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おしゃれなホームページを期待してたのに提案されたデザインがすごく「ださい」、どうしよう…

ありゃま。まあ「おしゃれ」か「ださい」かは好みもあるからね。
でも、明らかにイメージしていたデザインと違うんです。
デザイナーのセンスに問題はないかい?
ええ、実績を見てみると結構オシャレなデザインが多かったので。
だったら、打ち合わせ時のイメージの共有が足りなかったからかなあ。
イメージの共有ですか? 確かにあまり打ち合わせしなかったかも。もう一度デザイナーさんにイメージを伝えるところから始めてみます。

オシャレなHP作成方法
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「おしゃれ」か「ださい」か。デザインの好みは、個々のセンスにもよるため簡単に「これはおしゃれ」「これはださい」と区別するのはむずかしいです。

でも、料金を支払ったあと提案されたデザインが、想像していたイメージとかけ離れたものなら見過ごすわけにはいきませんよね。

とはいっても、もうすでにある程度の時間をかけられ作られたデザインですから、修正するには修正料が発生したり、キャンセルしたくても契約の縛りでできなかったり、大きな揉め事につながるリスクがあります。

では、どうすればいいのか? そんなデザインの質が原因で生じるトラブルと解決法についてまとめてみました。

提案されたデザインがイメージとぜんぜん違ってしまう原因

提案されたデザインが、あなたのイメージしていたデザインと大きくかけ離れてしまう原因は、主に次の三つに分かれます。

  • 1. デザイナーにセンスがなかった
  • 2. デザイナーとイメージの共有ができてなかった
  • 3. 制作費をケチってしまった

まずは、この三つについて理解しましょう。

1. デザイナーにセンスがなかった

そもそもデザイナーに優れたデザインを作る能力がなければ、これ以上どうこうすることもできません。仮に修正を依頼しても、あなたの求める質にはならないでしょう。

すでに払ってしまった着手金が戻らずとも、逆にキャンセル料が取られようとも、解約する以外により良いデザインを手に入れる方法はありません。

依頼前にデザイナーの実力を見誤ってしまった自分の責任だと割り切りましょう。今回、無駄にしてしまったお金は勉強料です。

今度同じような失敗をしないためには、依頼前にデザイナーの能力をしっかり見極めてください。

最近はあまり経験がないうちに独立してしまうフリーランスが大勢います。クラウドワークスのようなフリーランスに仕事を依頼できるサイトを利用するときは、かならず各々のフリーランスの実績を確認しましょう。実績が多いほど、実力は保証されます。

注意したいのは、複数の制作者が関わっているデザインがあるということです。トップページ一枚でも、ロゴとバナー画像は別々のデザイナーが手がけたということがあります。ロゴの雰囲気が気に入って発注したら、じつは別のデザイナーによるものだった、では笑えません。気に入ったデザインがあっても、依頼前にそのデザインを一人で担当したのかどうか質問してみることをおすすめします。

制作会社の場合でも同じです。過去の制作事例を確認せずに依頼することは避けましょう。

少し大きな制作会社になると、複数のデザイナーを抱えています。デザイナーによって得意なデザインが異なります。美容師もそうですよね。カラーが得意な美容師もいれば、パーマが得意な美容師もいます。ショート、ロングとスタイルによって得意苦手が分かれる美容師もいます。

プロのデザイナーといえど万能ではありません。経験によって得意分野が変わります。気に入ったデザインがあれば、そのデザインを担当したデザイナーを指名しましょう。大きな失敗は避けられます。

2. デザイナーとイメージの共有ができてなかった

「あなたがどんなデザインを欲しているのか」。そもそもこれがデザイナーへ正確に伝わっていなければ、イメーシしていたものと全然違うデザインが生まれてしまうのは、仕方ないといえます。

例えば、「かわいい」という言葉がありますよね。デザインの希望を依頼者に聞くと「オシャレ」という言葉と一緒によく使われる言葉です。「オシャレでかわいいデザインにしてください」。

でも、「かわいい」という言葉から抱くイメージは人それぞれです。女性的で柔らかい雰囲気をかわいいと表現する人もいれば、うさぎのような小動物が駆け巡る躍動感をかわいいと表現する人もいます。

あなたが自分のイメージを適切に伝えたつもりであっても、誤ったイメージでデザイナーに伝わってしまうことはよくあります。悪気がない誤解が原因であとでトラブルになるのは悲しいです。

こういうイメージのギャップを避けるには、事前にしっかりと打ち合わせをすることです。イメージを正確に共有できていれば、こういう失敗は起こりません。打ち合わせの密度がデザインの質へ置き換わると考えてください。

イメージの共有に一番役に立つのは、参考サイトの提出です。ネット上には参考になるサイトがたくさんあります。検索して同業他社のサイトを見てみるのもいいですし、下記のようなウェブデザインのギャラリーサイトをチェックしてみるのもいいでしょう。
【S5-Style】Webデザインのリンク集・ポータルサイト

制作会社の制作実績も参考になります。いろいろと調べてみて、気に入ったサイトをピックアップしておきましょう。プリントアウトして、どこが気に入ったのか書き込んだものを打ち合わせ時に担当デザイナーに渡すのです。「ここのロゴの色が好み」、「ここのメニューボタンが使いやすそう」。このような簡単なメモ書きでもデザイナーにとっては、デザインの方向性を決める重大なヒントになります。

3. 制作費をケチってしまった

デザインの質は制作費に比例します。お金をかけるほど良いデザインを実現できるということです。クオリティの高いデザインを求めるなら、それだけのお金が必要になることを覚悟しておく必要があります。

キャリアじゅうぶんの優秀なデザイナーが思う存分時間をかけられるなら、最高品質のデザインを作り出せます。未熟な見習いのデザイナーでもひたすら時間をかけていいなら、それなりのデザインを仕上げるでしょう。しかし、制作会社にとって時間はお金です。時間をかけるほど制作費を高額にしなければ、人件費で赤字になります。

格安・激安の制作会社へ最高級のデザインを期待してはいませんか? 参考になるホームページを探していて、美しくデザインされたロゴ、迫力ある写真がスムーズに入れ替わるスライドショー、画面をスクロールすると現れる特殊な視覚効果など、このようなデザインは魅力的です。しかし、それを実現するには、そのための費用が必要になります。

「この金額ならこれくらいのデザイン、このデザインならこれくらいの金額」どちらも結局同じ意味ですが、このような費用とデザインのクオリティの関係を知るには、やはりここでも参考サイトを利用します。

こういうデザインにしたいと選んでおいた参考のサイトを依頼前に伝えます。「これくらいのクオリティは可能なのか、可能ならいくらくらいかかるのか?」。事前にクオリティの目安と料金の相場を知っておけば、あとでがっかりすることは避けられます。

すでに支払いが済んでいる場合の解決法

これまで説明してきたのは、イメージとかけ離れたデザインが生まれることを未然に防ぐ方法でした。

しかし、ここを読んでいる方の中には、残念なことにもうすでにださいデザインが目の前にあがってきているという方もいるでしょう。

こういう場合は、まずキャンセルできるかどうかが重要です。もし、すでにいくらかお金を支払っているなら、制作費の返金が可能かを確認します。また、契約の内容しだいでは、まだ未払いでも、すでに生じた作業への費用や途中で解約した場合のキャンセル料を支払わなければいけないことがあります。

一切、費用的な損がないなら、キャンセルしてしまっていいと思います。それまで制作にかけた時間は無駄になってしまいますが、これ以上進めたところで思い通りのデザインになるかは不明です。再度、やり直しになれば、時間的に大きな損失です。この時点で止めれば、これ以上依頼主もデザイナーも不幸にはなりません。

キャンセルによって費用的に大きな損失が生まれたり、契約の縛りでどうしても制作を続行しなければならない場合は、一度冷静になりましょう。今まで待っていた時間のことを考えると頭に血が昇ってしまう気持ちはわかりますが、デザイナーとの衝突がより良い結果を招くことは絶対にありません。

前述しましたが、大きめの制作会社には複数のデザイナーがいます。担当を変更してもらえる可能性があります。変更が無理でも、「ださい」のひと言で片付けてはいけません。もう一度、イメージを共有することから始めます。

「どこが気に入らないのか」をできるだけ具体的に指摘してあげます。同時にデザイナーの意図に耳を傾けることも重要です。デザイナーは見た目の美しさだけを優先してデザインしているわけではありません。デザインがホームページとして利用される場面や、利用される方法を考慮し、「使いやすさ」や「わかりやすさ」を表現している部分もあります。

最終的にホームページのデザインは、ホームページの訪問者のためにあります。デザイナーの意図とあなたの要望を交換することが、訪問者にとってよりよいデザインになります。

上の方で、キャンセルできるならしたほうがいいと書きました。それと矛盾しますが、辛抱することが品質の向上につながることもあります。デザイナーと意見を交換することをためらわないでください。デザイナーももちろんより良いデザインを作りたいと思っているのですから。

独立開業したばかりの税理士や行政書士のホームページの具体的な作り方は?

まだ若いのに開業? 頑張ったね。
はい! でも、人脈がないうえライバルも多くて、なかなか苦戦してます。だからホームページを作成しようと思ったんですが、作り方がわからなくて…
新規顧客の開拓には、やっぱり信頼感を与えるホームページにしなきゃいけないね。
信頼感ですか?
そう。見ている人にとってわかりやすいデザインと構成のホームページにするんだ。
それが信頼感に繋がるってことですか。もう少し詳しく教えてほしいです。

士業のHP作成方法
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最近、士業の方々からのご相談が増えてきました。

士業とは?

  • 税理士
  • 会計士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士
  • 弁護士
  • 司法書士

このように「士」がつく職業のことを士業と呼びます。担当業務の範囲は違いますが、どの職業も個人では解決が無理そうな専門性の高い悩みを解決することが仕事です。法律的に難しい判断を手伝ってくれたり、トラブルの解消や手続きのサポートだったり、一般市民では知識が及ばない場面で色々と助けになってくれます。

資格を取得しなければ、士業の職に就くことはできません。そのため、一度資格を取ってしまえば、一生食べていけるといわれてました。でも最近は、そういうわけでもないようです。

最近の独立志向の強まりが原因のひとつかもしれません。若くして開業へ挑戦する方も多く、事業所の数がどんどん増え、生き残りが難しくなってきてます。

仕事を紹介してもらえる人脈がまだ整ってないうちに独立してしまうと、開業したはいいけど全然仕事がないという状況へハマります。そんな状況を改善したくて、ホームページを作ってみようと考えるみたいですね。

そこで今回は、税理士や行政書士など士業向けのホームページ作成法についてまとめてみました。ホームページ作成の初心者でも簡単に試せる方法ばかりです。簡単ですが効果は絶大、ぜひ試してみてください。

士業のホームページは信頼感が何より重要

税理士、行政書士、弁護士、司法書士、全部共通していえます。士業のホームページにもっとも重要なのは「信頼感」です。どんなに優れた実績があっても、ホームページから少しでも不安な印象を与えてしまうと、お客様に逃げられてしまいます。

ホームページを訪れるお客様にとって、あなたが信頼するに値するかどうか、判断の材料になるのは今見ているホームページだけです。特に士業が扱う案件は専門性が高く、また、秘密性も高いですよね。相談しても他人に漏れては困ります。しっかり解決までサポートしてくれるかどうかも心配です。お客様はこういう不安を抱えながら、ホームページを審査してます。

このようなお客様が抱く不安を取り除いてあげることを目的にすると、ホームページのデザインや構成を考えやすくなります。

士業のホームページのデザイン

ホームページを作ろうとするとき、デザインへこだわりたくなるのは自然です。どうせなら、同業他社のサイトよりも見た目が良く個性的なものにしたいでしょう。しかし、士業のホームページの場合、あまり見た目にこだわりすぎると失敗することがあります。

背景の色は白に近く。文字の色は黒に近く

「背景は真っ白、文字は真っ黒」。これが極端だとしても、とにかく目に優しい配色にするべきです。重要なのは、伝えたい事が伝わりやすい配色にすることです。

言いたいことをすべて強調したいからといって、全部に蛍光ペンを引くようなデザインにするのは止めましょう。強調の効果は、まわりと差をつけることで生まれるからです。

想像してみてください。ネオン街の看板の中に同じようなピカピカの看板を立てることを。これは逆効果を招きます。さらに品を欠き乱暴な印象を見ている側に与えるでしょう。

士業のホームページに求められるのは知的で落ち着いたデザインです。配色は遠慮ぎみでちょうど良いです。落ち着いた色合いにおさえ、余白に気を使い、読みやすく見やすいデザインを心がけます。

顔写真を掲載しよう

ムダに業務と関連のない写真がスペースを埋めているホームページがよくあります。掲載する写真がないなら、顔写真を使いましょう。

ネットを介したビジネスが一般的になっても、顔を合わせた商談がまだ好まれています。たとえ1瞬でも顔を見せてくれたほうが、何千文字で自己紹介されるよりも、相手のことがわかるからです。

「あなたが誰なのか?」を伝えるのに、とても優れた効果を発揮するのが顔写真です。不思議なことに、どんなホームページでも人物の顔写真が一枚あるだけで、印象はガラリと好印象へ変わります。なぜだか安心するのです。

代表者のあなたの写真はもちろん、もし他にも従業員がいれば、ぜひ一緒に載せましょう。例えば代表者挨拶のページ、挨拶を文字だけで伝えるのと、顔写真と一緒に伝えるのでは、受けての印象はずいぶん違います。親近感が増し、依頼へのハードルが下がります。

料金を案内するページにも、柔らかい笑顔の写真を載せます。数字のイメージは常に固く、多くの人は見たくありません。顔が横にあるだけで、抵抗感は下がり、どういうわけか受け入れやすくなります。

このようにホームページの色々な場所へ顔写真を載せるのです。心理学的にも、人は繰り返し出会う相手には、良い印象を抱くといわれています。恥ずかしからず実践しましょう。

スマホに対応しよう

スマホの利用者が急激に増えています。すでにPCを持たず、インターネットとの接触点がスマホだけという人も多いです。

士業の業務は、人々の日常的な生活と結びついているものが多いです。生活の中のふとしたときに調べてみようとアクセスしてくるお客様が多いことが予想されます。

PC向けのホームページは、スマホの画面幅では見づらく使いづらいというデメリットがあります。せっかくアクセスしてもらえたお客様を見た目の困難さだけが原因で逃してしまうのはもったいないです。

最近、スマホに対応する方法で注目されているのが「レスポンシブ デザイン」です。スマホだけでなくタブレットなど画面が異なるさまざまな端末へ一度に対応できる方法です。

ひとつのホームページが閲覧側の画面サイズに合わせて適応します。デザインが柔軟に変形し画面幅に自動的におさまるという方法です。

ひとつのホームページだけを開発すればいいので、制作費や納期の面で負担をおさえられます。一方で、複数の端末でひとつのホームページを兼用するので生じるデメリットもあります。ホームページの作成を依頼するさいに、制作会社へレスポンシブデザインのメリット・デメリットを詳しく聞いて、スマホ対応の方法を相談してみるといいでしょう。

業務を絞る

専門性を高めるとお客様からの信頼を勝ち取ることにもつながります。人は、その道のプロに依頼したいと考えるからです。

税理士も行政書士も仕事は一つじゃありません。確定申告のお手伝いや会社設立のサポートなど、税金というのは一つのくくりでしかなく、業務はたくさんあります。その全部を平等にホームページでアピールしようとするのは、誤りです。SEOにも弱く、お客様への訴えも弱くなってしまうからです。

まずSEOについて考えてみます。SEOは検索エンジンからのアクセスを増やすための対策のことをいいます。過去にはいろいろと技術的な仕込みが検索上位へ効果的だったのですが、いまの検索エンジンに仕込みは通用せずに、純粋に専門性が高いサイトを評価するようになりました。

その検索エンジンの傾向に、雑多に業務を扱うことは反します。検索上位を狙うなら、特定の業務に特化したホームページを作るべきです。例えば、会社設立サポートだけ、確定申告サポートだけ、のようにです。

特定の業務に絞ることは、とても勇気がいることです。しかし、全部の業務をまとめたところで、検索へヒットする可能性は少なく、結局売上へ結びつくことはないでしょう。SEOの効果を考えるなら、業務を絞ることは避けられません。

次に、業務を絞ることによるお客様への印象を考えてみましょう。一方の税理士は「税務関係なんでもするのでお任せください」と言ってます。もう一方は「会社設立専門、スペシャリストお任せください」と言ってます。2人が並んで営業に来たら、どっちを選びますか? 選ぶのは後者のスペシャリストのほうです。

そして最後に予算との関わりです。全部の業務を一度にホームページで案内しようとすると、よほどの予算がない限り「浅く狭く」になってしまいます。それぞれの業務について少ないページ数で説明するしかないからです。これも結局はSEOとお客様への印象の両方で残念な結果になる理由です。限られた予算を有効に使いたいなら、業務を絞ることを優先しましょう。

専門性は検索エンジンに評価されるだけでなく、お客様の評価へもつながります。繰り返しになりますが、士業のホームページへ最も大切なことは信頼感です。業務を切り捨てることは、お客様を裏切ることではありません。さらに強い信頼を得るためなのです。

ブログを活用する

士業のホームページに絶対追加したい機能は「ブログ」です。ブログをホームページの中に設置することで、日記感覚で気軽にさまざまな情報を発信していくことができます。

ブログの効果は、検索エンジンとお客様からの評価に現れます。

検索エンジンは質の高い情報を定期的に更新しているホームページを評価します。更新するほど、上位表示の可能性が高まるということです。お客様も常に新鮮な情報を提供してくれるホームページを好みます。放置されたままのホームページからは無気力さと適当さを感じてしまうからです。

では、実際にどんなことを更新していけばいいでしょう? 間違っても日々のポエムではありません。お客様にとって役に立つ情報です。

特にアメブロでよく見かけるポエム。例えば、タイトルに「明日こそ」、中身を見ると美味しいレストランへ行ったときの模様が写真入りでレポートされています。どうやらダイエットに挑戦していたらしいのですが、欲に負けてカロリータップリの食事をとってしまったようです。だからタイトルは「明日こそ(食べない)」。

税理士を探している人が、このようなブログに満足するでしょうか? このポエムをきっかけに仕事の依頼へと心を動かされることは決してありません。

ブログに書くことは、お客様が求めている情報。検索からやってくることを意識しましょう。検索者の悩みや相談に対して回答に値する内容です。

難しそうな気がするなら、普段の営業でお客様からよく相談や質問されることを思い出してみるといいでしょう。あなたがお客様へ回答したような内容をブログへ書きこめばいいのです。

同じような悩み・苦しみを相談したい人はネット上にたくさんいます。偶然にもあなたのホームページへアクセスした人は、無償で親切に対応してもらえたことに強い感謝の気持ちを抱きます。あなたのファンは増え、結果、依頼してくれる機会を増やすのです。

士業のホームページの予算は?

業務を絞りブログを活用する前提なら10万円以下でも、効果的なホームページは可能です。

ホームページの作成費用で最もお金がかかる部分がデザインです。デザイン性を向上させるには、高額な費用がかかります。しかし、何度も繰り返し言ってるように税理士や行政書士など士業のホームページで最も優先させるのは「信頼感」です。

デザインを特別に同業他社と差をつける必要はありません。あなたの人柄と営業方針、そして業務の内容が伝わるシンプルなデザインなら、比較的安く作れます。

ホームページへ掲載する写真や文章を自分で用意すれば、さらに制作費を節約できます。どのページにどんな内容を掲載すればいいか制作側へ相談する必要はあるかもしれません。しかし、自分で文章を用意することで、制作側へ依頼するライティング費用は不要です。

自分で文章を書くのは、慣れない作業で難しいことでしょう。しかし、あなたの事業を一番よく知っているのはあなたです。知らないライターに任せてしまうよりも、自分で書かなければいけないこの機会を活かすことで、よりよい文章が生まれる可能性があります。あなたの業務によってお客様のどんな悩みを解決できるのか、あなたの言葉で伝えられれば良いのです。

士業のホームページの作り方

一般的には制作会社へ依頼することになります。本業が忙しい中、独学でHTML・CSSなどホームページ制作に関わるスキルを学習するのは時間的に難しいはずです。しかし、一度は小さくてもいいので自分でホームページを作ってみるのもおすすめです。

一度でもホームページを作れば、ネットの仕組みを大いに学べます。体験として得たことは、制作会社へ依頼するときに発揮されます。見積りの内訳を理解できれば値段交渉に役立ちます。打ち合わせでもわからない専門用語に悩まされなくて済みます。積極的に自ら制作工程へ関わっていくことにつながり、完成するホームページはより満足のいくものになるでしょう。

自分でホームページを作るときに必要なもの

士業にかかわらずホームページを公開するとき必ず必要なのは以下の二つです。

  • 独自ドメイン
  • レンタルサーバー

独自ドメイン

ドメインは、ホームページのアドレスにあたるものです。独自ドメインは、自分独自のつまりオリジナルのドメインということになります。独自ドメインは、専用の業者と契約することで取得できます。

レンタルサーバー

レンタルサーバーは、ホームページのデータを保管する場所です。レンタルサーバーへデータを保管することで、ネット上でホームページを公開できます。レンタルサーバーも専用の業者が存在し、契約することで一定の保管スペースを与えられます。

本当は、独自ドメインを取得しなくても、レンタルサーバーと契約するとホームページ用のアドレスをもらえます。しかし、そのアドレスは業者が決めるものなので、欲しくない文字列がアドレスの一部に入っています。

レンタルサーバーからもらったアドレスはひと目で分かります。見る人によっては、「この人は独自ドメインを取得するほどのお金もないんだな」と判断します。士業としては、少しみっともなく、信頼性を損なうことにもつながります。

できれば独自ドメインを取得しましょう。そのための経費は年間1,000円ほどです。それで、信頼性が向上するなら安い買い物です。また、独自ドメインにしたことで、アドレスを覚えてもらいやすいという効果も期待できます。

そして、独自ドメインの最大のメリットは、解約しないかぎり持ち続けていられるということです。自分でホームページを作ってみたけど、うまくいかなかったという失敗は珍しくありません。あるいは、制作会社へ依頼した場合でも、他の業者で作り直したくなるということもありえます。

そういうとき、独自ドメインがあれば便利です。アドレスを変えないまま、新しい環境でホームページをリニューアルできます。独自ドメインが変わらないことで、既存のお客様を失うことを避けられます。また、SEOの効果はドメイン単位で働くので、新しい環境へ移行したとき、一緒にSEOの効果も引き継げます。

ホームページ作成ソフト

プロの現場ではHTMLとCSSというコンピューター言語のようなものを利用してホームページを作っています。同じように士業の方もHTML・CSSを扱えたらいいのですが、習得にはなかなか時間がかかり、あまり現実的とはいえません。

そのため、操作が直感的なホームページ作成ソフトを利用することが多いようです。趣味の方でも利用者が多いソフトに「ホームページビルダー」があります。ホームページを作成することが、一般の方へ広がり始めた頃に一役買ったソフトです。登場してからいままで機能の改良と補強がずっと行われてきました。そういうわけで「最初に試すべきソフトは?」と聞かれたら、このソフトをあげる人が多いです。

ホームページビルダーよりもプロ志向なソフトに「Dreamweaver」があります。プロの現場で利用されることも多いソフトで、スキルを余すことなく発揮して、本格的で高機能なホームページを作成できます。ホームページビルダーを試してみて、物足りなさを感じたらチャレンジしてみるといいでしょう。

WordPress

WordPressをホームページ作成ソフトに分類するのは乱暴な気がしますが、ページを作成しホームページを構成していけるという面を強調すると、ホームページ作成ソフトの仲間といってもいいでしょう。

レンタルサーバーへインストールして使うタイプのソフトなので、一般のPCソフトと比較すると使い始めのハードルが上がります。それでも、多くのブロガーが愛用してますね。皆さん、思い思いに自分のやり方でブログを更新しています。

士業のホームページにはブログを活用すべきだということは、すでに言ったとおりです。WordPressについては、以下の記事でより詳しく紹介してます。士業ならではの利用方法を検討してみてください。
無料でWordPressへ対応します!格安でWordPressのホームページが欲しいあなたへ

以上、士業にとって最適なホームページの作り方について検討してみました。著者もホームページ作成を承っております。これからホームページ作成へ取り組む方がいて、もし方向性に迷っているなら、ぜひお気軽にご相談ください!

予算 10万円!美容室のホームページの作り方を具体的に考えてくれませんか?

面白そうだね。20年くらい前かな、最初のカリスマ美容師のブーム以降、美容室は増える一方だからね。
そうなんですよ。全国で計算すると3時間で1軒の美容室が新規オープンしているらしいです。
美容師になるまでの修行も大変だけど、やっと独立開業してからも競争が激しくて、生き残りが難しい業界だね。
それで少しでもホームページが集客に役立てばいいなと思って。
よし! それじゃ少ない10万円の予算を最大限に活かすホームページの作成法を考えてみよう。
参考にします!

美容室のHP作成方法
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10万円以下、美容室のホームページの作り方はこちら

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美容室のホームページでよくある失敗

最初に本当によくある美容室のホームページの失敗についてお話します。失敗の原因は「オシャレ過ぎる」という一言につきます。

美容師の方は本当におしゃれですよね。一般の方と比べて髪型はもちろん、服装も個性的でファッション全体にこだわりが見えます。だから、ホームページを作成するときも、とにかくデザインを重視したくなるようです。

しかし、闇雲にデザイン性だけを強調すると、アクセスも少なくなりがちで、また、本当に大切にしている営業ポリシーや技術力も伝わらない、まさに「格好だけ」のホームページになってしまいます。

美容室へ訪れるお客様の理由は様々です。信頼できる技術を頼りリピートするお客様もいますし、口コミで耳に入ったスタッフの人柄の良さを味わいたくて初めて来店するお客様もいます。

このような店舗としての「売り」を個性として正しく伝えることが重要です。それによって、大きな広告宣伝費をかけている大手の美容室とも差別化し対抗してくことができるのです。

今回はその方法について具体的に考えてみましょう。

予算は10万円以下

まずは予算を含めホームページを作ろうとしている美容室がどのようなお店なのかを明らかにします。

決して、東京青山の一等地にあるような、すでに名声を得ている有名美容室ではありません。市街地から少し外れた場所で開業して間もない個人営業の美容室だと想像してください。

スタッフはアシスタントも入れて5人以下です。小さく、つい最近オープンしたばかりのお店なので、まだあまり知られてはいませんが、丁寧なカウンセリングが自慢で、お客様の髪質に合わせたカラーリングが特に好評を得ています

ホームページにかけられる予算は初期費用の10万円だけです。まだ開業したばかりなので、店舗維持にかかるランニングコストが原因で、月額費用はいまのところ捻出できません。

ターゲットを絞る

美容室に限らず、このような予算が少なく規模が小さなビジネスの場合、最初にホームページのターゲットを絞ることが重要です。

美容室のホームページといっても、極端に言えば、シャンプーや整髪料、あるいはドライヤーなど店販している美容品をネット販売したくてホームページの作成に取りかかるというパターンもあります。

今回の美容室の場合は、店舗への集客がホームページを作成する目的です。目的が変われば、ホームページを見せたい対象(=ターゲット)も変わるはずです。ターゲットに合わせたホームページを作成する方法を考えなければいけません。

ネット上の全員に媚びるような作り方を避け、優先してこういうお客様にホームページへアクセスして欲しい、と具体的に想像しておくことが求められます。

それによって、限られた予算を効率よく使うことができます。ホームページへ掲載する情報も厳選しやすくなります。

SEOの効果

SEOとは検索エンジンからのアクセスを増やすための方法をいいます。過去に一度初心者的な内容を解説しました。一度読んでみると、少しは理解が深まると思います。
検索にヒットしない。SEO対策をしてるのになぜなんですか?

さっき、ターゲットを絞ることで、ホームページへ掲載する情報を厳選しやすくなるといいましたね。情報を厳選すれば、ひとつひとつの情報がきわだつので、さらに質を上げやすくなります。これがSEOの効果を向上も招きます。

SEOがうまく働けば、より多くのターゲットにアクセスしてもらうことができます。ターゲットを絞ることが効果的なSEOへとつながり、そして再びターゲットからのアクセスを増やすという好循環を導きます。

ターゲットを絞る方法ですが、難しく考えることはありません。お店が一番得意としていることに焦点をあてて考えるとターゲットが見えてきます。接客が得意なのか、技術に自信があるのか。

今回の例の場合は、丁寧なカウンセリングにもとづいた髪質に合うカラーリングにもっとも自信があることがわかりました。実際にお客様からの評価も高く、たくさんの喜びの声が届いているそうです。

このカウンセリングとカラーリングを売りに他店との差別化を考えます。「髪のダメージに悩んでいるけど、カラーリングがしたいお客様」をターゲットとしてみてはいかがでしょうか。「痛みのないツヤのあるカラーリング」でお客様の悩みを解決します。これがホームページ全体のコンセプトへと変わり、具体的な制作作業が進みます。

デザインコンセプト

ターゲットを絞れば、デザインの方向性も見えてきます。具体的な狙いもなく、とにかくおしゃれな写真をべたべた貼っておけばいいだろうという浅はかな考えを避けられます。

ひとつの例として、メインビジュアルを作成してみました。メインビジュアルは、ホームページを開いて一番最初に目に入るものです。ひと目で「売り」を伝える役割があります。こういう画像にしてみました。

メインビジュアル

薬事法的に適切な表現かどうかのチェックはまだです。10分程度でデザインした画像なのでご容赦ください。本当は日本人モデルを使用したかったのですが、適切な素材が見つかりませんでした。実際に美容院で働く方は、美容室でいくらでもこういう写真が撮れると思います。デザインコンセプトに合う写真を自分で撮影するのも楽しいはずです。

さて、ターゲットを絞ったことで、デザインのコンセプトも決まります。今回は「髪にダメージを与えない、ツヤのあるカラーリング」ということが伝わればいいなと期待したデザインです。

メインビジュアルの近くに掲載するか、あるいは複数の写真が入れ替わるスライドショーの方法で、カウンセリングの様子を撮影した写真も見せれば、「丁寧なカウンセリング」も視覚的に訴えられます。

各ページの内容

予算は作成できるデザインの質やページ数に影響します。予算が10万円とすくないことで、頼れる制作会社は格安・激安に分類される業者になるでしょう。

恐縮ですが筆者もビジネスパックという格安のホームページ作成サービスを提供しています。5ページまでが90,000円で、6ページ目からがページごとに16,000円という料金プランです。格安業者に多いテンプレートではなく、オリジナルデザインを採用してますので、デザインコンセプトを反映させたサイトデザインも可能です。

勝手ながら、ビジネスパックの料金プランにあてはめさせていただくと、10万円以下なら7ページです。一般的な美容室のサイトを見ると、7ページ前後だと下記のようなページ構成のものが多いです。

  • トップページ
  • スタッフ紹介
  • メニュー
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • ブログ

これだけあれば、確かに最低限必要な情報は伝えられます。店舗の場所や営業日、カットやパーマの値段、店長の容姿、予約方法などです。

しかし、重要な「お店の売り」がかけています。ページ数としては1ページ余っているので、ここを今回の場合ではカラーリング専用のページにして、サービスの特色を語りつくすことになります。

使用する薬剤の種類、施術の流れ、効果と結果などを実際に現場で撮影した写真も混ぜて、カラーリングの中身をわかりやすく説明します。どうしてもページに掲載できる情報量には限りがあります。スペースの都合で掲載できない情報は、ブログを利用して更新してくのがいいでしょう

ブログで補足したいことで、おすすめはお客様の体験談です。ブログはカテゴリーに分類して記事を更新していくことができます。カラーリングの事例としてカテゴリーをひとつ作り、仕上がりのヘアスタイルとともにカウンセリングから施術後までの様子、また、施術する際に注意したポイントを紹介するとともに、お客様の感想を掲載します。

それによって生の現場の雰囲気を伝えられます。お客様のことを大切にしている姿勢も印象づけることができます。

予算が少ないと、じゅうぶんページ数を用意できません。ホームページで伝えたいことに優先順位をつけて、優先度が低い情報は、思い切って載せないことを決めたり、あるいは、ひとつのページにまとめます。そして、不足している情報は積極的に更新していけば、中身の濃いホームページへと育てられます

ブログの利用方法

ブログの利用方法について、もう少し詳しく説明してみます。

ブログを利用する方法のひとつとして「お客様の声」を掲載する方法を紹介しました。その他にもブログには活用の方法がたくさんあります。

よく見かけるのは、今日どこどこでランチをしましたのようなスタッフ日記です。残念ですが、このような内輪ネタは新規の顧客を獲得するのに全く役に立ちません。

美容室が更新するブログなら、美容について役立つ情報を配信しましょう。普段の営業の中でシャンプー台でシャンプーしているときや、鏡の前でブローしているときお客様へしている髪に関するアドバイスのような内容です。市販のカラー剤を利用して安全に美しく毛を染める方法なんて、知りたい人が多いはずです。

重要なのは、決して情報を出し惜しみしないことです。有益な情報を無償で提供することで、お客様が振り向いてくれます。有益な情報が満載のホームページは、お客様へ信頼感を与え来客へ結びつくのです。

他に美容室のホームページへ欲しいもの

ヘアスタイル ギャラリー

カラーリングのお客様をターゲットにしてはいますが、現実としてサロンにはカットだけやパーマのお客様も来店します。先にも説明したように、ブログではカテゴリーの分類ができます。ヘアスタイルごとにカテゴリーを分けて更新していけば、見応えたっぷりのスタイルギャラリーができあがります。

予約システム

お客様がネットから直接予約状況を確認し予約できる仕組みがあれば、さらに予約の数が増えそうです。ただの予約受け付け機能だけでなく、会員登録もできるシステムを利用すれば、リピーターの囲い込みにも役立てられます。

いま予算が10万円という厳しい状況では、なかなか導入が難しいと思いますが、簡単なものなら無料で利用できるものもあります。最初は無料のものを利用し、ホームページが軌道に乗ったら、本格的なオンライン予約システムへ移行すればいいですね。

スマホ対応

美容室だけでなく店舗型のビジネスにホームページのスマホ対応は重要です。すでにパソコンを所有せずにスマホだけがネットとの接触点であるという人も増えてきてます。特に美容室は若くて流行に敏感なお客様が多いので、スマホ対応は必須です。

パソコンとスマホではネットへ接続する環境や状況が違います。ホームページを見る動機も変わってきます。異なる環境、異なる動機へ対応するため、パソコンとスマホで別々のサイトを作ることもありますが、予算が10万では厳しいです。

低予算でオススメの方法がレスポンシブデザインです。パソコンとスマホ、画面の幅に合わせて自動的に見やすいデザインへ変形してくれる仕組みを持っています。例えば、外出先で美容室へのマップを見ているお客様にも、パソコンでカラーリングの技術を調べているお客様、両方へひとつのホームページで対応できます。

少ない予算でスマホ対応したいときに検討してみるといいでしょう。

以上、ホームページ作成について美容室を想定し予算10万円以下で考えてみました。ざっくりとした内容になりましたが、もっと詳しく検討したいという美容師の方、ぜひお気軽にご相談ください!

ホームページの相場をタイプ別に教えてくれませんか?

なかなか難しい質問だね。相場かぁ。
先生にも答えにくいことがあるんですね。ホームページの相場のなにが難しいんですか?
ホームページの内容が少し違うだけで、全然作り方が変わるだろ。そもそも制作会社ごとに作り方も違うし。だから一概に「このホームページならこれくらいお金がかかる」というのを言えないんだ。
でも、一応の相場を知らなきゃ、見積りの金額が怪しく見えますよ。
それもそうなんだ。だから、依頼する方法や依頼する制作会社によって金額はぜんぜん変わるよということを前提に、大体の目安について話してみるよ。
助かります! いったい予算をどれくらい用意すればいいかのヒントにもなりますし。

ホームページの相場
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「ホームページ制作費の相場は?」と制作側に問うと「そんなものはない」という答えが結構な割合で返ってきます。

なぜなのか? 家を作るのと同じで、作りたいホームページの内容が少し変われば、制作に関わる人員や必要な材料は大きく異なり、制作にかかる作業の量と質も全然違ったものになってしまうからです。

だから単純に「こういうホームページなら〇〇万円」という目安を出すのが難しいのです。そのため制作の現場では最初に依頼主へ予算を聞いて、その予算の中でベストなものを作ろうという方向で制作を進める傾向があります。

でも、それってあくまで制作側の都合ですよね、依頼者の立場としては、やっぱり大体でいいので「こういうホームページ=〇〇万円」という目安が欲しい。自分が作りたいホームページは普通ならいくらくらいするのかという相場を知りたいのです。

相場を知れば、今から工面しなきゃいけない予算の予定も組めますし、複数の制作会社から取った相見積もりのうち、どれが正当な金額なのか比較しやすくなります。ぼったくりや手抜きの被害に遭うことも避けられそうです

そこで、今回は無理を承知でホームページの相場についてまとめてみました。本当は見積りをとって初めて、ホームページの値段感が判明します。遠慮せずにどしどし見積り依頼をして欲しいところではありますが、その前に大体の目安を知っておくことで、少しでも安心感につながればいいなと思います。

それでは「〇〇円ならこれくらい」という形でホームページの相場について説明します。

0円! つまり無料でも可

究極に安くホームページを作成する方法。それは無料サービスです。

無料サービスを利用すれば、自分でデザインしなければならないという手間は発生しますが、費用はただ。とにかく予算がないんだという人は検討の対象にいれても損はないでしょう。

代表的なサービスとしてWIXを紹介しておきます。
WIXはこちら

WIXのような無料サービスを利用して作成する方法は、すでにデザインされたテンプレートのうちのひとつを選び、写真や文章を差し替えてながら完成へ近づけていきます。

少し前までは、デザインの質が悪く、いかにもな手作り感が溢れているテンプレートばかりでしたが、最近はなにもいじくらず、そのまま使ってもいいくらいにクオリティが高いデザインがそろってます。

無料サービスのメリットは、もちろん費用的な面が第一にきますが、作成する途中から完成後の更新作業まで自分で関わっていくことによって、さまざまな知識とスキルが身につくところもあげられます。

多くの場合、最初は予算をかけられなくても、軌道に乗れば、よりお金をかけたリニューアルを行います。無料サービスに触れておくことで、身についた知識とスキルは将来的に活用できる資産となります。次に本格的なホームページを作成するとき、失敗のリスクを減らせます。

デメリットとしては、やはり手間です。テンプレートがすでにあっても思い通りのデザインにするには、かなりの期間をPCと向き合うことになるでしょう。制作中のストレスは大きく、途中で中途半端に諦めるひとも多いです。それまでの時間は当然無駄になります。そんな場合は、最初から業者へ依頼しておけばよかったという後悔だけが残ります

したがって、無料サービスを利用するときは、ただ安さだけを理由に選ぶのではなく、ホームページとの接し方についても検討しておくべきでしょう。以下で紹介する格安業者を選ぶときも実は同じです。制作費の高い安いの差には必ず理由があります。単に相場を知り、予算がその相場に合っているからといって、安易に業者を選ぶのではなく、料金にはなにが含まれているのかを必ず明らかにして依頼へと進むべきです。

5万円〜10万円以下

いわゆる格安業者と分類される制作会社です。デザインは既存のテンプレートから選ぶことが多く、料金に含まれている基本の作成ページ数は5~10ページくらいでしょうか。探せば同じ条件で5万円以下でも見つけることは可能ですが、テンプレートの質やサポート体制を考えると最低でも5万円というラインを下げるのはリスクが大きいと思います。

作成できるホームページのタイプは、シンプルなコーポレートサイトや店舗のホームページに限られます。一般の中小企業の会社案内、美容室や飲食店の店舗案内などが主な内容になります。最近増える独立型の整体やマッサージなども対象になります。行政書士や司法書士などを開業するとき、とりあえず名刺代わりになるホームページが欲しい、というような場合にも利用できます。

料金には、ホームページへ掲載する文章や写真を用意する費用は含まれてないところに注意です。どんな文章や写真を用意すればいいかを含め、ホームページの構成を企画してくれるための費用も含まれてません。あらかじめ自分でホームページの構想を練っておく必要があります。

いちおうデザインはテンプレートによるものなので、質は保てますが、全体的な内容は依頼主のセンスとスキルしだいという部分も多く、積極的に新しい顧客を開拓したいと考えるなら、依頼主に合わせたオリジナルの企画で作成を担当してくれる制作会社を頼ったほうがいいといえます。

ちなみに10万円以下でホームページを作りたい方法について、こちらでも特集してます。
「予算 10万円以下」安いホームページの作り方はないですか?

再び、ちなみに手前みそですが、私たちオールイットもこの価格帯でホームページの作成サービスを提供しております。同価格帯の制作会社と比較すると珍しく、企画とオリジナルデザインを料金に含んでいます。なぜ、この価格でこれほど質にこだわることができるのかについてはトップページから見ていただければ、理解していただけると思います。
月額無料の格安ホームページ「ビジネスパック」

30万円~50万円

オリジナルの企画でホームページを作りたい場合の相場です。ホームページを作る目的やどんなホームページにしたいかを伝え、カスタムメイドでホームページを作ってもらえます。ネットでよく見られる「わりといい感じのホームページ」はこの価格帯のものが多いと思います。

すごくシンプルですが、30万円の内訳の例です。

  • 企画提案:50,000円
  • トップページデザイン 50,000円
  • 下層ページ 125,000円(25,000円 x 5ページ)
  • お問い合わせフォーム 20,000円

これで「245,000円」です。この金額はかなり良心的な部類に入ります。本当はデザインとは別にコーディング費も発生します。デザインをホームページとして見られるデータへ変換する作業のことをいいます。この内訳例では、コーディングを含めたデザイン費用として計上してます。

ここにも格安業者と同じく、文章や写真を揃える費用は含まれてません。自分で用意するという前提です。もし自分で用意するのが困難な場合は、カメラマンやライターを制作会社経由で調達することになります。その際は別途費用が発生するので、値段は一気に跳ね上がります。

50万円〜100万円

オリジナルの企画で、文章や写真などの用意も制作側へ負担させる場合は50万円を下ることはないでしょう。

ネットショップのような特別な機能を持つサイトもこの値段くらいから実現可能になります。Baseのような無料のネットショップ作成サービスも有りますが、本格的な企画をもとにネットショップを開設しようとすると、この値段くらいは予算として確保しておくことが求められます。
参考:無料でネットショップ作成 BASE

また、デザインにオリジナルのイラストを利用したり、スライドショーやアニメーションのような特殊効果も活用すれば、いきなり50万円が80万円へというように金額が倍増してしまうことも珍しくありません。

100万円以上

ひとつホームページだけを作ることを目的とせず、ホームページを中心に構えたビジネスモデルを構築する場合は予算が100万円を超えることも普通です。

制作チームへ巻き込む人員は、ウェブデザイナーだけでなく、マーケティングの専門家やコピーライターなども含みます。総合的にホームページをどのように活用してビジネスチャンスをものにするのかを深く協議してから制作を進めていきます。

デザインはホームページだけに適用するだけでなく、ブランド戦略にも利用されます。各媒体で利用するパンフレットや広告宣伝用のチラシなど、デザイン物はホームページも含めカラー(雰囲気)に統一されます。ロゴなどはその代表で、会社のポリシーを記号的に反映し、会社の顔として恥ずかしくないクオリティで、なおかつ、人々の記憶に残る独自性を求めてデザインされます。

いま、この講座を読んでいる方にはまだ敷居が高い話かもしれませんが、社運をかけたキャンペーンを行う際には、思い切った投資にでる勇気も必要になります。このあたりの金額のサイトがどのような働きをしているのかを知っておくことに損はないでしょう。

以上、値段帯べつにどんなホームページを作れるのかを説明してきました。正直、乱暴な分類になってしまったことは否めません。冒頭でも触れていますが、相場を知る一番の方法は実際に見積りを依頼してみることです。複数の業者から見積をとって、平均値を出せばそれがあなたが求めているホームページの相場ということになります。

ホームページの見積もりを依頼するときの方法、何を注意すればいいの?

見積り依頼かぁ。初心者の場合は具体的に希望を伝えるのは難しいよね。
いちおう、こんな感じにしたいというホームページはあるんですけど…
いいじゃないか。それと一緒に大体の予算を伝えればいいよ。
予算といっても、安ければ安いほど良いんですが…
「安ければ安いほど良い」は一番失敗する伝え方だよ。注意しなくちゃ。そうだなあ、「5W2H」に分解して伝えてみるといいよ。
5W2Hですか。詳しく教えてください!

見積依頼の5W2H
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「見積り無料! お問い合わせはお気軽に」と言われても、そもそも何をどう伝えればいいのかわからない初心者は多いと思います。

そこで、「最低限これくらいを事前にお伝えいただければ、わりと正確なお見積りが出せますよ」という方法を制作側の立場で説明したいと思います。

ホームページの見積り依頼に役立つ5W2Hの考え方

制作側が見積りを算出するためには「どんなホームページを作成するのか」ということを判明させる必要があります。ホームページの規模と機能ですね。それがわかれば、制作が終わるまでの作業量と作業を担当するスタッフの数を導き出せるので、見積りが可能になります。

では、「どんなホームページを作成するのか」ということを、どうやって伝えればいいのでしょうか。 「5W2H」の考え方を利用しましょう。

5w2hは、物事を企画するときに役立つ考え方で、ホームページの作成時にも応用できます。下のように5W2Hの項目に分け、どんなホームページを作りたいのかを掘り下げてみましょう。

実はこの「5W2H」は、制作のプロも現場で利用しているフレームワークです。フレームワークとは、パターン化させた考え方を表す言葉で、フレームワークを利用することで求めている答えを効率よく導き出すことができます。

依頼側にとって、もちろん制作側が現場で出す答えほど深い導きは必要ないです。制作側が依頼側とだいたいのイメージを共有し、制作費の概算を算出するには、下記の要件程度が決まっていればじゅうぶん過ぎるともいえます。

それぞれの項目を細かく見ていきましょう。

What:ホームページでなにを提供するか?

ホームページ訪問者に対してなにを与えるのか、サービス、商品、情報など、ホームページによって提供するものはさまざまです。

コーポレートサイトは会社の業務や沿革などを伝えることを目的にしています。ネットショップならサイト上で販売している商品が「なに」にあたります。

FacebookやTwitterのようなSNSはどうでしょう? 登録者同士のコミュニケーションの場合もあるでしょうし、タイムラインに流れる口コミのグルメ情報ということもあるでしょう。

このように具体的にホームページで提供したいものが何かを考え整理しておきましょう。

Who & Where:サイトをどこのだれに見せるのか?

サイトを見せたい対象のことを「ターゲット」と呼びます。初心者にありがちな失敗に注意しましょう。それは「ターゲットは全員」と設定してしまうことです。

女性と男性ではデザインの好みも違いますし、PCとスマホではサイトを利用する方法も異なります。ターゲットを全員にすると、結局誰からも好まれないホームページになってしまいます。

ターゲットは可能な限り絞りましょう。狙いを定め、デザインや構成、そして機能を検討することで反応の良いホームページへつながります。

まずは、性別や住んでいるところ(Where)、職業など、簡単に分類できるところから初めて、最終的に具体的な客層をイメージできれば成功です。

When:納期はいつまで?

ホームページの規模や機能によって、制作期間は大きく変わります。特定の公開時期を定めているなら、なるべく余裕を持って制作会社を探しましょう。切羽詰まって制作を進めるのは、依頼主は焦り、制作側は急かされ、良い結果を招きません

制作会社によって平均的な納期が違うこともあります。突貫で制作を進行する場合は別料金を設定している業者もいます。制作作業を土日や祝日を休みにしているところも多く、ゴールデンウイークや夏休み、年末年始などを挟めば、その分納期は遅延します。あらかじめ計算して公開時期を予定しましょう。

Why:なぜサイトをつくりたいの?

ホームページを作る理由です。「なぜ、ホームページが欲しいのか?」と動機やきっかけを考えてみましょう。

作成の理由が「売上アップ」は当然です。しかし、売上を改善したいなら、タウン情報誌や新聞の折り込み広告、あるいは街頭で配るチラシという方法もあります。

今回ネットを利用することを決めたからには、もっともな理由があるはずです。深く考えてみると、ネットへの過剰な期待が浮き彫りになることがあります。作っただけでは、誰にも見てもらえないのがホームページです。実店舗以上に集客努力が重要になります。

さまざまな集客・販促のやり方の中で、今回ネットを利用することになった理由を改めて考えてみると、ホームページを活用するときのメリットやデメリットを知るきっかけにもなります。

How much:予算はいくら?

じつはホームページは安く作ろうとすればいくらでも安く作れます。しかし、可能な限り安く作ったホームページのクオリティが、あなたの求めているクオリティと一致しない場合があります。

仮にネットショップを作ることになったとします。近頃は「Base」のような簡単に無料でネットショップを開設できるサービスが増えてます。無料は少し機能的に頼りないというなら、月額3,000円ちょっとでより本格的なショップを持てる「カラーミーショップ」というサービスもあります。

BASE(ベイス) | ネットショップを無料で簡単に作成
カラーミーショップ – ネットショップ運営サービス

一方で、もっと使いやすくするため、完全にオリジナルの顧客管理のシステムやショッピングカートを開発するということもあります。その場合の開発費は100万でも高いということはありません。

こうして考えると、「安ければ安いほど良い」でお見積りを出してしまうのが危険なことがわかります。求めているクオリティにまったく合わない制作プランを導いてしまうリスクがあるからです。

まだ確かな予算の範囲が決まってなくても、「これくらいまでなら出せますよ」という上限はなんとなくあるはずです。その上限を伝えれば、上限を超えない範囲でベストな見積りを提案してくれるはずです。

ボッタクリが恐いなら、複数の業者から同じように見積りを取りましょう。相見積もりです。取った見積りを並べて、金額と内訳を比べてみましょう。同じ金額でも内訳には差があるはずです。

どこにお金がかかっているのかを把握して、不要な項目は削除してもらうように依頼し、それによって浮いたお金を優先順位の高い項目へ回すことで、具体的に求めているホームページのクオリティへ近づけられます。

制作会社によって、ホームページの見積りに違いがある理由は下記の講座でも説明してます。一緒に読めば更に理解が深まると思います。

ホームページ制作費の内訳。なぜ業者によって料金が違うの?

How:どんなふうに作ればいいのか?

早いうちに依頼側と制作側が具体的に完成のイメージを共有できていれば、見積りも含めて制作をスムーズに進められます。

依頼側のイメージをもっとも伝えやすい方法が参考サイトのピックアップです。ネットを検索したり、デザインのギャラリーサイトを見てみれば、参考にしたい同業他社のホームページが見つかります。

いくつか気に入ったホームページを見積もり依頼時に伝えましょう。ただ単にURL(アドレス)を教えるだけではなく、そのホームページのどこに惹かれたのかを補足することも大切です。

「かわいい」や「おしゃれ」はデザインの希望を伝えるときによく使われる表現です。でも、人によって「かわいい」や「おしゃれ」を感じるポイントは違います。

例えば、色の組み合わせにかわいさを感じたのか、写真の使われ方におしゃれさを感じたのか、感じたことを具体的な言葉に変えて伝えると、制作側に理解されやすいです。

デザインだけでなく、ホームページの中の構成が気に入る場合もあります。ページ数がすごくたくさんで文章が多いホームページ、写真が目立つ見た目のインパクトを重視しているホームページ。方向性としてどんな構成を求めているのかも伝えられるよう検討しておくと準備万全です。

以上、ホームページの見積りを依頼するとき、検討しておくと良い項目の紹介でした。

長々と説明してきましたが、じつは、依頼前に必ず全部が明らかになっている必要はありません。相談を重ね、ひとつずつ明らかにしておくのも制作側の仕事です。「5W2H」のうち、2つ3つが分かれば遠慮なく問い合わせしてみましょう。優しく次のステップへ導いてくれるはずです。

ホームページ制作費の内訳。なぜ業者によって料金が違うの?

そりゃあそうだよ。同じハンバーグ定食でも店によって値段が違うのと同じだよ。
それにしても見積りごとに、すごく料金の差があるんですよ。
確かに制作業者によって料金がぜんぜん違うのは事実だね。見積りの内訳を確認しているかい?
内訳? ん〜、意味がよくわからない用語がいっぱい並んでいるから…
それじゃダメだよ。内訳を見れば、料金の違いを理解できるからね。
そうなんですか。これから内訳を見てみるので、料金のことをもうちょっと詳しく知りたいな。

HP作成料金の違い
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初心者でも安くできるホームページの作り方はこちら

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見積りを数社に依頼すると制作料金にずいぶん差があることに驚きます。あまりに高いところは「ぼったくられてるんじゃないかな」、逆に安いところは「適当に作られるんじゃないかな」と不安になります。それは、ホームページの作成料金がどのように見積もられているかを理解していないからです。

ホームページの作成料金は、ほぼ人件費で埋められます。物販のように仕入れはありません。ホームページを作るのにかかる「人手 x 時間」が経費です。つまり人件費がかかりそうなホームページほど、高額な見積もり金額になります

制作費が高いところは、それだけ時間と人手がかけられているということです。しかし、理解してほしいのは、安いからといって、手を抜いているとは限らないという点です。

ホームページを作る目的は様々です。ある人は、ネットに名刺代わりになるホームページがあればいいと考えてます。そういう人のホームページなら既存のテンプレートを利用して、写真や連絡先だけを差し替えたホームページでも事足りるはずです。競合サイトの調査にわざわざお金をかける必要はありません。

その一方で、ホームページを毎日積極的に更新して、実店舗への集客へ役立てたいと考えている人がいます。そういう場合は、ホームページのデザインにこだわることはもちろん、ネットにおける市場調査を重ねて、検索結果の上位表示へつながる戦略などを検討しておく必要があるでしょう。

つまり、求めるホームページによって、制作側に負担させる作業の量と質が異なってくるわけです。

見積りを複数社ぶんとって比較するときは、単に金額の大きさを比較するだけでは足りません。合計金額の内訳を明らかにして、料金に含まれる制作側が実施する作業の内容を把握することが重要です。作業の中には、不要なもの、逆に、この作業には高い料金を払ってもいいというものがあるはずです。

そういう値段交渉をうまく進められるように、ホームページにかかる料金について整理しておきましょう

ホームページを作成するときの料金は大きく分けて2つあります。

どちらも文字がそのすべてを表してますね。初期費用は最初にかかるお金です。制作作業そのものにかかるお金です。

月額費用は毎月発生するお金です。ランニングコストと言い換えられます。ホームページのデータや運営状況を保つ、守るという意味で保守料と呼ばれることもあります。

初期費用の内訳

ヒアリング

制作工程はヒアリングで始まります。どんなホームページを目指すのかを決定するために、制作側が依頼主から要望をうかがいます。

お互いが顔を会わせる場を設けるのか、電話やメールで済ませるのかによって、制作側の手間が異なります。もちろん会って打ち合わせをするほうが、高額になります。

企画

ヒアリング担当者が打ち合わせの内容を社内持って帰り、制作に関わる人員とともに、具体的に目指すホームページの構成や機能を練り上げます。

企画の方法は、制作サイドの性格がもっとも表れやすいところです。時間と人員をかけて、徹底的にオリジナルの企画を練り込む制作会社。すでにテンプレート化した方法に落とし込んで、効率的に制作を進行する制作会社。依頼側の要望に最小限肉付けをしてできるだけコストを抑えることを目的にした制作会社。などなどです。

企画にどれだけの人員と時間をかけるかによって料金は異なり、仕上がるホームページの種類と質も全然変わります。

企画提案

練り上げた企画を依頼側に提案する場です。

低価格な両者であれば、簡単なサイト構成図と料金表だけて提案を済ませることが多いでしょう。

企画だけで数十万の料金を稼ぐ業者もいます。ライバルサイトの現況を分析、市場調査などマーケティングをばっちりこなし、各ページの設計図を美しく描いたワイヤーフレームや、サイト訪問者の導線も含めたサイト構成図など提出してくる資料もふんだんです。

原稿作成

企画が定まれば、ホームページへ掲載する写真や文章を用意します。

文章は誰が書くのか、依頼側が用意すれば費用は発生しません。文章を書くのが苦手な人は、ライターを依頼する必要が出てきます。薬事法のような法律性の高い文章を書いてもらうには、その分野の専門的なライターが必要になるので、より高額な費用がかかります。

キャッチコピーを考えるのは、文章作成とは微妙に異なる能力が必要です。ライターとは別にコピーライターを要請しなければならないこともあります。

写真やイラストも用意の仕方で費用が大きく変わってきます。自撮りならもちろんタダですが、カメラマンに撮影してもらいたいなら、その費用が計上されます。

デザイン

原稿が揃えば、ついにデザインの作業が始まります。プロのデザイナーが写真や文章をキャンバスに配置していきます。

真っ白なキャンバスから始める場合は、フルにデザイナーのセンスとスキルを活かしてもらえますが、デザイナーが負担する仕事が増えるので、料金は高くなります。

既存のテンプレートを活かしてデザインしてもらえば、完全オリジナルのものよりかなり安くなります。

ホームページ全部をテンプレートにするのは気がひけるという場合なら、トップページはオリジナルで、下層ページは共通のテンプレートというようにすれば、全体的な質を損なわず、デザイン料を節約できますね。

コーディング

コーディングは、デザイナーによるデザインをネット上でホームページとしてみられる形へ変換していく作業です。特殊なプログラミングの技術がもちいられます。

複雑なデザインなら、それだけコーディングも困難になるので、費用も高くなります。

数枚の写真が入れ替わるスライドショーを利用していたり、画面のスクロールへ追従して画面上に面白い効果が反映されるサイトをよく見かけます。ホームページのデザインに動的な効果を与えるような場合は、それ用の費用が発生します。

修正料金

制作の途中である程度の修正が発することは制作側も想定してます。初期費用に、修正は3回までのような、回数の制限を注意書きしている場合も多いです。

最初に想定している回数や量を超える場合はさらに修正代が発生し、納品時に清算となります。依頼側の予想を超える修正代が請求されて、あとでトラブルになる事例が多いです。修正の回数、どういう場合が、別途費用の対象になるのかを事前に明確にしておくと、依頼主と制作側ともにあとで嫌な思いをしなくて済みます。

月額費用

いままであげたような費用をもってホームページは作られます。そして完成後に発生するお金が月額費用です。

月額費用は、月額管理費とか保守代という名称で呼ばれることもある費用です。簡単なホームページであれば、ドメインとサーバーを維持し、ホームページのデータを管理するための費用として消費されます。

会員制のサイトやネットショップのような複雑なシステムを利用する場合は、定期的なシステムのメンテナンスが必要です。単に現状を見守るだけでなく、積極的に機能を改良するためのシステムアップデートをしてくれる業者もいます。もちろんこのような場合は保守料金が普通よりもだいぶ高額になります。

SEO

SEOは検索エンジンからのアクセスを増やすための対策です。個人でも取り組めないことはないですが、本業に忙しかったり、専門的な知識が不足している場合は業者に任せることも珍しくありません。

制作業者とSEOの業者が一致していないケースも多いです。制作業者によって得意分野が異なり、もし他のSEOを専門にしている業者を頼りたい場合は、契約中の制作業者に相談し、協力をお願いすることもあります。

最近は検索エンジンだけでなく、facebookやTwitterのようなsnsも重要な集客ツールとしてりようされています。SNSを積極的に利用したいときは、やはり専門の業者が存在します。

更新サポート

ホームページを更新する機会は、運営中絶え間なく生じます。休業日の案内のような業務的な告知、安売りキャンペーンや時期的なイベントなど販促用の情報を配信するときなどもそうですね。

更新を自分でするならもちろん料金はかかりませんが、業者に依頼するなら更新費がかかります。制作側は万が一に備えてバックアップを取ったり、また作業後に生じるかもしれない修正分を見込んで、わずか一枚の写真を差し替えるだけでも、けっこうなお金になることが普通です。

もし自分で更新することを希望するなら、事前に伝えておきましょう。更新システムの開発が初期費用に加わってしまいますが、ホームページ運営中の利便性が高まりますし、何度も更新を依頼することを考えると確実に安く済ませられます。

広告費用

SEOの効果は持続しやすいというメリットがありますが、効果が現れるまで時間がかかるというデメリットがあります。

せっかく作ったホームページを寝かしておくのはもったいないです。また、アクセスをある程度得ないかぎりは、ホームページの質も計れません。ホームページを最初に公開した直後は、ホームページの存在を広く認知させるためにも、積極的な広告利用をおすすめします。

以上ざっとホームページにかかる料金を紹介してきました。どこを優先するのかで、必要なお金は全然変わります。発注先の業者も異なってきますね。見積額が高いか安いかだけでなく、見積りに含まれるサービスの違いにも注意して、適切な業者を選びましょう。

「予算 10万円」安いホームページの作り方はないですか?

もちろん、あるよ。 10万円どころか、無料でホームページを作成することもできるからね。
え? 無料であるんですか?
作り方も、デザインを見ながらできるから初心者にもおすすめだね。でも、業者へ依頼したほうが安くて、結局は簡単に済む場合もあるからね。
とりあえずは無料のものを試したいなぁ。
そんなに焦らずに。安いホームページの作り方をいくつか教えてあげるから、選んでみなさい。
わかりました。できるだけ安くて、良いホームページを作れる方法がいいなぁ。

安いホームページ作成法
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10万円以下でできるホームページの作り方はこちら

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「できるだけ安くて良いホームページを作りたい!」。限られた予算の範囲で可能な限り高品質なホームページが欲しいのは、これからホームページ作成を進めていこうとしている全員が願っていることです。

特に個人事業や店舗経営のような、小〜中規模のビジネスの場合は予算が10万円にも満たないという場合も多いです。サークルのような非営利の組織も、予算に余裕がないケースが多いでしょう。

そんな、予算10万円で、安くホームページを作れる方法を考えてみました。

自分で作る場合

自分で作れば、もちろん制作費はかかりません。しかしホームページを作成するためにはお金だけでなく専門的な技術と知識が必要です。

技術的には、基本技術の「HTML+CSS」が必要で、よりデザインや機能にこだわりたければ「php」や「JavasSript」という高度なプログラミングスキルも欲しいです。

また、写真やイラストなどを合成したり編集する技術も必要ですし、伝わりやすい文章を書くためのライティングテクニックや、刺さる売り文句を考えるキャッチコピーのセンスも必要ですね。

知識としては、SEOやマーケティングが必要不可欠です。見栄えのよいホームページはたくさんありますが、実際に事業に役立っているかは「デザインが良い」とは別の話です。デザインの質とともに、お客様をホームページへ集めて、その後売り上げへと転換させる機能がホームページになければなりません。

こうして考えてみると、ホームページを自分で作る場合は、お金以外に様々な能力が求められることがわかります。これらすべてを学習するため、本を買ったり、セミナーへ通えば、お金と手間が発生し、時間もかかります。

自作すれば無料だという考えは、少し浅はかなことかもしれませんね。結局、業者へ依頼したほうがお金も手間も安くついたという成功か失敗かわからない体験談も多いです。

もともと「ものづくり」を楽しめるかどうかということも重要です。ホームページを作る過程での努力を楽しめるかどうか、制作にかかるお金や時間と一緒に、自分の才能や性格なども検討材料に入れて、ホームページの作り方を選んだほうがいいでしょう。

無料もあり レンタルホームページ

最初に紹介する方法は、ホームページスペースをレンタルできるサービスです。

普段ネットサーフィンに利用しているアプリのことを「ブラウザ」といいます。ウィンドウズならインターネットエクスプローラー、マックならサファリが標準で搭載されてますね。最近はChrome(クローム)がシェアを広げています。

このようなブラウザからホームページを作成できるサービスがレンタルホームページです。特別なソフトを購入する必要はなく、登録さえ済ませれば、素人同然の初心者でも気軽にホームページのデザインにチャレンジできます

利用者が多く人気の高いサービスを二種類紹介しておきます。

ホームページ作成サービス「グーペ」

STRIKINGLY:おしゃれなホームページ作成

グーぺは、店舗向けのホームページ作成サービスです。飲食店や美容室、エステサロンなどお店のホームページに必要な機能が揃っています。

Strikinglyを利用すればスマホ向けのサイトが簡単に作れます。今PC用のホームページをすでに持っていて、簡単でいいから、スマホ向けのサイトが欲しいという方へおすすめです。

このようなウェブサイトビルダーのもう一つの利点は、サーバーの設定が不要なことです。通常、ホームページを公開するにはレンタルサーバーが必要です。レンタルサーバーの選定や設定などは初心者がいつも悩むところです。その点も任せられるのは安心ですね。

ホームページ作成ソフト

ブラウザからではなく、手元のパソコンへインストールして使うタイプのホームページ作成をソフトがあります。

「ホームページビルダー」という名称を聞いたことがあるでしょう。ホームページ作成ソフトとして老舗で、他に代表的なソフトは「Dreamweaver(ドリームウィーバー)」をあげられます。

ホームページビルダーの特徴は、その「親しみやすさ」でしょう。まさに名称が表すとおり、ホームページを作成していくため必要不可欠な機能だけを厳選し、初心者でも操作しやすいような工夫が随所にされています。

一方のDreamweaverは、プロの現場でもよく利用されているソフトです。制作側の高度な技術を発揮しやすい操作性が自慢です。初心者にとっては難しすぎるかもしれませんね。

ホームページビルダーはこちらで購入できます
Adobe Dreamweaver CS5 日本語版 学生・教職員個人版はこちらで購入できます

ホームページビルダーが趣味でホームページ作りを楽しんでいる方をも対象しているのに対して、Dreamweaverはプロ志向といえます。しかし、両方とも、最初にソフトの使い方を習得する必要があるところは同じです。難しいのは、ソフトの使い方に慣れたからといって、おしゃれなデザインのホームページを作れるかといえば、そうではないところです。

普段、よく見ているデザイン性が高いホームページを目指す途中は、技術的にも自身のセンスに関しても、思い通りにならない苦難がたくさんあります。ソフトを利用して、できるだけ簡単におしゃれなデザインを実現したい場合は、次に紹介するHTMLテンプレートも併用したほうがいいかもしれません。

HTMLテンプレート

HTMLテンプレートは、ホームページのデザインと機能が一緒にまとめられたデータです。無料/有料で配布されていて、なかには「これが無料なの?」とびっくりするくらい質が高いものもあります。

HTMLテンプレートを土台として、文章や写真を入れ替えていく方法にすれば、時間的にも短縮できてデザイン性が高いホームページを作れます

注意したいのは、セキュリティです。HTMLテンプレートに悪質なウイルスが隠されている場合があります。心配な方は、信頼できるサイトで配布されているHTMLテンプレートを利用しましょう。有料だからといって完全にリスクがなくなるわけではないですが、無料のものと比較すれば、やはり有料のほうが安心できると思います。

Envato Market:高品質テンプレートがたくさん

WordPress

WordPressは無料で配布されているソフトです。レンタルサーバーへインストールする形で使用し、ホームページ全体の仕組みとして動きます。

「使いこなす」ということを考えると今までの方法よりぐんと難易度があがります。しかし、インストールから初期設定までなんとか済ませれられば、「ブログ感覚でページを更新していける」、「プラグインによって自由自在に機能を追加していける」というWordPressの強力な利点を活かしたホームページ作りが可能です。「テーマ」と呼ばれる方法で、デザインも気軽にいろいろなパターンを試せます。

奥が深く、技術的なハードルも高いですが、のめりこむ味わいがあるホームページの作成法です。

WordPressは利用者が多いので、困ったことがあってもネットで検索すれば必ず答えが見つかります。その一方で、セキュリティへのリスクを高めています。利用者が多いところを狙って、悪質な攻撃を受けるリスクがあります。最初にある程度WordPressのセキュリティについて調べてみてから始めたほうが、あとの大きな失敗を避けられるでしょう。

WordPressのダウンロードはこちらから

業者へ依頼する場合

ここからは自作ではなく専門の制作業者へ依頼する方法を比較します。

初心者が時間と手間をかけて自分でホームページを作成した場合、なかなか趣味を超える完成度になることはありません。特定の商品だけをアピールするコンパクトなサイトのような、ある目的に絞ったホームページなら、最近は10万円以下でも満足できるホームページを作ってくれる業者が増えています。

初期費用が無料のHP作成業者

初期費用が無料の制作業者を利用すれば、最初にまとまったお金が必要なくなります。大きな予算を確保せずに済むので、経理に話が通しやすかったりと、作成計画を動かしやすいかもしれませんね。

しかし、毎月積み重なる月額料金を無視することはできません。初期費用が無料の業者は、月額管理費が発生する場合がほとんどです。

月額管理費は業者にサーバーやホームページの状態を管理してもらうための料金です。といっても、多くの業者ではとくに何か特別なサポートを期待できるわけではなく、料金は単にホームページのデータを維持してもらうためとして回収されます。

しかし、月額管理費には、サーバーの維持費も含まれています。サーバのトラブルは、わりと生じやすい問題です。初心者では解決できないトラブルであることも多いです。そんな面倒は誰かに預けておきたいと願う初心者は、月額料金は必要経費だと考えるべきでしょう。

月額無料の格安ホームページ

サーバーの管理を自分でする覚悟があれば年間12万円の節約を導きます。

初期費用が10万円以下の業者はわりと多く見つかります。ほとんどは、テンプレートからデザインを選択する方法で作成を進める業者ばかりですが、お客さんの要望を聞き入れながら、オリジナルデザインを実現してくれる業者もいます。

「安い=悪い」になりがちな、この業界ですが、その理由は「タイムイズマネー」だからです。「人件費 x 制作期間」で制作料金を掲載んします。制作にかけられる時間が多いほど、クオリティの追求が可能なのは仕方ありません。

しかし、独自の方法で制作作業の効率化に成功し、短期間で質の高いホームページの納品を実現している業者もいます。制作実績を覗けば、制作業者のレベルを推測できます。お問い合わせ/お申し込みの前に必要不可欠な確認です。

フリーランスのウェブデザイナー

会社組織の制作業者よりも、親しみやすく、お値段も若干お得感のあるのがフリーランスのウェブデザイナーです。個人で活動されているので、小回りがきき、ちょっとしたわがままにも付き合ってくれる傾向があります。

しかし、技術的には「デザイナーならデザインだけ」と専業分野には詳しいのですが、他の技術やノウハウに関しては素人同然ということもあります。各技術を担当する専門家を揃えチームで制作を進める会社組織の業者と違う点です。

とはいえ、個人対個人対のお付き合いは、互いの仲間意識を高めます。小さな相談でも親身に対応してくれるフリーランスは多く、一緒に良いものを作っていくという過程を依頼側も味わえます。できあがったホームページにさらにいっそう愛着がわきます。

検索にヒットしない。SEO対策をしてるのになぜなんですか?

「SEOは魔法」だと多くの人が勘違いしているね。
え?
SEOは魔法じゃないよ。これをすれば必ず検索にヒットするという方法のことじゃないんだ。
え、SEOは検索結果の表示順位をアップさせるための技術なんですよね?
確かにSEOは検索エンジンからのアクセスを増やす方法のこと。でも、たった一つのテクニックだけを取り上げてSEOと呼ぶわけではないんだよ。
へー、わかったような、わからないような。業者も存在しているくらいだから、「SEO=検索順位アップ術」のことだと思ってました。
そうではなく、検索経由のアクセスを増やすための取り組みや考え方をまとめてSEOというんだ。

SEOは魔法じゃない。
詳しく解説しましょう!

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SEO対策とは

まずSEOの語源から解説します。SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字3つを組み合わせた語です。日本語でいうと「検索エンジン最適化」と訳せます。

検索エンジン最適化ですから、あえて「対策」という語を付け加える必要はない気がします。検索エンジン最適化対策は日本語として違和感が…そういうわけで本記事では「SEO」で進めていきますね。

さて語源を明らかにしたところで、これからは具体的に「SEOってどんなことをするの?」について説明していきたいと思います。

SEOは、検索経由のアクセスを増やすための取り組みのことです。

ほとんどのウェブサイトにとって、メインの集客経路は検索エンジンです。一般的な企業のサイトや店舗のホームページなら、アクセスの8割は検索経由になるはずです。

最近はfacebookやtwitterなど、口コミが広がりやすいSNSを集客ツールに利用することがあります。お金を払ってアクセスを得る広告もありますね。

しかし、ほとんどの場合、検索エンジンを無視して、アクセスアップの実現は不可能です。検索へ引っかからないウェブサイトやウェブページは、「存在していないのと同じ」といってもいいくらいです。

せっかくお金をかけて作成したウェブサイトが存在していないなんて…悲しすぎます。そんな悲劇を避けるためには、SEOについて勉強しておきましょう。

検索にヒットする仕組み

検索へヒットするかどうか、また、検索順位を決定しているのは「Google」です。

SEOを勉強するとき、最初に知るべきなのは検索エンジンの仕組みです。検索エンジンの仕組みを知らなければ、対策を練ることはできませんよね。

いま日本でもっとも重要な検索エンジンはGoogleです。もし、あなたがYahoo!を利用していてもGoogleを無視することはできません。なぜならYahoo!の検索結果もGoogleが決めているからです

つまり、Googleの働きを理解しない限り、検索結果を制することはできません。検索マーケットにおいてGoogleは、もはや神と呼べる存在なんです。

Googleの働きはこうです。

Googleは常にネット上に存在するウェブサイトの情報を収集しています。実際に収集しているのはロボットと呼ばれるプログラムです。

ネット上のウェブサイトは互いにリンクしあいながら存在します。そのリンクを辿ってロボットはウェブサイトのデータを集めます。

集めたデータはGoogleのデータ保管庫に蓄積されます。この「収集→蓄積」の作業をインデックスと呼びます。検索の対象になるのは、常にこのインデックスされたデータです。

会社名や住所など自分のサイトを特定できるはずのキーワードで検索してもヒットしないことがあります。そんなときは、インデックスされていないことを疑いましょう。ロボットがまだサイトにたどり着いてない可能性があります。

ロボットに早く来てもらう方法がいくつかあります。グーグルウェブマスターツール(Google Search Console)へ登録して、サイトマップの申請やFetch as Googleなどです。サイトを公開してしばらく経つのに、どんなキーワードを試してみてもヒットしない場合は、試してみましょう。

検索エンジンのデータの集め方はわかりました。このデータを対象に検索が行われることもわかりましたね。つまりインデックスが検索へヒットするときの最低条件です

それでは、検索順位はどうやって決まっているのでしょうか? 答えは、Googleのサイト評価システムによって決まっています。

検索エンジンは、インデックスされたサイトを一瞬で比較する能力をもちます。検索利用者(以下、ユーザー)が検索ボックスへ入力したキーワードを瞬時に理解し、そのキーワードともっとも関連性が高いと評価したサイトから順番に上から下へと並べます。

あなたのサイトが検索上位に表示されないのは、Googleによる評価が低いからです。検索結果はGoogleによる評価の順です。検索順位を上げるにはGoogleによる評価を上げればいいわけです。。

過去のSEO

では、どうすればGoogleから評価してもらえるの? それが一言で答えられないところにSEOの難しさがあります。

ネットを検索すると、いろいろなSEOの方法が出てきます。その中にはもう時代遅れのテクニックも多く、逆効果を招く手法も見当たります。以下が例です。いま最新のSEOを理解するためにも、過去の遺物を振り返ってみます。

前半1~5は「キーワード調整」、後半6~8は「被リンク対策」といっていいでしょう。

複雑なテクニックは他にももっとあげられますが、初心者でも実践しやすく効果があると信じられていたのは、このようなキーワードとリンクに対するテクニックでした。

キーワード調整。サイト内で無理やり色々なキーワードの露出を増やすことで、検索へのヒット率をあげようとします。詰め込んだキーワードのせいで文脈がまったく通じないタイトルや説明文ができあがります。ひどいケースでは、背景色と同じ文字色でキーワードを羅列する方法です。それでも、キーワードの露出を増やせば、検索へヒットするからと実践されていたテクニックです。

外部のサイトから自サイトへのリンクを増やすための対策が「被リンク対策」です。互いにリンクしあえる仲間を募集するのがもっともハードルが低い方法でした。有料サービスへ登録して何千本もの被リンクをお金と引き替え獲得する方法もありました。被リンクの数が多いほど、検索上位を実現できると信じられていたからです。

確かにキーワード調整と被リンク対策に効果があった時代がありました。しかし、今はもう通用しません。なぜなら、Googleが人間的にウェブサイトを評価するようになったからです。

現在のSEO

いま、検索上位表示へもっとも重要な要素は「コンテンツの質」だといわれています。コンテンツとは「中身」や「内容」という意味です。小手先のテクニックに走るよりも、中身を磨き上げることが重要なんだよということです。

Googleは強い方針を掲げています。検索サービスは検索者のためにあるべきだ。検索者が検索した結果に対して常に満足できるサービスを目指して、Googleはいつも検索の仕組みを改良してます。

例えば、予定している北海道への旅行。おいしいラーメン屋を発掘しようと検索します。結果、沖縄のパイナップル畑ばかりがヒットするようなサービスは、Googleの理念に反しますし、利用者にとっても迷惑です。

いまでは、ここまで関連性のないページが検索結果に並ぶことはありません。でも、わりと近い昔、先ほどあげた過去のテクニックによって、検索結果があまりあてにならない時代がありました。Googleが、検索システムの改善に挑戦しつづけてきたからこそ、いまのような精度の高い検索サービスができあがりました。そして、その挑戦はこれからも続きます。

SEOについて少し詳しく調べたことのある人なら「アルゴリズム」や「パンダ/ペンギンアップデート」のような言葉を聞いたことがあるかもしれません。

アルゴリズムは「検索の仕組み」を表す言葉です。アップデートとは改良のことで、パンダやペンギンはアップデート時のニックネームです。Googleは、アルゴリズムを日頃から改良し、そして、ときに大きく検索順位を変動すさせるアップデートを行います。

検索結果が不自然に操作されることを防ぎ、検索の仕組みをより人間的な判断ページが近づけるため。すべて、検索者にとっての便利さを追求するためです。

そこでサイト運営者が考えるべきことが「コンテンツの質」だということに結論づきます。

タイトルや文中にキーワードを詰め込むことが、検索者を満足させることにつがなるでしょうか。自作自演で増やすリンクはGoogleを騙す手法だといえないでしょうか。このような小手先のテクニックに走るのは、時代遅れで、Googleが目指す未来へ反する動きです。

重要なのは検索者の方を向いてコンテンツを作ることです。それがGoogleからの評価を得るための正しい方向です。検索者を満足させることを地道に続けていけば、Googleからの評価も自然に高まります。

ブラックSEO

いくらGoogleが日々の改良を重ねて、人間に近い評価力を身につけてきたとしても、やっぱり機械が検索を動かしているのは事実です。

その機械的な仕組みの隙を付く、巧妙なSEOのテクニックがあります。どこからどこまでという線引きが難しいですが、Googleを欺き高評価を得ようとするSEOをブラックSEOと呼びます。

悲しいことに初心者ほどブラックSEOへ走ろうとします。地道に取り組むことを嫌い、成功への近道を手に入れようとするからです。

でも、ブラックSEOは諸刃の剣です。効果を得られたとしても短命であることが多く、場合によっては検索結果からの追放という結果を招くこともあります。リスクに対する効果のほどをよく理解していないうちは手を出さず、素直に正攻法のSEOを勉強しましょう。

初心者でも理解しやすいSEOのガイドブックをGoogle自身が配布しています。時代が変わってもGoogleの方針は同じです。先にGoogleの手引きを読んでおくと、このあとの方向性を誤ることはないでしょう。

縦長ページ「ランディングページ」の違い。メリット・デメリットとは?

ランディングページのメリットは、形に現れているよ。普通のサイトと違って、縦長だから上から順番に物語を語るように情報を配置できるだろ。
上から下に。確かにストーリー性がありますね。
ストーリに沿って商品やサービスを売り込めば、自然と読者は引き込まれるんだ。ページをスクロールしているうちに購買意欲が刺激されるんだよ。
でも、ストーリーを考えるのは難しそう。
そうだね。方向性を誤れば、全然説得力のないページに仕上がってしまう。それがランディングページのデメリットの一つ。でもね、
でも?
ランディングページは実験が簡単なんだ。上から下への順番を入れ替えるだけでも、いろいろなパターンを試せるだろ?。
確かに情報を見せる順番で読者の気持ちの変化は大きく変わる気がします。
そう。うまくいかなかったら、改善すればいいだけ。いろいろなパターンを試しやすいランディングページは、特定の商品やサービスに絞って売り込むのにはベストな方法なんだよ。
なるほど。ランディングページのメリットとデメリットが少しわかった気がします!

ランディングページのメリット/デメリットを詳しく解説

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ランディングページ(LP)とは?

実はランディングページには二つの意味があります。

今回は2つめの「縦長ページ」について取り上げていますが、少しだけ「着陸ページ」のほうにも触れて、違いを説明しておきます。

普通ウェブサイトは複数のページで構成されてますよね。トップページだけが、サイトへの訪問者(以外、ユーザー)が最初に見るページではありません。

たまたま検索にヒットしたページやSNSでシェアされたページ、どのページでもユーザーが最初に見るページになりえます。このユーザーがサイト訪問時に「最初に見たページ」が「最初に着陸したページ」という意味で「ランディングページ」という言葉が使われます。

ランディングページ(到着ページ)

そして今回の「縦長ページ」。文字通り、縦に長いページでスクロールすることでページ末尾まで読み進められます。

縦長ページ

縦長という特徴の他には、デザイン面でこのようなところに一般的なWebサイトのページと違いが見られます。

これは縦長ページが、たったひとつの商品やサービスを売り込むことを目的にしているからです。他のページへのリンクなど余計な情報は徹底的に排除した結果です。

写真やイラストを大胆に利用し視覚的に商品・サービスの特徴を訴えます。購買意欲をかきたてるキャッチコピーも目につきやすく派手な装飾を施します。そして最終的に売り上げが発生するボタンをクリックさせます。ユーザーの気を散らさず、まっすぐ売り上げへ導くためのデザインです。

ランディングページの目的

ランディングページの目的は、「売上を発生させる」。これ以外にありません。

ユーザーへ伝えたい情報を上から下へ順番に配置します。画面をスクロールしているうちに、ユーザーは情報を吸収し、購買意欲を刺激されます。そして最終的に画面に用意された「購入ボタン」をクリックします。

購入ボタンは「メルマガ登録」や「無料見積もり」の場合もあります。どんな場合でも、ランディングページの目的はブレていません。売上を発生させるためにユーザーを「落とす」。これがランディングページの目的です。

ランディングページのメリット

ランディングページのメリットは「改善しやすい」ことがあげられます。

通常のウェブサイトと比較してみましょう。仮にユーザーから資料請求をしてもらうためのサイトだとします。サイト内には50ページほど存在します。「もっと資料請求の数を増やしたい」。でも、どのページから手をつけていけばいいのでしょうか。何をすればいいのか、改善方法の走り出しから迷ってしまいます。

これに比較して、ランディングページはシンプルです。1枚で完結し、情報は一方向で上から下に流れています。どこから改善していくか検討しやすいはずです。

ランディングページのページ数は1枚。ブロックを並べるように上から下へ情報を配置します。その順番でユーザーは情報を獲得します。ブロックの並び方を変えてみる、特定のブロックに注目して、画像の使い方やキャッチコピーをアレンジしてみる、具体的な改善の方法を考えやすく試しやすいと思いませんか?

abテスト

ABテストというサイトを改善する代表的な方法があります。AとBで二種類のパターンを用意して、どちらの反応が優れているのかを計測します。結果、優れているほうを残します。テストを繰り返すにしたがい、最善のパターンが生まれます。

数十ページあるサイトではとても無理そうですが、このABテストもランディングページなら簡単に試せます。

ランディングページのデメリット

ランディングページのデメリットは、スペースが限られていることがあげられます。限られたスペースで商品・サービスの売りを伝えきるには、高度なテクニックが求められます。

ざっとあげるだけで、このように一般の方では不慣れなスキルが必要です。デザインセンス、マーケティングの知識、ユーザー目線など、さまざまなテクニックを駆使しなければ、最大の効果を発揮するランディングページの実現は難しいといえます。

ランディングページへの集客方法

ランディングページの集客はSEOよりもリスティング広告のほうが向いています。SEOよりリスティング広告のほうが、ターゲットを狙い定めやすいからです。

リスティング広告は、予算の条件さえクリアできれば、指定したキーワードで確実に集客できます。ランディングページを見せたい相手に確実に見せられることを意味しています。

ランディングページは、不特定多数へ見せるためのページではありません。ターゲットを絞り、ターゲットが求める情報、あるいは、ターゲットを落とせる情報だけを掲載したページです。

SEOの場合は、集客できるターゲットが幅広くなりがちです。メインキーワードから派生する、さまざまなキーワードによるアクセスがあるはずです。想定以外のキーワードからのアクセスは、ランディングページの成績を測る上で邪魔になります。

そもそも見せる対象が絞られたランディングページ。うまくいっているかどうかを測るには、見せたい相手からの反応だけを頼りにするべきです。想定外のアクセスをもとに改善方法を練るのは誤った方向へ進む原因になります。

当然、狙い通りのキーワードでSEOに成功しているなら文句はないのですが、1枚ページで画像も多くなりがちのランディングページはSEOの効果が現れにくいという弱点もあります。

リスティング広告で集客しながら、さらに売れるランディングページへと育てていくのが、もっともランディングページらしい利用法です。

ランディングページの参考サイト

ランディングページ集めました

ランディングページのデザインを集めているギャラリーサイトがいくつかあります。

ランディングページ集めました。
ランディングページデザインリンク集

デザインの良さを参考にするのはもちろんですが、ストーリーの語り方にも目を向けてみましょう。ストーリーの語り方とは「情報を配置する順番」のことです。ユーザー側の立場でページをスクロールしてみましょう。購買意欲が刺激されるページに出会うはずです。見つけられたら、「なぜ、買いたくなったのか?」、その原因を分析して真似するところから始めてみましょう。

ランディングページ作成料金の目安

ひと昔前は50万円以下でも珍しかったランディングページの作成料金ですが、最近は予算に余裕がない方でも手を出しやすい価格になってきています。相場は「5万円〜」でも、良質なデザインで作成してくれる業者を見つけられます。

しかし、上でも触れましたが、ランディングページの成果はデザイン性だけでは決まりません。ユーザーを落とすための説得力や安心感をデザインへ反映させる技術が作成側に求められます。

低価格な作成業者のほとんどは、デザイン業へ特化しています。要望通りに美しいデザインで作成してくれますが、マーケティング寄りの提案はあまり期待できません。低価格な業者を利用するときは、自分自身でもよく勉強してみることをおすすめします。ランディングページについて詳しく書かれた記事は検索すればたくさん見つかります。

ランディングページを作成できる無料サービス

無料ホームページ作成:WIX

業者を頼らずともランディングページを無料で作成できるサービスもあります。どんなタイプのサイトでも、完成後どのように運営していくのかが問われます。作成後、放置したままのサイトが売上へ貢献することはありません。

ランディングページのメリットは、効果測定が簡単なこと、気軽に改善できること、です。自分で作成し、改善の工夫を繰り返し加えていくのも、いい方法です。

制作スケジュールについて

オールイットの営業スケジュールは以下の通りでございます。

平日午前の始業時(11:00)と平日午後の始業時(13:00)にメールを確認します。
それまでに確認ができましたメールに関してましてはその日のうちに、
それ以後に届けられましたメールに関してましては翌日(翌日が土日祝日の場合はそれ明け) にご対応させていただいております。

もちろん、それ以外の時間についても、できる限り柔軟にご対応させていただきたいと思っておりますが、
どうしてもその日の業務の量や質しだいでご対応いたしかねる場合がございますので、
基本的には上記スケジュールによって制作が進行されるとお考えください。

もし、緊急の場合はメール最下部記載の携帯までご連絡していただいて構いません。
ただし、お電話による修正や制作のご依頼につきましてもすぐに作業に着手できるかどうかは、
その日の業務の量と質に依存しますので、あらかじめご了承ください。

なお、お電話でのご連絡についてですが、
お客様との打合せ中のためや外出時や移動時には、出られないということもございます。
電話に出られないときは、できる限り早く折り返しのご連絡を差し上げようと努めていますが、
通信状況やその他の理由でご連絡できない場合もございます。
小さな事務所ですので、専用のサポートデスクをご用意できず、ご迷惑をおかけすることもございますが、
何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

制作作業は、平日に進めていくことになりますので、納期をお考えの際はご注意ください。
※上記はあくまで基本です。その日の業務量によって、ご対応に遅れが生じる場合もございます。あらかじめご了承ください。
もちろん、逆にいわゆる暇な日や時期には制作進行のペースが早まり納期が早まる場合もございますが、
それはあくまで例外で、早く進められてラッキー、ぐらいにお考えいただければ幸いです。

以上になりますが、営業スケジュールにつきましてご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。