「予算 10万円」安いホームページの作り方はないですか?
安いホームページ作成法
詳しく解説しましょう!
10万円以下でできるホームページの作り方はこちら
「できるだけ安くて良いホームページを作りたい!」。限られた予算の範囲で可能な限り高品質なホームページが欲しいのは、これからホームページ作成を進めていこうとしている全員が願っていることです。
特に個人事業や店舗経営のような、小〜中規模のビジネスの場合は予算が10万円にも満たないという場合も多いです。サークルのような非営利の組織も、予算に余裕がないケースが多いでしょう。
そんな、予算10万円で、安くホームページを作れる方法を考えてみました。
自分で作る場合
自分で作れば、もちろん制作費はかかりません。しかしホームページを作成するためにはお金だけでなく専門的な技術と知識が必要です。
技術的には、基本技術の「HTML+CSS」が必要で、よりデザインや機能にこだわりたければ「php」や「JavasSript」という高度なプログラミングスキルも欲しいです。
また、写真やイラストなどを合成したり編集する技術も必要ですし、伝わりやすい文章を書くためのライティングテクニックや、刺さる売り文句を考えるキャッチコピーのセンスも必要ですね。
知識としては、SEOやマーケティングが必要不可欠です。見栄えのよいホームページはたくさんありますが、実際に事業に役立っているかは「デザインが良い」とは別の話です。デザインの質とともに、お客様をホームページへ集めて、その後売り上げへと転換させる機能がホームページになければなりません。
こうして考えてみると、ホームページを自分で作る場合は、お金以外に様々な能力が求められることがわかります。これらすべてを学習するため、本を買ったり、セミナーへ通えば、お金と手間が発生し、時間もかかります。
自作すれば無料だという考えは、少し浅はかなことかもしれませんね。結局、業者へ依頼したほうがお金も手間も安くついたという成功か失敗かわからない体験談も多いです。
もともと「ものづくり」を楽しめるかどうかということも重要です。ホームページを作る過程での努力を楽しめるかどうか、制作にかかるお金や時間と一緒に、自分の才能や性格なども検討材料に入れて、ホームページの作り方を選んだほうがいいでしょう。
無料もあり レンタルホームページ
最初に紹介する方法は、ホームページスペースをレンタルできるサービスです。
普段ネットサーフィンに利用しているアプリのことを「ブラウザ」といいます。ウィンドウズならインターネットエクスプローラー、マックならサファリが標準で搭載されてますね。最近はChrome(クローム)がシェアを広げています。
このようなブラウザからホームページを作成できるサービスがレンタルホームページです。特別なソフトを購入する必要はなく、登録さえ済ませれば、素人同然の初心者でも気軽にホームページのデザインにチャレンジできます。
利用者が多く人気の高いサービスを二種類紹介しておきます。
グーぺは、店舗向けのホームページ作成サービスです。飲食店や美容室、エステサロンなどお店のホームページに必要な機能が揃っています。
Strikinglyを利用すればスマホ向けのサイトが簡単に作れます。今PC用のホームページをすでに持っていて、簡単でいいから、スマホ向けのサイトが欲しいという方へおすすめです。
このようなウェブサイトビルダーのもう一つの利点は、サーバーの設定が不要なことです。通常、ホームページを公開するにはレンタルサーバーが必要です。レンタルサーバーの選定や設定などは初心者がいつも悩むところです。その点も任せられるのは安心ですね。
ホームページ作成ソフト
ブラウザからではなく、手元のパソコンへインストールして使うタイプのホームページ作成をソフトがあります。
「ホームページビルダー」という名称を聞いたことがあるでしょう。ホームページ作成ソフトとして老舗で、他に代表的なソフトは「Dreamweaver(ドリームウィーバー)」をあげられます。
ホームページビルダーの特徴は、その「親しみやすさ」でしょう。まさに名称が表すとおり、ホームページを作成していくため必要不可欠な機能だけを厳選し、初心者でも操作しやすいような工夫が随所にされています。
一方のDreamweaverは、プロの現場でもよく利用されているソフトです。制作側の高度な技術を発揮しやすい操作性が自慢です。初心者にとっては難しすぎるかもしれませんね。
ホームページビルダーはこちらで購入できます
Adobe Dreamweaver CS5 日本語版 学生・教職員個人版はこちらで購入できます
ホームページビルダーが趣味でホームページ作りを楽しんでいる方をも対象しているのに対して、Dreamweaverはプロ志向といえます。しかし、両方とも、最初にソフトの使い方を習得する必要があるところは同じです。難しいのは、ソフトの使い方に慣れたからといって、おしゃれなデザインのホームページを作れるかといえば、そうではないところです。
普段、よく見ているデザイン性が高いホームページを目指す途中は、技術的にも自身のセンスに関しても、思い通りにならない苦難がたくさんあります。ソフトを利用して、できるだけ簡単におしゃれなデザインを実現したい場合は、次に紹介するHTMLテンプレートも併用したほうがいいかもしれません。
HTMLテンプレート
HTMLテンプレートは、ホームページのデザインと機能が一緒にまとめられたデータです。無料/有料で配布されていて、なかには「これが無料なの?」とびっくりするくらい質が高いものもあります。
HTMLテンプレートを土台として、文章や写真を入れ替えていく方法にすれば、時間的にも短縮できてデザイン性が高いホームページを作れます。
注意したいのは、セキュリティです。HTMLテンプレートに悪質なウイルスが隠されている場合があります。心配な方は、信頼できるサイトで配布されているHTMLテンプレートを利用しましょう。有料だからといって完全にリスクがなくなるわけではないですが、無料のものと比較すれば、やはり有料のほうが安心できると思います。
WordPress
WordPressは無料で配布されているソフトです。レンタルサーバーへインストールする形で使用し、ホームページ全体の仕組みとして動きます。
「使いこなす」ということを考えると今までの方法よりぐんと難易度があがります。しかし、インストールから初期設定までなんとか済ませれられば、「ブログ感覚でページを更新していける」、「プラグインによって自由自在に機能を追加していける」というWordPressの強力な利点を活かしたホームページ作りが可能です。「テーマ」と呼ばれる方法で、デザインも気軽にいろいろなパターンを試せます。
奥が深く、技術的なハードルも高いですが、のめりこむ味わいがあるホームページの作成法です。
WordPressは利用者が多いので、困ったことがあってもネットで検索すれば必ず答えが見つかります。その一方で、セキュリティへのリスクを高めています。利用者が多いところを狙って、悪質な攻撃を受けるリスクがあります。最初にある程度WordPressのセキュリティについて調べてみてから始めたほうが、あとの大きな失敗を避けられるでしょう。
業者へ依頼する場合
ここからは自作ではなく専門の制作業者へ依頼する方法を比較します。
初心者が時間と手間をかけて自分でホームページを作成した場合、なかなか趣味を超える完成度になることはありません。特定の商品だけをアピールするコンパクトなサイトのような、ある目的に絞ったホームページなら、最近は10万円以下でも満足できるホームページを作ってくれる業者が増えています。
初期費用が無料のHP作成業者
初期費用が無料の制作業者を利用すれば、最初にまとまったお金が必要なくなります。大きな予算を確保せずに済むので、経理に話が通しやすかったりと、作成計画を動かしやすいかもしれませんね。
しかし、毎月積み重なる月額料金を無視することはできません。初期費用が無料の業者は、月額管理費が発生する場合がほとんどです。
月額管理費は業者にサーバーやホームページの状態を管理してもらうための料金です。といっても、多くの業者ではとくに何か特別なサポートを期待できるわけではなく、料金は単にホームページのデータを維持してもらうためとして回収されます。
しかし、月額管理費には、サーバーの維持費も含まれています。サーバのトラブルは、わりと生じやすい問題です。初心者では解決できないトラブルであることも多いです。そんな面倒は誰かに預けておきたいと願う初心者は、月額料金は必要経費だと考えるべきでしょう。
月額無料の格安ホームページ
サーバーの管理を自分でする覚悟があれば年間12万円の節約を導きます。
初期費用が10万円以下の業者はわりと多く見つかります。ほとんどは、テンプレートからデザインを選択する方法で作成を進める業者ばかりですが、お客さんの要望を聞き入れながら、オリジナルデザインを実現してくれる業者もいます。
「安い=悪い」になりがちな、この業界ですが、その理由は「タイムイズマネー」だからです。「人件費 x 制作期間」で制作料金を掲載んします。制作にかけられる時間が多いほど、クオリティの追求が可能なのは仕方ありません。
しかし、独自の方法で制作作業の効率化に成功し、短期間で質の高いホームページの納品を実現している業者もいます。制作実績を覗けば、制作業者のレベルを推測できます。お問い合わせ/お申し込みの前に必要不可欠な確認です。
フリーランスのウェブデザイナー
会社組織の制作業者よりも、親しみやすく、お値段も若干お得感のあるのがフリーランスのウェブデザイナーです。個人で活動されているので、小回りがきき、ちょっとしたわがままにも付き合ってくれる傾向があります。
しかし、技術的には「デザイナーならデザインだけ」と専業分野には詳しいのですが、他の技術やノウハウに関しては素人同然ということもあります。各技術を担当する専門家を揃えチームで制作を進める会社組織の業者と違う点です。
とはいえ、個人対個人対のお付き合いは、互いの仲間意識を高めます。小さな相談でも親身に対応してくれるフリーランスは多く、一緒に良いものを作っていくという過程を依頼側も味わえます。できあがったホームページにさらにいっそう愛着がわきます。