。

以上でSEOを実践していくための大切な方向性を理解できたはずです。今度は回を改めて、SEOの細かなテクニックについてもお話する予定です。

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